GC-MSでは感度が常に変化するといいますが、なぜなんでしょうか。だからこそ内部標準物質を
使用するということはわかるのですが、そもそもなぜ、どういった原理で感度が変動しやすいというのでしょう?
よろしくお願い致します。

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A 回答 (3件)

rei00 です。



MiJun さんがお書きの「Chemical Reviews」は Volume 101, Issue 2 (February 14, 2001) ですね。「FRONTIERS IN MASS SPECTROMETRY」との副題の特集になっています。個々の総説のタイトルなどは参考 URL のペ-ジを御覧下さい。

ただ,ご質問の内容に対してはこれらは専門的すぎるような気がします。


で,なぜ感度が常に変化するかですが,これは感度が変化するというよりは,イオン化効率が変化するといった方が正確です。

GC-MS との事ですから,イオン化法は EI(電子衝撃イオン化)か CI(化学イオン化)と考えて以下回答します。

これらのイオン化の機構は,MiJun さんがお示しの関連質問(QNo.70359)中で私が紹介した成書などを御覧いただいた方が良いのですが。簡単にいいますと,EI では電子を試料にぶつけて試料中の分子の電子を1個弾き飛ばします。また,CI では電子を反応ガスにぶつけてイオン化し,ここで出来たイオン(カチオン)と試料中の分子を反応させてイオン化します。

この様に,いづれの場合も MS の測定は分子そのものの性質を測定しているのではなく,分子に何らかの反応を起こさせた結果を測定しているわけです。

ここで,この反応の起こる程度(これがイオン化効率です)を規定している要因が解明されていないため,そのコントロ-ルはできません。したがって,測定の度にイオン化効率は異なってしまうのです。


いかがでしょうか。必要でしたら補足下さい。

参考URL:http://pubs.acs.org/subscribe/journals/chreay/jt …
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この回答へのお礼

 納得できました。なぜ、そんな変動の多い機械をつくったんだとか思ってたら、そもそもそのイオン化効率とやらの要因が解明されてなかったのですか!いろんな本をみたんですがこの基本的?なところが結構、書いてないので(私の調べる限り)、困ってました。 ありがとうございました。

お礼日時:2001/05/14 18:16

MiJunです。


追加(?)情報です。
Chemical Review Vol.?No.?、2001
でMSの特集が組まれてます。

ご参考まで。
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この回答へのお礼

 またまたありがとうございます。運良く?大学の図書館にこの雑誌がありました。しかし、英語…気合でがんばります。

お礼日時:2001/05/14 18:11

直接的な回答ではありませんが、以下の参考URLサイトに関連質問の回答があります。


「EIMS(低分解能、高分解能)、GC/MS,(CIMS)」
http://www.jpo.go.jp/ryutu/map/ippan12/2/2-2-1.htm
(パテントマップ:GC-MSの課題と解決法)

さらに、以下の参考URLサイトに関連質問の回答があります。
http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=70359
この中でrei00さんが紹介されている成書等にあたられては如何でしょうか?

あるいはTOPページで「質量分析」と入れて検索するとHitしますので参考にして下さい。

ご参考まで。

参考URL:http://www.jeol.co.jp/Technical/AI/MS/MS-Technic …
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この回答へのお礼

情報ありがとうございました。さっそく、みてみようと思います。

お礼日時:2001/05/13 13:59

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サンプリングした試料中のダイオキシンが、
抽出操作中に揮発していないかどうかを確認するための内部標準であるようです。
具体的には2,3,7,8-TCDDを被検物質として分析する場合、
毒性が低めの13C標識した1,2,3,4-TCDDを採取した試料に加えて抽出操作を行い、
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