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「私は、」の「は」と「わに」の「わ」。両方「wa」と読みますよね?何故、「私は、」の「は」は「わ」じゃないのか分かる方、教えてください。読み方が同じなのに字が違うのは、意味があるんでしょうか。「~さんへ」の「へ」と「え」、「を」と「お」も同じく疑問です。何故使い分ける必要があるのか、発音が同じで問題が無いのだから、文字として理由があると思うのですが・・・。

A 回答 (6件)

zerounoさんのご質問に便乗させて下さい。

すみません。
私も気になっていたんですが、「は」の発音、[ha]は元々[fa]に近い発音だった?だとしたら係助詞として使う「は」の発音も元来は違っていた?
たとえば「が・ぎ・ぐ・げ・ご」 「私が」と「がびょう」の「が」の発音や「ごご」と「ごはん」の「ご」「を」と「お」などを綺麗に?使い分ける人はまだいます。柳田国男氏?の「古語は辺境に残る」?説で説明がつくのなら、何を[wo]隠そう辺境に生まれ住む私も使い分けの残党です。
だからこそ?気になるのですが、「は」「わ」、「へ」「え」など、もし発音が異なっていたとしたら、どこかの方言やもしくはネイティブに使い分けてる方ってまだいらっしゃるのでしょうか?
 飛躍すれば、五十音、「を」の扱いによっては発音は49、私の普通に使う発音は60~65位?、実際は現在どのくらいの発音数が日本語にはあるのでしょうか?タダ単純に気になってます。

 zerounoのさんの疑問へのお答えにも繋がるような気がして便乗させていただきました。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2001/05/13 16:04

たしか、歴史的な理由だけだったと思います。



これは「てにをは」だけに見られることではなく、
長音でも見られることです。

  表記        発音
--------------------
 オオキイ(大きい) オーキー
 オウサマ(王様)  オーサマ

などの表記です。
(それから、ズとヅ、ジとヂなどもそうですね)

いわゆる「現代かなづかい」を決めた当時の
国語審議会の方針が、こうだったわけですが、

不徹底と言えば、そうも言えるでしょうし、
一方では、伝統を大切にした、というような評価も
できるかもしれません(...?)。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2001/05/13 16:06

>私も気になっていたんですが、「は」の発音、[ha]は元々[fa]に近い発音だった?



「は・ひ・ふ・へ・ほ」はかつて[pa・pi・pu・pe・po]でした。
ということは「はは」は[パパ]だった?
「は」が[fa]に近い音だったのは[pa]から[ha]へと移行する
途中だったと思います。
現在の[pa・pi・pu・pe・po]はあとから復活したものです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2001/05/13 16:10

教えてgooNo.74352 「質問:こんにちは?こんにちわ?どっち?質問者:」がありますので,それを参考にしてください。

戦前までは歴史的かな遣いで。古文を習ったような仮名遣いをしていましたが,仮名の音と文字とのずれが生じてきましたので,
「現代かな遣い」という事を決めました。そのときに例外事項として助詞「は」「を」「へ」を残したのです。下記を参考に例を私は示していますので,ご覧ください。 

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=74352
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2001/05/13 16:12

今でこそ格助詞の「は」はwaと発音しますが、元は異なる音だったと


いうことですね。これには、後柏原天皇作と言われるなぞなぞが有名です。
「母には再び逢ひたれども父には一度も逢はず」
答えは「くちびる」というものですが、したがって「はは」は「ぱぱ」もしく
は「ふぁふぁ」に近い音として発音されていたことがわかります。

もちろん「今はもう違いがないのだから、いいじゃないか」という議論も
今後あっていいと思いますが、少なくとも現時点ではその昔のなごりが
残っているということです。

ちなみに、同じ表記をするが、我々は厳密には違う発音をしているものも
結構あります。たしかにdomaldさんがおっしゃるように方言にはその特徴が
強く観察されますが、そうでなくても、「株式会社」の「が」と「窓ガラス」
の「が」は違った発音をする人が多いですね。少なくともアナウンサー辞典な
どではそうなってます(前者が鼻濁音)。
他に、「ん」も、表記がひとつだから日本語にはひとつしかないと思っている
人も多いかもしれませんが、実は我々、使い分けてます。
「あんぱん」「3枚」の「ん」は「m」で、
「あんた」「3人」の「ん」は、「n」で、
「あんこ」「3行」の「ん」は、「ng」と多くの人は発音しているんじゃない
でしょうか。

だから「別の表記にしろ!」と主張するのも乱暴で、つまり日本語は表記と発
音が一致していなければいけないというのはあくまで基本原則で、例外は結構
あるものだ、と考えたほうが良いのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2001/05/13 16:14

皆さんの言われるとおりですが、戦後の国語改革で、歴史的仮名遣いを廃したものの、「助詞」に関してはそのまま残したように認識しています、ただこれは「不徹底」というより、助詞と、名詞をはっきり分離できるという意味があったようです。

英文などでは単語と単語の間にはスペースを置きますが、日本文や中国文ではそのようなスペースは存在しませんからある意味合理的です。

句読点も旧い漢文などでは存在せず、あったとしても句点だけとかで、今のように整備されたのは明治以降です。読点もあるにはあったが、実際は殆ど使われておらず、江戸時代の本を原書で読むには慣れが必要です。

使われる「カナ」も江戸期までは全くバラバラでした。今も蕎麦屋の暖簾に「楚者」の草書が使われたり、「多ん古」(=だんご)などの表記が残っています。当て字なんかもザラです。書き順もメチャクチャ。ですから、カナや書き順をガタガタ言い始めたのは明治以降なんです。

artist0さんやHead_Syndicateの言われるように、音韻が「p->f->h」と変化してきたのは有名な話です。「百」という漢字音も
・中国マンダリン:b
・中国呉方言:p(確か)
・韓国朝鮮:p
・日本:h(p)
と変化してますね。

実はzerounoさんの「先駆者」がいるのです。「かい人21面相」です。彼らの脅迫状には、関西弁が使われ、助詞には「わ」、「お」、「え」使っていました。ある意味で革命的な出来事です。(彼らによる犯罪の善悪は別ですよ!!)
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この回答へのお礼

確かに「助詞」と「名詞」の区別として実際使い分けてますねぇ。納得。ありがとうございます。

お礼日時:2001/05/13 16:19

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