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パンセのような書き方がされている本というのはありませんかね?
幾何学的精神と繊細の精神や考える葦の文章みたいな感じがずーっと続いている感じを想定しています。


また、ああいった書き方というのはどういう文学でも書物でもいいのですが、どういった分類に属するのですか?
非常にあの書き方が気に入っていますので「少し遠いが似た雰囲気はある。」ぐらいのものでもぜひ読んでみたいと思っています。

カテゴリが違ったらすみません。

A 回答 (2件)

アフォリズムと言います。


日本大百科全書(小学館)より引用

aphorism

警句、箴言(しんげん)、金言。語源であるギリシア語のaphorismosは定義の意味で、ギリシアの医学者ヒポクラテスが、病気の診断、治療法を簡潔に述べたものをアフォリズムと初めてよんだ。有名な例は「人生は短く、人為は長く、機会は逃げやすく、実験は危険を伴い、論証はむずかしい。医師は正しと思うことをなすだけでなく、患者や看護人や外的状況に助けられることが必要である」であり、後世、始めの部分だけを普遍的な警句「芸術は長く、人生は短し」と改変したのである。こうしてアフォリズムは簡潔要を得た表現で人生の機微を写すものとなり、エピグラムや格言(プロバーブ)とさして変わらぬものとなった。しかし、言い伝えられてきた諺(ことわざ)や処世訓と異なり、作者独自の個性的な機知に富んだ表現であって、フランスのモラリストに愛好され、ラ・ロシュフコーやラ・ブリュイエールらによって優れた作品が生まれた。日本でも芥川龍之介(あくたがわりゅうのすけ)の『侏儒(しゅじゅ)の言葉』がよい例といえる。

(引用終わり)

というわけで、
ラ・ロシュフコー『ラ・ロシュフコー箴言集』
ラ・ブリュイエール『人さまざま』
芥川龍之介『侏儒(しゅじゅ)の言葉』
を挙げておきます。
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この回答へのお礼

書き方とかくとそういうふうに伝わってしまいましたか、パスカル特有の文章の響きに近いよね?という意味合いで何か紹介していただけませんかということでした。
一応パスカル研究家の前田陽一さんの本も読みましたし、調べましたし、そういったことはひと通りわかっています。

人さまざまや侏儒の言葉などは初めて聞きましたので少し調べてみようと思います。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/06/18 17:39

Wikipediaで「パンセ」を検索すると、モラリスト文学という表現がありました。

さらにリンクされている「モラリスト」のページに移動すると、次のような説明がなされていました。

モラリスト(仏: moraliste)とは、現実の人間を洞察し、人間の生き方を探求して、それを断章形式や箴言のような独特の非連続的な文章で綴り続けた人々のことで、特に16世紀から18世紀において活躍したモンテーニュ、ブレーズ・パスカル、ラ・ロシュフコー、ラ・ブリュイエール(フランス語版)などフランス語圏の思想家を指す事が多い。

内容に関してはよく知りませんが、ここで名前が出ている人の著作では、モンテーニュ「エセー」と「ラ・ロシュフコー箴言集」が有名です。

パンセ - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%B3% …

モラリスト - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%A9% …
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この回答へのお礼

書き方とかくとそういうふうに伝わってしまいましたか、パスカル特有の文章の響きに近いよね?という意味合いで何か紹介していただけませんかということでした。
一応パスカル研究家の前田陽一さんの本も読みましたし、調べましたし、そういったことはひと通りわかっています。

しかしエセーというのは前に見たっきり忘れてましたね。また購入を検討してみようかと思います。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/06/18 17:38

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