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横浜市南部に位置する典型的な住宅団地にある一戸建ての家なのですが、屋根材にカラーベストコロニアルを使っています。 築後20年ほどですが、雨漏り等のトラブルが全くありませんでしたので、今まで、屋根材の塗装は一度もしたことがありません。 (1)今後、塗装を施すべきでしょうか、それとも、このまま放置すべきでしょうか、 (2)それから、カラーベストコロニアルの寿命はどの程度を見込むのでしょうか、教えてください。   ちなみに、外壁(モルタル、リシン掻き落し)、破風、軒裏の各塗装は、7~8年ごとにやってきました。

A 回答 (1件)

こんにちわ。

改修の会社を経営しております。ご質問ですが・・・

 <<(1)今後、塗装を施すべきでしょうか、それとも、このまま放置すべきでしょうか、

屋根材(カラーベストコロニアル)石綿スレート板は、無機質系の材料ですので有機系に比較すると劣化速度は遅いものです。本来、コロニアル屋根はしたに防水層があり、これの不具合が起きない限りは雨もり(漏水)は起きません。このシートを保護する役目及び美観のため等の施されていますが、全くのノンメンテナンスは無いものと思います。確かに築後20年以上何も行っていないお宅もあります。
劣化としては、塗料が劣化してくると、水は通さないが、水分の浸透はありますので、凍結・融解の繰り返しや経年劣化のため割れ等が発生しやすくなります。通常は10年~15年で塗装等の改修を行っているのが現状ですので、改修の必要はありものと思います。

<< (2)それから、カラーベストコロニアルの寿命はどの程度を見込むのでしょうか、教えてください。 

これは、建物の立地条件や形態、方位等で差がでますが、何年という事(耐久年数)は、無責任な回答になりますので、微妙なところと思います。ただ、ノンメンテナンスで、25年程度は何も無かったというお宅もあります。

 kurosuke527様は、通常のメンテナンスも十分に行っておられるようですね。建物の屋根は建物の中では一番過酷な条件下にあります。言い換えれば一番にメンテナンスが必要な箇所でありますので、検討の余地は高いものと思います。
 最近はアクリルシリコーン系の塗材やセラミック系の塗料が多いものですが、遮熱塗料による改修も多くなってきました。美観の向上や室内の温度低下、屋根材の保護の点からは、必要でしょうね。
失礼致します。
 

 
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この回答へのお礼

懇切で明快なアドバイスに感謝いたします。 やはり、一度機会を見て専門の業者さんに診てもらう必要があるように思いました。 自宅は都市近郊の典型的な住宅団地ですので、絶えず業者の方が飛び込みで訪れまして、やれ、屋根を直せだとか、壁が傷んでいるとか、家が傾いているとか、縁の下に湿気が多いのではないかとか、下水管が詰まっているようだ、とか、まあ、いろいろなことを言ってきて、各業者さんとして、何とか仕事をとろうとしている姿が見え見えですので、信用してよいやらどうか、いつも迷っているわけです。
まあ、業者の方に診てもらうと、言うことはいつもきまっていて、すぐにでもやった方がよい、と言うに決まっているわけです。  私たち素人にとっては、家のメンテナンスの考え方、最近の技術動向などなど、家の手入れの本質を多少なりとも、専門の方々から教えていただきたいと願っているのですが、そのような点は、どうしても二の次になってしまうようで残念です。  このたびは、ありがとうございました。

お礼日時:2012/07/21 09:46

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