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一つの水槽で和金とコメットを飼っています。

7年ほど飼っているコメットの右目が、一ヶ月ほど前から白くブヨブヨした何かに覆われてしまっています。
これは何の病気で、どう治療すればいいのでしょうか?
また、元々その目は瞳の部分が銀色っぽく、正常な目とは少し異なっていましたが、今回の目の白濁と何か関係があるのでしょうか?

また、つい最近、和金の方も片目の透明な膜が白く濁ってきました。
病気が伝染してしまったのでしょうか?

まとまりのない内容で申し訳ありませんが、回答をお願いします。

A 回答 (1件)

恐らく「白濁眼」の可能性が高い。



白濁眼は、眼球表皮に細菌類が感染する病気です。
感染した細菌類を魚の免疫細胞が排除するために、白濁した大きな腫瘍が出来る病気です。
多くの場合、今後、眼球表皮が大きく出っ張ってきます。

原因は飼育環境の悪化。
・飼育水の汚れ。
・水温の急変。
・pHの低下。
一言で言うならば、水の汚れが主たる原因です。
今後は、マメな水替えと底砂掃除を行いましょう。
ただ、7年間も飼育しているとのお話。
毎日、水槽へ投入する餌は、細菌類に分解され最後の最後は酸性の滓になります。
この滓は、底砂の中に溜まります。
この水槽には、酸化物質が大量に底砂に溜まっているハズ。
金魚は、中性~弱アルカリ性を好むため、低pHでは調子を落とします。
そろそろ、底砂を交換する時期だと思います。
交換する底砂は金魚用と書かれたモノをオススメします。

白濁眼は、即、死に直結する病気ではありません。
通常、飼育環境を改善すれば、積極的な薬剤治療を行わなくても自然治癒します。
ですが、白濁度合いが進行し、デメキンのように大きく眼球が飛び出すと、何かに眼球をぶつけて、眼球を失う危険性があります。
眼球が真っ白に白濁し、腫瘍が大きくなる場合は、積極的な薬剤治療をオススメします。

白濁眼治療の今後の経過は、、、
・腫瘍が小さければ、長くても一ヶ月ほどで、白濁が改善し腫瘍も小さくなってきます。
・腫瘍が大きい場合、より一層白濁度合いを増し、場合によっては腫瘍が大きく出目金のようになることもありますが、二ヶ月程度で、ある日、突然、ボロッと白濁した主要部分が落ちて、中から正常な眼が現れ完治します。

白濁眼の薬剤治療は、
金魚のような塩耐性魚の場合は、0.5%塩水とオキソリン酸製剤による薬浴を一週間ほど行います。
オキソリン酸は濾過バクテリアや水草に被害の少ない薬剤ですから、直接本水槽で薬浴可能です。
白濁眼の魚が弱っていて食欲が無い場合、他の魚に虐められる可能性があるため隔離水槽で治療します。
治療完了後の水替えは、治療完了直後、7日目、10日目に水替え1/2を行い、薬剤と塩分を希釈すれば薬浴は完了です。

オキソリン酸製剤は、次の2種類です。
「グリーンFゴールドリキッド」
「パラザンD」

あまり良い写真がありませんが、下記を参照
http://www.kinhito.com/beginner/tosa07-2.html

注意
今後、飛び出した眼球の付け根に「血管の浮きだしや充血」が認められた場合は、「ポップアイ」別の病気です。
ポップアイはエロモナス菌が原因で、悪性の病気。
薬剤による積極的な治療が必要です。
ポップアイの薬剤、治療方法も、白濁眼と同様です。
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この回答へのお礼

詳しい回答をくださって大変参考になりました!
底砂、代えてみようと思います。
ありがとうございました!

お礼日時:2012/07/08 17:54

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