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大地の子を見ているのですが1960年代後半~1970年代の中国は人権もヘったくれもないです。今は大分良くなっていると思いますが、実際いきなり逮捕されたりするのですか?またそうなったときは外国人であっても暴力をふるわれたりいきなり裁判で死刑になるのですか?

A 回答 (4件)

 こんにちは。


現在は、下の方が書かれている通りで、文革の時代と同じような状況と言う事はありません。国外からの圧力も有り、特に天安門事件で国際的に孤立した苦い経験から、多少は国民の人権も尊重されるようになってきているようですが、日本やアメリカなどの民主国家に比べたらかなりレベルが低い状況だと思います。
 近年の経済発展に伴い、中国では治安が悪化し、凶悪犯罪も増えています。21世紀にもなるのに彼の国では山賊がバスを襲撃する事件が頻発したり、一族郎党・一つの村の住民が全て泥棒の村がいくつか有る
という話を聞いた事も有ります(ほとんど銀河鉄道999の世界みたいですね)。中東の国の辺境みたいに、中央政府の法や威光が効くのは幹線道路の上だけで、道を外れたら部族の定めが幅を利かす無法地帯、という程ひどくはありませんが、田舎に行くとそれに近い状況も多いみたいです。
中国政府は死刑を始め非常に重い罪で犯罪に向かい合っています。日本では刑罰は基本的に犯罪者に罪を償わせ、更正を目的とするという面が強いのですが、中国は死刑などの厳罰による抑止力で犯罪を押さえ込むという感じでしょうか?
 実際、中国では贈収賄や、禁止されているエロ本を販売したなんていう比較的軽い罪?で死刑になります。年間死刑執行される数は数千人とも言われ、10年ほど前は
は恐ろしい事に公開死刑を街のスタジアムとかでやっていたそうです。街中で首から「私はスリ犯人です」と書かれた数人の犯罪者が警察のトラックに載せられて街中を引きまわされている
所を私も見た事があります。ただ、それでも犯罪は増加しているみたいですね。
 日本人をはじめ、外国人は重い犯罪を現地で起こさない限り、外交問題になるのでいきなり死刑とかは無いと思いますが、警官の取り調べなどの末端になると、人権という意識があまり無いので
行きすぎた暴行などもあるかもしれませんね。
 なんだかおどろおどろしくなってしまいましたが、それでも中国は懐が広い国で、私はこの国に魅せられて何度も旅行しています。
yuka99さんも是非一度、大陸を訪れてみてください。
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こんにちは。

他の方がおっしゃっているように「大地の子」は日中戦争そして文革という、ある意味特殊な時代を描いたドラマなので、あれが中国の常態な訳ではありません。でも中国には日本の物差しでは理解不能な面白い部分が確かにたくさんありますね。
>いきなり裁判で死刑
ということは勿論ないですが、日本だと裁判に20年かかる場合も結構ありますよね。でも中国は裁判が始まるのも早ければ判決が出るのも早いんですよ。「えっ?こないだのあの事件もう判決出たの?」なんて事が多いです。
>外国人であっても暴力を振るわれたり
ドラマではどちらかというと、外国人(特に日本人)だからより積極的に暴力を振るわれていたのだと思いますが(^_^;)。現在はこんな事はあり得ないです。ただ最近若者の間で対日感情が悪化しているようなので、ちょっと悲しいですね。
>中国は人権もへったくれもない
私が中国で暮らしたのは90年代初めでしたが、その頃も時々こんな感じを受ける事はありました(笑)。汽車の駅に「血の教訓」と対処された横断幕がかかっていて、血まみれの人の顔写真が何枚も貼ってあったりして、写真の下には「列車に火薬(花火とか)を不正に持込み煙草の火が引火、爆発して死亡」とか書いてあったりして。そんなのを見ると「遺族の気持ちとか考えないのか?」とか考え込みましたね。後は「エイズに注意」というポスターにアフリカの留学生(男)がアメリカ人の彼女と手をつないでいる写真を勝手に使っていたりとか。(黒人差別激しいですから。それにしてもどうやって手に入れたのか?)ある日お昼ご飯をたべながらテレビを見ていたら麻薬の撲滅キャンペーン番組みたいのをやっていて、延々と薬の中断症状に悶える中毒患者の独房が映され、最後は麻薬密売人が市中を引き回されている映像で終わりました。
生活していると、「大陸的」というか「わからん・・・」と思う事は沢山ありました。唐突に「汽車賃200%値上げ」とか。でもそこが中国の魅力かも?
因みに文革の頃のお話でしたら、有名なところで『ワイルド・スワン』という小説や、『芙蓉鎮』という映画などがあります。どちらも悲惨な状況を同時代を生きた中国人が描いていますので、ごらんになっては如何でしょう?
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1960年代後半~1970年代の頃の中国は「文化大革命」と言う大きな時代の流れに翻弄されていた時期です。



紅青(「毛沢東」国家主席夫人)、張春橋、姚文元、王洪文等らの俗に言う「四人組」と呼ばれる毛沢東のブレーン達が、「古い思想や文化を打破し、その様な思想の持ち主を見つけ公開の自己批判させよう」と言う名目で、学生達を「紅衛兵」と言う名の実行部隊に仕立て、粛清狩りをさせたのでした。

実際の所は権力が脅かされつつあると懐疑心の強かった毛沢東が、「自分に忠誠的でない人物や資本主義思想に染まっている物達を摘発する」為に仕掛けた、粛清でした。

政権上層部の幹部はもとより、一般市民も巻き込まれ逮捕・投獄され、ありもしない罪状を突きつけられ罵倒の嵐の中で自己批判をさせられたり、拷問を受けたそうです。

その後、文化大革命に対する批判が起こり、文革を主導していた四人組は逮捕され、紅青も処刑されています。

今は、中国も国際社会の枠組みに入り先進国の一つに加わる事が使命なので、国際世論の力が強い今の時代では、あからさまな人権抑圧は出来ないと思いますが、政権の崩壊に繋がるほんの少しの動きも見逃さない政府としては、行き過ぎた行為があるかもしれず、これは社会主義体制の国家にはありがちな事です。

現に、中国西部にある新疆ウイグル自治区やチベット等の少数民族地区では独立運動が活発で反政府組織への締め付けは可なり厳しく対処しています。

自国人以外の者を死刑にする事は、国際問題にも発展する恐れがあり、国家転覆など相当の重罪を犯さない限りは逮捕・取調べの後に国外追放処分でしょう。
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とりあえず「文化大革命」について理解しましょう。


(あまり分かりやすいサイトも見当たりませんが。)
毛沢東死後、「四人組」の失脚で、「文化大革命」は
終わったとされています。

参考URL:http://plaza.rakuten.co.jp/hajiwosire/012001
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