アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

前から気になってた事なんです。
芸術作品が好きな人には失礼な質問ですが
高く評価されている絵や書を見ると
個人的にどうしても上手いとは思えない時が多いのです
もちろん流石だな~と思う時もあるのですが
何でこの絵が良いんだろうか?とか、何て書いてあるか読めないと感じる絵や書が多いです
たとえば絵だと
マーク・ロスコ「ホワイト・センター」
http://livedoor.blogimg.jp/laba_q/imgs/f/0/f0215 …
ウィレム・デ・クーニング「Woman III」
http://livedoor.blogimg.jp/laba_q/imgs/d/9/d93e2 …
ジャクソン・ポロック「No. 5」
http://livedoor.blogimg.jp/laba_q/imgs/a/6/a62e6 …
などです
芸術に疎い素人目には普通に人や物が上手く描けてたり読める書の方が良いような気がします
なので
どこら辺が評価されているのかや
上のような絵が良いと思う方の理由を教えてください
よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

書道はわからないですが、芸術で言うと



「新しい物の見方」を発明した人に評価が与えられます。


最初、画家は写実的リアルさを追求していましたが、数々の「新しい物の見方」によって進化してきました。

印象派ならば「別にリアルじゃなくたって場の雰囲気が出せてればいいじゃん」という物の見方、
キュビズムならば「もう画面の収まりが良い感じなら空間とか自由でいいじゃん」というものの見方です。(凄く乱暴な説明ですが)

という訳で、世の中のわけがわからない絵を描いてる人はこれはあれこれこういう理由で新しい価値観なんだよ!と主張しつつやってるようです。

評論家が絵の歴史を踏まえた上で、この考え方は新たなる一歩だ!と認定すれば物凄い価値がつきます。



もちろん、これは本当に価値あることで、普段目にしてるデザインやイラスト、漫画でも先人が発明した価値観を作る側見る側が自然と共有することで成り立っています。








しかし、僕にも「絵」として、何が良いのかは理解できませんw
    • good
    • 2
この回答へのお礼

回答ありがとうございます!
確かに斬新だとは思います
そこが良さなんですかね~
芸術って難しいですね

お礼日時:2012/07/21 20:56

ロスコとポロックの作品は大きい作品が多くて、その大きさの前に立っているというのもなかなか体験として好いのです。


ロスコの作品と向き合っている人を見るのも気持ちが良い。
http://blog.goo.ne.jp/laiglenoirjp/e/6b408948146 …
http://painting.about.com/od/abstractart/ss/colo …
http://www.bendbulletin.com/apps/pbcs.dll/articl …

ロスコーの作品は一見単純に見えるのに複雑な色を持っていて、心を鎮静させて行くような力を持っています。描かれている形態は極力何かに見えないような単純な形が描かれていて、色そのものが心に入ってくるようなそんな感じを受けます。
何かがそこにあるように(そっくりに)描いた絵だと色そのものがまず入ってくるのではなくて、描いてある物や、その「意味」や象徴を考えてしまいます。ロスコやポロックはあえてそれを避け、また何かに見える形をあえて避けているのは絵を道徳や思想の絵解きや説明から解き放とうという意図があるのだと思われます。

ポロックの作品の前では何か永遠の時間の連続の中の一瞬を定着したような感覚にとらわれます。なにもかもが変化して生まれて滅びて行く連続の中で、人間もそれとは無縁ではいられない、そのような無常観にとらわれるのです。
画家が画布を前に格闘した時間が、絵の中で奥行きや空間に変わって引き込まれて行きます。

ポロックの代表作はニューヨークのMOMAにありますので機会がありましたら体験なさってはいかがでしょう。(ロスコの良いのもあります)
MOMAにはモネの睡蓮のすごいのもあります。
http://www.flickr.com/photos/pinhead1769/2803461 …

人は夕焼けや水の流れをじっと引き込まれるように観る時に何かがそこに描かれているとか考えるでしょうか。筆を洗った時に水の中に広がって行く色を飽きずに眺めていた経験など無いでしょうか。実は人間は自然や身の回りの中から美術と同じような体験を心に受けているのです。ポロックやロスコのような作品はそういう作用を引き出して定着して気付かせてくれているように思います。風景をそっくりに描くよりももっと直接的なのです。

ええと書については、読めないといけないという面もあるのでちょっと違うと思いますが、白い地に墨の地がのっかった余白の空間の美しさだとか、体の動きを一瞬に定着したような筆の運びとか、美術につながる物はあると思います。(私は全く読めない書を書というべきかどうかについては少し疑問を持っています。そういう意味では書道はデザインに近いかなと思っていますので。ただし上手な読みやすい字だけが美しいかというと、それは一面的な見方ではないかなと思います。)
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます!
やっぱり芸術は奥深いんですね
自然の中の景色は好きなんですが
まだ自分にはこんな感じのタイプの絵にそう言う物を感じ取るのは難しいです
書なんてもっと難しいです

お礼日時:2012/07/25 17:34

ゼロの状態からその表現を「発明」したことが評価されているのです。



例えると、電球を発明したエジソン。彼の作った電球は約8時間点いていたのだそう。

え?たった8時間?今のLEDライトなんて半永久的に持つのに!エジソンなんて大したことないじゃん!
…と言う人はおそらくいないでしょう。
彼が「発明」してくれたおかげで夜でも昼のような明るさを人類は手にできたのですから。

芸術は感性で素晴らしいか否か判断するので、普通の人にはちょっとわかりづらくても仕方ないんですよね。

でも、ピカソのようなデフォルメが発明されなかったら漫画のような表現はなかったでしょうし、「この画材はこうやって使って~…」とか「この表現はこうであるからして~…」とか、小難しかった絵画に対抗したポロックのような自由さは画期的です。
だって質問者様のような芸術に疎い方に「こんなん俺でも描けそう」と思わせるほど芸術を身近にさせてくれたのですから。

また、現代で使われている漢字は楷書か行書といった見やすく実用的なものです。

古い所だと隷書があります(奴隷のように学のない人でも形を見れば何となく意味が分かる文字。だから「隷書」)が、楷書・行書が発明され時「こんな何の形か分からんものなんて文字じゃねぇ!」なんて言われてたかもしれませんよ。
これは現代のアート書道にも当て嵌まるのではないのでしょうか。

長くなりましたが、結局は「最初に作った人は偉い!」と、評価されてる部分もあるということです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます!
良さは分からないけど
変である意味面白いな~と身近に感じるのはあります
そういう見方でいいんですかね
発明と思ったらちょっと凄いかもです

お礼日時:2012/07/22 00:31

何事においても同じだと思いますが、


「他の人にはできないこと」が「できる」ということでしょう。
絵画、書だけではなく彫刻、工芸、音楽、演劇、スポーツなど
あらゆるジャンルで「他人にはできないこと」を成し遂げている人が
高く評価されています。

しかし、万人がその素晴らしさを理解できるか、といえば無理です。
わたしは音楽や演劇はさっぱりわかりません。書もわかりません。
でも、絵画、彫刻の素晴らしさを楽しんでいます。

ご自分で理解できる範囲で、鑑賞や制作を楽しめばいいのではありませんか。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます!
確かに普通の人は考えつかないですね
ただ面白いな~と思って見ればいいんですかね

お礼日時:2012/07/21 20:47

こんにちは。


この絵がわからないというのは
この作者の絵すべてがわからないということだと理解してかいています。
それで私もど素人ですが、参考になればと思い、この作者達の感想を書きます。
(もし、マーク・ロスコのほかの絵は好きだけど、この「ホワイト・センター」は
何がいいのかわからない。ということでしたら、ごめんなさい。)
あと、この出されている3人はいずれもかなり大きな絵を描く人たちなので、
もし、実物を見たことがなく図版のみでしたら一度実物を見ると
ちょっと考えが変わるかもしれません。
マーク・ロスコ
川村記念美術館にロスコルームというのがって
いったことがあるのですが、
非常に心安らぐような空間でボーっとしていて幸せでした。
ロスコの評価を見ても静謐とか宗教的という言葉が出てくるし、
教会の壁画とか描いていたはずなので、
たぶん、このなんか落ち着く感じがロスコのいいところなんだろうと思います。

デ・クーニング
この人の絵は私も理解不能です。かなり大きな(大きさでびっくりしました)
縦長の女性らしいものが描かれた絵を
見たことがありますが、嫌悪感を感じました。
反対にあの嫌悪感が快感に感じられる人はいいのかもしれません。
たぶん男性のほうが理解できるのではないかと思います。

ジャクソン・ポロック
ポロック好きです。
ポロックの絵は見るというか、目の前で感じるというのが近いと思います。
遠くで見ているとわからないのですが、普通の絵画ならこんな見方はしないというくらい
近づいてみるとなんか熱を感じるのです。
絵画が熱い、全身がわさわさしてくる。
そんな感じのする絵だと私は思っています。
実際エネルギッシュだとか評価されているようなので
たぶん、そういう感覚が評価されているのだろうと思います。


絵というのは人によってまったく感じ方が違うので、
ただ単にこの人たちは質問者さまの感性に会わないだけかもしれませんが、
もし見たことなければ、
ポロックは一度、全盛期の絵を近づける限り近づいてみてほしいと思います。
ではでは。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます!
美術館には行った事ないです
芸術鑑賞には向いてないタイプかもしれませんが
試しに機会があれば行ってみようかなと思います

お礼日時:2012/07/21 20:32

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!