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 いじめの話題で、被害者の苦しみ、加害者と学校の問題について言及することは多くても、加害者の親のことについて述べることって少ないとおもいます。

もし、自分の子供が普段友達にひどいことをしていると気づいていなかったとしても、わが子が少しでもかかわっていたと分かった時点で、「なんてことをしてしまったんだろう」と申し訳ない気持ちになるのではないかと思うのですが…。
もし、私が加害者の親になってしまったら、子供がしていたことに気づいた時点で後先考えず子供を引っ張って謝りにつれて行くと思います。

もちろん、価値観とか、性格とか、いろいろ人によって違うのは承知のうえですが、1,2歳の子供同士でも、おもちゃを取り合ったり、けんかしたりしたとき、子供と一緒にあるいはうまく言えない子供のかわりに「ごめんね」をいうような、本当に人として当たり前の感覚で、そういうものってあると思うのですが、加害者の親になる人はそうじゃない特別な人が多いのでしょうか。

自分や近しい人が当事者になった経験のある方、できれば加害者側になってしまった方のお話を伺えたらうれしいです。

A 回答 (10件)

自分が中学生の頃、クラスにいじめがおき、その中心人物の親がPTA役員で、子ども心に、なぜこのような人の子が悪魔のようないじめっ子なんだろうと、ずっと疑問でした。



それから○十年心理学やいじめについての本を読んできましたが、私なりの結論ですが、いじめっ子の親が「自己愛が強く」「特権意識が強い」といじめがおきやすいのかと考えてます。

よく、いじめる子は劣等感を持っているとか、寂しいからだとか云々という説が流れますが、全く逆で、一見健全なように見えますがいじめっ子は結局自分が大好きで、自己肯定感が強く、自己愛の塊であることが多いのでは。いじめられる子が、過保護に育てられたから弱くて抵抗できず、いじめが起きてしまう説というのも、違うのではないかと。全ては、加害者の親+加害者の自己愛の強さ(自分大好き)に原因があると考えています。どちらかといえば、過保護なのはいじめっ子の親の方が多いのでは。

自己愛が強いから、自分が悪いなんて、微塵にも思っていないはずです。特権意識が強いから、自分は許されると考えている。そういう人達は、無条件にちやほやされたいし、お姫様やお殿様のように扱われたい。自分の欲求をコントロールできない。自分が1番じゃないと気がすまない。おもちゃの取り合いで負けたら、「なぜうちの子が譲らなければならないの」となるんじゃないでしょうか。
いじめっ子はいじめられっ子であった事が多い、と言われますが、いじめられてもいじめっ子にならない子なんて沢山いますよね。でも、いじめっ子というのは、自己愛が強く、自分が大好きで、自尊心がありすぎるので、自分がいじめられていたなんて、許せない。だから、いじめられっ子から、いじめっ子に成り上がるんだと思います。

いじめる子の親が、何かしらの地位にあったり名声があったり、お金に余裕があったり、自分たち以外を見下す行為があったり、自分たちは特別であると感じさせるような(例えば、ルールを守らなくても許されたり・・・)特権意識が強い行動を日頃から取っていて、それが子供に影響を与えていると考えています。
私は、いじめっ子は、自分のこと大好きな人間だと思ってます。そして、その親も。自信を持っているので、集団の中でリーダーになることも多い。親も、バリバリ働いて社会的には有能とされる人が多いのでは。

いじめる側の、劣等感や、マイナスの感情からいじめが起こるのではなく、むしろ、プラスの感情、自尊心が高く、自分が大好きと言った感情が行き過ぎたものなのではないかと感じてます。加害者であっても、自分は悪くないと、虚勢ではなく本当に思っているんだと思いますよ。加害者本人も、加害者の親も。なぜそのような言いがかりをつけられなくちゃいけないの、と。
本当に、そう思っているから、解決が難しいんだと思います。

この回答への補足

mc77さんのご意見、とても興味深く拝読しました。

今まで、このような話題を耳にするとき、加害者側には、倫理観や共感性といった部分ばかりが気になっていたのですが、特権意識、自己愛(ほか回答にもありましたが)、といった部分に注目すると、また見方が変わってきますね。

補足日時:2012/08/05 22:44
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2012/08/05 22:37

一般的にはそうだと思います。


わたしの経験だと加害者の親は謝れませんでしたね。だから娘も謝れませんでした。保護者を全員集めて、泣きわめいてうちの子は悪くない。と一点張り。特徴としては過干渉、過保護。目立ちたがり。欲しいものは全て買い与える。宿題を親がやって賞をとらせる。
変わってる親子で有名でしたから…
今でいうとモンスターペアレントですね。
見苦しくて有名でしたね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

子供が道から外れたことをしたときに、親が諭すと言うのは当たり前のことだと思っていましたが、そうでもないことが多いようですね。
やはり、我が子だけに事が大きくなればなるほど冷静な見方ができなくなっちゃうのでしょうか…

お礼日時:2012/08/05 22:35

 「一番いじめをしていたいじめっ子」がいじめの原因ならいいのですが、実際はそうでないことが、事をややこしくしている(謝罪すればいいという話にならない)のでは、とか思ったりもします。



 すべてがそのパターンではないと思いますが、力関係がA>B>Cとあった時に、AがCよりBが弱いことを証明(一回口げんかや軽い取っ組み合いで勝つ等)して、それをきっかけに、BがCをいじめる、というような関係がいじめの中で結構あるように感じます。圧倒的に優位にあるAは、いちいち優位を示す必要がないので、せいぜいCにえらそうな口をきくくらいですが、BとCはあまり力の差がないので、Bは自分の優位を示すために、執拗にCをいじめるというようなパターンです。
 Aが昔の「ガキ大将」や「番長」に相当する地位にあれば、Bのいじめの責任はAにあり、Aもそれを自覚しているので、Bの陰湿化を防ぐためのコントロールをすることもあるでしょうが、現代の力関係には、上位の人間の下位の人間に対するコントロール力がありません。「BはAの行動を見て、調子に乗って」Cを攻撃しているだけ、というようなパターンの場合、原因はAでも「Aは何も悪いことをしていない」というような状況(Aは教師で、非常識な発言ではなく、成績についてのごくふつうの発言で、Cが下位にあることを示唆してしまった、という事もありえるかと)や、「Bが不特定多数、無連携で、彼ら個々人のCへの攻撃は大きなものではないが、全部合わせると致命的になる」、という状況も起こりえます(大津の場事件の場合は、AとBが重複する、一部のBに相当する人間のいじめが度を超えていたので、そういう人を加害者とするという事で落ち着くのではと思いますが)。

 マスコミ報道は、「いじめっ子vsいじめられっ子」という図式でとらえがちですが、実際にはここで示した図式以外でも、クラス内の力関係があれこれ存在し、それがもつれて極端ないじめになるということだと考えられるので、そのあたりをきちんとひも解かないと、いじめ問題の解明は難しいのでは、とか思ったりもします。

この回答への補足

たくさんのご回答ありがとうございます。この場を借りてお礼いたします。

経験者や当事者に近い方の回答もいただきたいので、もう少し締め切らないでいようと思います。

補足日時:2012/07/26 11:33
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます

なるほど。…そうですね。人間関係ってほんとうに複雑だもんなあと回答を読んで感じさせられました。

お礼日時:2012/07/26 11:08

恐らく誰もがそう思うでしょうが、まともな常識をもった親からはこういう子供は育たないのでしょう。

たいてい子供は親を見習って育つものです。また人は悲しいもので、自分の非を認めようとはしないのです。今回もうちの子供こそ被害者などというビラを配ったというじゃないですか。一人の母親はPTA会長を務めるくらいですから、教育熱心で積極的にPTA活動をしてきたのでしょうが、それが自分自身の名誉のためだったのか、子供を見ていなかったのか、どこかで間違った教育をしてきたのだと思いますし、自分自身もそういう育ち方をしてきたのでしょう。また一説には他の加害者の父親が暴力団中堅幹部だとかで、当然正義とは正反対の親を見て育ってきた訳なので、無理もないということになってしまいます。いろんな親がいて、子供もそれぞれ違うのでしょうが、それをしっかりと管理統率する教師がいれば、早期にガツンとしておけば納まるのに、観て見ぬ振りをしたばかりに加減をしらない「幼稚な」子供が暴走してしまったのだと思います。この担任教師からみればヤクザの子供だから、PTA会長の子供だからという遠慮も潜在意識にあったのでしょうが、それは許されないことです。いじめというものは恐らく全国どの学校でもありますし、学校だけでなく企業などの組織になれば、必ず上下関係を作り、上に立ちたがる人が出てきて、いじめが生まれます。しかしそれをしっかりとまとめて組織を円滑に動かすのが管理職やリーダーです。その管理者がいなかったらやりたい放題の無法地帯となるでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます

「加減をしる」…って大切なことなんですよね。
昔、自分が怒られたときに「いい加減にしろ!」とよく言われましたが、大人が子供にガツンとすることで、子供は人として当たり前のことを少しずつ教わっていたんですね。

お礼日時:2012/07/26 11:13

貴方はご存知かどうかはわかりませんが。

加害者の父親は大津市の姿勢に影響を与えうる名士、母親は皇子山中学校のPTA会長、祖父は滋賀県警に幹部OBと巷では言われていて、それが学校や教育委員会のいじめ判断に影響したらしいですよ。最近のマスメディアには教育委員会が海外視察や慰安旅行に時間を取られていていじめ問題は後回しになったとも書かれています。それでも貴方は加害者に同情できますか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

巷では色々な情報がながれてますね。
私は加害者に同情したことは一度もありません。

お礼日時:2012/07/26 11:15

幸い、被害者側にも加害者側にもなったことはありませんが、保護者会等で「なんだコイツ」「うわ~、関わりたくねえ~」等の印象を持ってしまう保護者は数人います。

で、不思議とそういった保護者の子供は、これまた「なんだコイツ」「うわ~、ウチのガキには関わらせたくねえ~」と思ってしまうようなクソガキです。

要するに、ゴキブリと一緒で、クソな大人が一人いれば、クソな一族が確実に存在しているということです。クソな大人を生んで育てたジジババもクソ、そいつに家族がいれば、嫁も旦那もクソ、子供がいれば、それは確実にクソガキで、身内一族全員必ずクソなんです。
クソの一族からマトモな人間は登場しません。クソ一族は別のクソ一族と結びついて繁殖していくだけです。

人として当たり前の感覚など持ち合わせていないというか、最初から判らないのです。人の痛みや他人を傷つけるということ事自体、意味が判らないのです。
「恥」の価値観が違うのですね。ですので、クソ一族に出くわすと、当たり前の感覚の人達は驚いてしまうのです。「良心」を持ち合わせている人達は、クソの一族からマトモな人間が登場することを期待してしまうのですが、やっぱりクソに一般的な羞恥心を求めるのは無理なんですね。クソは所詮クソ、どこまで行ってもクソですから。

でも、クソ一族のように「恥」のレベルを下げて生きると楽なんだと思います。 それを「お得」「権利」「自由」「自分らしさ」と考えてしまい、自らクソ一族に身を落としてしまう、クソ一族と結びついてしまう人が増えているのも事実です。ナマポのようなことが色んなところで起きて、まかり通る世の中になっています。

被害者であれ加害者であれ、どっちに転んでもクソ一族に関わればロクな事にならないのは明白です。 クソ一族に対しては領海、接続水域だけでなく、必ずEEZを設けておかないといけません。クソは自由航行を盾に侵入してこようとしますが、それは断固拒否して、中間線に近づいてきた時点で、鉄壁の対処をとるべきです。

大津の被害者の保護者も、親の責任として、クソ一族との距離の取り方を子供に伝える、きちんと把握確認しておくべきだったと思います。残念です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

domo001さんの「クソ理論」(勝手にこう呼ばせてもらってます)、興味深く拝読しました。
日本人は、教育の場では必ず「周りと仲良くするように」と小さいころから言われて育っていますが、親としては、かかわるべきではない相手を本能的に察知して適度に距離をおくことを、生きるための知恵として子供に伝えたいと最近思うようになりました。

お礼日時:2012/07/26 11:26

加害者ではありませんが子どもが先輩からいじめられて、我が子は我慢できないと顧問の先生に休部を申し出て事実が明らかになりました。

保護者向けの話し合いがあったとき、親御さんは黙ってましたが、あとで、【気持ちが弱すぎる、根性無さすぎ、大騒ぎしすぎ】と、もらしていたそうです。

直接は何も言いませんでしたがそう思っているせいかきちんとした謝罪は親御さんからはありませんでした。

価値観の違いと言えば価値観の違いかもしれません
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お子さんが辛い経験をされたんですね。親御さんとしてのご心労、お察しします。
部活の場合は、しごきなのか意地悪なのか線引きが特に難しいですよね。

お礼日時:2012/07/26 11:31

「PTA会長, いじめ, アンケート, ンスターペアレント, 保護者会, 加害生徒, 大津地裁, 大津市モ, 損害賠償, 皇子山中学」で検索してみてください。



彼らには加害者などという認識は微塵もないのです。それはモンスターペアレント、モンスタークレーマー、ストーカーに共通する病理です。彼らは逆に自分は被害者だと堅く信じきっています。誰しも自分を加害者と考えるより被害者と考えた方が楽なのです。誰しも信じたいことだけを信じようとするのです。それが心理学です。大津市いじめ自殺事件の被告は余りにも極端に過ぎるにしても、これは現代日本人に共通する病理現象といえます。彼らは「なぜ被害者の私たちが、加害者扱いされなきゃならないのだ?」と憤懣やるかたない思いでいるのです。頭が左巻きの人はどんな詭弁をひねり出しても自己を正当化しようとするのです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>誰しも信じたいことだけを信じようとするのです。
なるほどそうですね。現実をありのままに見つめることはどんな人でも難しいかもしれませんね。

お礼日時:2012/07/26 11:19

いじめって親が謝っても止まるものじゃないですよ


と前置きして

親の責任として謝る事は当然だとは思います。
例え被害者の方が自殺されたとしても

いじめの加害者の親が謝る事が
その加害者の子供の教育になると思います。

いじめでは無いですが交通事故等でも
当事者なのに謝りに行かない人っているみたいですね

保険屋任せ弁護士任せ
日本もおかしくなってきました

この回答への補足

交通事故の話、全くそのとおりのようですね。
先日私も車をぶつけまして相手のお宅にお詫びに行ったら、「いまどきそんな人はいない」とびっくりされてお土産までいただいてしまいました
自分のずうずうしさはもちろんですが、そんな世の中になっていることに私もびっくりしました

補足日時:2012/07/23 14:13
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます

「謝る」と言うことと許してもらうことは違うと思いますし、ましてや「謝る」ことが事体を終わらせることではないということは当然です。

ただ、「自分が(あるいは自分の子供が)結果として悪いことをしてしまった」ということを認める、単純にそれだけのこと(実際は相手に直接できなかったとしても)だと思うのですが。

やはり親の価値観や考え方が子供の行動に大きな影響を与えていると言うことなんでしょうか

お礼日時:2012/07/23 14:08

>子供がしていたことに気づいた時点で後先考えず子供を引っ張って謝りにつれて行くと思います。


実際に相手が自殺してしまった場合ですが、これはまずいでしょう。その前に気づけよって火に油を注ぐような事になります。そもそも謝ってなにが解決するのでしょうか?。
つまり実際に警察沙汰になりマスコミも騒ぐ中、謝るなんてのは現実ではできない事。余程無神経ならできますが。
イジメが発覚してそれを辞めさせるためには親が介入するのは当たり前です。今回の件で言えば親は知らなかったということでしょう。起きてしまった事件に関しては、事情聴取もされているでしょうし、もはや民事では済まない気もします。
そういった中、親に何ができるかはわかりません。誰もわからないと思います。
そういえば昨年「それでも、生きていく」ってドラマやってました。加害者の親の心境がよく描けていた傑作だと思います。解決は無かったですね。あんな感じでしょう。

この回答への補足

ことが大きくなってから謝りに行こうとしたときに、「火に油を注ぐから(しないほうがいい)」、あるいは「謝って何が解決するのか」、と言う言葉は傍観者のものだと思います。
自分の子供が取り返しのつかないほどの無神経なことをさんざんした挙句、謝るのは無神経だからと謝らない親がいるならそれはただの保身だと私は思います

補足日時:2012/07/23 10:25
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます

ドラマは残念ながら見ていません。こんど見てみようと思います。

お礼日時:2012/07/23 10:24

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