中小企業と大企業の違いをイノベーション能力と組織構造の違いから説明してください

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A 回答 (1件)

イノベーションと組織構造を研究している者ですが、まず基本的なこととして、イノベーションは研究所とか、研究開発部門だけでは起こりにくいということがあります。

つまり営業とか、デザインとか、工場関係とか、いろいろの部門の人たちが6-7人集まって、かんかんがくがくやると、新しいアイデアが浮かんできます。(これをcross-functional teamといいます。)

つまりこれは、通常の組織の壁を乗り越えて、チームが結成される必要があるわけで、中小企業・大企業かぎらず、それができない官僚的な組織、柔軟性がない組織、リーダーシップのない組織は、だめだということになります。例えばアサヒビールがスーパードライという全く新しいドライビール(味のイノベーション)を創り出したときに、樋口社長の前の、村井社長は、それまで口も聞かなかった研究所と営業の間の壁を、打ち破ったと言います。これによってスーパードライが生まれる素地ができました。

こうしたイノベーションの起きる組織的な条件は、すぐわかるように、大企業よりも中小企業の方がととのっています。大企業ですと組織ががっちり出来ているので、経営者から正式の通達がないと、自分の業務規定を超えてcross-functional teamに参加することが難しいです。でも大組織の中にも、「写ルンです」を生み出した富士写真フイルムとか、レーザービームプリンターを世界で始めてつくったキヤノンのように、柔軟なところはあります。でもほとんどは、イノベーションの当事者が組織の壁を超え、会社の正式の枠を超えて、動き回っていますよ。つまりそれだけのコダワリや情熱が必要なわけです。またこれを見て見ぬ振りする上の人も、えらいといえばえらいですよね。
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手元に資料がないのでうろ覚えのデータで書いています。

日本の全企業数の98%が中小企業です。
労働人口の2/3が中小企業に勤務している労働者です。
付加価値額の約半分は中小企業によるものです。

これはにほんのGDPの半分は中小企業が創り出しているということを意味します。
さらに従業員数5人以下の小規模企業の生産高はGDPの2割程度(かなりうろ覚え)です。
小規模企業の業績が落ち込むと、GDPは2割減少し、さらに中小企業が元気にならないと、GDPの半分は元気にならない、ということになります。

ですから、「日本の景気を良くするためには中小零細企業に元気になってもらわないといけない」のです。


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