プロが教えるわが家の防犯対策術!

地方共同法人について調べているのですが、どのような役割の組織であるのか、言い回しが難しくて今ひとつピンときません。(何となく言いたいことは分かるのですが・・・)

どなたか、簡易に噛み砕いた説明をお願いできないでしょうか?
よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

一口に言えば、地方共同法人とは、地方公共団体に従属する特殊法人を総称する概念といったものです。


ですから、特殊法人と同様に個々の団体ごとに、特別法が制定されて法人格が与えられます。

例えば日本下水道事業団は、日本下水道事業団法によって法人とされています。

日本下水道事業団法
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S47/S47HO041.html

第一条  日本下水道事業団は、地方公共団体等の要請に基づき、下水道の根幹的施設の建設及び維持管理を行い、下水道に関する技術的援助を行うとともに、下水道技術者の養成並びに下水道に関する技術の開発及び実用化を図ること等により、下水道の整備を促進し、もつて生活環境の改善と公共用水域の水質の保全に寄与することを目的とする。

というわけで地方公共団体とは別組織ではあるけど、地方行政サービスの一翼を担うとでもいうか。

国の下には、NHKやJRAなどの特殊法人があります。同様に地方公共団体の下には地方共同法人があります。分割も民営化もできない役割を担っているというだけで、個々の団体によってかなり役割が違うので理解しにくいのも当然なのです。

NHKとJRAの共通点は何か?と聞かれても説明しにくい。特殊法人という以外に共通点などない。

同様に、地方共同法人も地方共同法人という以外に共通点などない。

財団法人、社団法人、学校法人、宗教法人など法人格には様々な法人格があります。それぞれ異なる法律によって、ある団体が法人とされている。同様に地方共同法人も法律によって、ある団体が法人とされている。

この辺でわかりますかねえ。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!