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ケーブルや電線等を直線接続する際、端末処理として被覆を鉛筆削りしテーパーを持たせますが、これの理由や必要性を教えてください。
またケーブルの種類によってはこの鉛筆削りをしなくてもいい場合があるようなのですが、使い分けが分かれば教えて下さい。

宜しくお願いします。

A 回答 (2件)

電界の集中を避ける為に行います。



この鉛筆削りは、端末処理ではターミナル端子の根元で、直線接続では接続スリーブの両端で行われます。
電気も機械も同じですが、物質や構造が急激に変化した場合は、その部分に力が集中してしまいます。
電気では電界が、機械では応力がという風にです。
これを防ぐ為に、徐々に材質や構造を変化さていく方法を取ったものが、この鉛筆削りです。
使用場所は違いますが、ストレスコーンもこの方法の一種になります。

鉛筆削りをやらないからと言って、ストレスコーンのように影響が出易い場所ではありませんが、テープ式、ストレスコーン式の端末材料、テープ式の直線接続材料を使用する場合は、鉛筆削りをした方が良いと思います。

ちなみに、昔は鉛筆削りが当たり前だったのですが、プレハブ式の端末処理材料や直線材料のお陰で、鉛筆削りを行う事は、ほとんど無くなりました。
しかし特別高圧では、容易に路線を停止させる事が出来ない上、耐電圧特性も上げないといけないで、使用材料によっては鉛筆削りがされています。
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この回答へのお礼

遅くなって申し訳ありません。

とても参考になりました。有難うございました。

お礼日時:2012/09/17 22:54

鉛筆削りなんてしない

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