アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

録音経験はかなり無い素人の者です。
10年以上前にありもののマイクやミニディスク等で録音し、
「ブー」や「サー」というノイズが酷かった記憶があります。

最近は何やら安くても良い録音ができる商品が有ると聞き、
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B003XSYC50?ie …
とりあえずこの様な安価な商品から
入門し色々学んで行こうと思っています。



そこで本題なのですが、
 「川のチョロチョロと流れる音」「川のサーーっと流れる音」
 「滝の音」「スズムシの音」「セミの音」
 「ヤマバトやカッコウ等鳥の鳴き声」「金属の軋む音」
など色々な素材的な録音をしたいのですが、

質問1
 人間の耳に聞こえる音はあらかた録音できるのでしょうか?
質問2
 「サー」というノイズは何か工夫で減らせるのでしょうか?

この他にも、録音経験のほぼない素人が起こしそうなミス、
知っておくべき録音の知識、ノウハウなどが有れば
調べるべきワードなどヒント程度でも構いませんので
色々書き出して頂けますと幸いです。
(最終的にデジタルコンテンツの効果音に使う予定です。)

よろしくお願い致します。

A 回答 (5件)

自然音の録音に関しては素人なので、ご参考までに。



質問1について。

「人間の耳に聞こえる音」の意味によります。人間の聴覚は、最も良い人でおおむね20Hz~20kHzの音を認識できるとされています。また、ダイナミックレンジは120dB程度(人間が耐えられる最大の音圧を基準として120dB小さな音まで認識できる、ということ)といわれています。音楽用の高音質なレコーダーであればもちろん、会議用のいわゆるICレコーダーであっても、この範囲はおおむねカバーしているといえます。

他方で、人間の耳とマイクとでは構造が異なるため、マイクを通して録音された音は、その場で人間が聞いている音とは異なります。特殊な方法(たとえばバイノーラル録音)を使えばある程度類似させることは可能ですが、この意味での「人間に聞こえる音」を完全に再現することは困難です。

質問2について。

そのノイズの原因が分からないので、現状では何ともいえません。もっとも、音楽用の高音質・高性能なレコーダーであれば、レコーダー自体に起因するノイズはかなり低く抑えられています。ただ、録音対象が非常に小さな音である場合には、レコーダー(やマイク)のノイズが問題になることがあり得ます。超低ノイズのマイク、レコーダーは、かなり高価です。

その他の質問について。

(1) これは音楽録音のノウハウですが、デジタル録音の場合、一瞬たりともフルビットを超えないように録音音量を調整する必要があります。たとえばCDは16bitなので、音量が大きすぎて17bit目に突入すると「ザリッ」とか「ブチッ」というノイズになります。

16bitをダイナミックレンジに換算すると「2の16乗」で96dBですが、96.1dBでもアウトなので、ふつうは12dBの余裕を持たせます。音楽の場合、演奏のたびに最大音量が10dBくらい上下する可能性があるからです。つまり、16bitで録音した場合、実効的なダイナミックレンジは70dB少々です。

これが24bit録音であれば、理論上のダイナミックレンジは144dBなので、12dBのマージンをとっても136dBであり、人間の聴覚をすべてカバーできます。野外で録音する場合、環境ノイズが比較的大きいでしょうから、必ずしも24bitを活かしきれる訳ではありませんが、あとあとの編集作業を考えると24bitで録音しておいた方が有利です。

従って、レコーダーは24bit録音ができるものを選ぶのがお勧めです。

(2) 次に、デジタル録音では、サンプリング周波数の半分の周波数を超える音は歪み(エイリアス歪み)になります。たとえばCDは44.1kHzなので、22.05kHzを超える音はノイズになります。これを防ぐために、フィルタを通して高音域をカットしますが、急峻にカットするほど位相歪みが増えます。

つまり、人間の聴覚に合わせて20kHzまで録音したいが、欲張ると(エイリアス歪みにせよ位相歪みにせよ)ノイズの原因になる、ということです。そこで、サンプリング周波数を上げてたとえば96kHzにすれば、20kHz~48kHzにかけて緩やかにカットすれば良いので、ノイズを抑えつつ高音も欲張れることになります。

従って、できればサンプリング周波数96kHz以上に対応したレコーダーが良いでしょう。もっとも、音楽にせよ、映像にせよ、スタジオレベルでは48kHz辺りが一般的だと聞くので、絶対的に重視しなくても構わないでしょう。

(3) 最近の音楽用レコーダーは、内蔵マイクでもそこそこ高音質ですが、やはり外付けの本格的なマイクには勝てません。業務用のマイクは、ファントム電源(ファンタム電源)という仕組みで動作し、端子もXLR型を使うのが一般的です。

従って、将来良いマイクが欲しくなったときのことも考えて、業務用マイクを使えるレコーダーを買っておくと拡張性が良くなります。

以上(1)~(3)を満たすものとして、たとえば以下のような製品があります。

TASCAM DR-40
http://tascam.jp/product/dr-40/

TASCAM DR-100MkII
http://tascam.jp/product/dr-100mkii/

ZOOM H4n
http://www.zoom.co.jp/products/h4n/?lang=jp
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この回答へのお礼

とても詳しいご回答ありがとうございます。

bitとdB、音割れのお話。kHzとノイズのお話。
今はまだ触れていないのでよく理解できませんが、
実際録音を経験し始めて問題に突き当たった時、
読み返させて理解を深めて行こうと思います。
その他の色々とした細かい説明も助かります。

お勧め頂いたDR-40を購入する事に決めました。


この場を借りて。

色々なお詳しい、具体的なご助言の数々ありがとうございます。
これから機器を触りながら、
少しずつ頂いたご助言を活かさせて頂きたく思います。

皆様、有難うございました・・!

お礼日時:2012/08/12 20:31

屋外録音の場合 ウインドジャマーなどを使うとかなり減らすことができると思います。


参考にあげられたICレコーダーには
こういった物が商品化されています。
http://www.system5.jp/products/detail18453.html
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この回答へのお礼

情報ありがとうございます。助かります。
TV番組のロケのマイクのふさふさは
このウィンドジャマーという代物だったのですね。

ご回答、ありがとうございました

お礼日時:2012/08/10 17:50

いいですねぇ。

自然の音を録音するは・・・昔はわたしもやっていました。

今の1万円クラスのICレコーダは、昔のオープンリールのテープレコーダ位に考えたら良いと思います。

まず、「サー」なんてノイズは聞こえないと思います。

気お付けたいのは、本体(操作含む)へのタッチノイズ、あと野外録音でしたら、吹かれ音対策でしょうか。
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この回答へのお礼

>まず、「サー」なんてノイズは聞こえないと思います。
そうなのですね。 技術の進歩とは便利ですね・・。

>気お付けたいのは、本体(操作含む)へのタッチノイズ、
>あと野外録音でしたら、吹かれ音対策でしょうか。
そういったものまでノイズになるのですね。
色々気をつけて行きたく思います。

ご助言、ご回答ありがとうございました

お礼日時:2012/08/10 17:49

 普通のICレコーダーでも結構取れますよ。

ただ、雷などの音はマイクの性能も関係するので。

 指向性のマイクとか、集音マイクとかを使うと良いかな。周りの音。MDとかだと動作音が入る可能性が有るから、本体のマイクではなく、別のマイクをつないで録音すると減らせるかな。後マイクを持っている手の動きとかも雑音として入りやすいのでしっかりもつ等も必要かな。軽く持っていると、カタカタ揺れて、この衝撃が入る事も有る。

 録音開始当たりは結構、自分の動きなども入るので、実際に使えるのはもう少し後で落ち着いた当たりかな。

 ICレコーダーで上位機種なら結構きれいに取れると思うよ。録音方式の関係もあるけど。
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この回答へのお礼

詳しいご助言ありがとうございます。
マイクに色々工夫する事ができるのですね。

>録音開始当たりは結構、自分の動きなども入るので、
>実際に使えるのはもう少し後で落ち着いた当たりかな。
服やコードなどの動いて落ち着く音も入ってしまうのですね。

微かな音を録音して音量を上げて使うとなったら
そうした音が凄く問題になってしまいそうですね。

経験を語って頂きありがとうございます。
体験しながら自分の経験にして行きたく思います。


ご助言、ご回答ありがとうございます

お礼日時:2012/08/10 17:55

A1.あらかた録音出来ます。



A2.
その「サー」というノイズがどこから発生しているのかわからないと対策出来ません。
カセットテープならヒスノイズかもしれない。
録音機の録音設定や仕様でダイナミックレンジが狭かったのかもしれない。
録音レベル設定に問題があったのかもしれない。
再生に使った機械のスペックが低すぎたのかもしれない。
いろいろ原因が考えられるので「サー」だけでは対策は困難。

今時のデジタル録音機ならCD並みかそれ以上のスペックがあるので録音機が原因でのノイズは解決するかもしれません。
あとは生録について質問者が勉強したり経験を積んでいくしかない。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。

録音設定 ダイナミックレンジ 録音レベル設定
で少し調べて少し知識を得る事が出来ました。

リアルタイムに音割れしない様に配慮すれば、
今時の機器はかなり綺麗に録音してくれそうなのですね。

助かります。ありがとうございました

お礼日時:2012/08/10 15:08

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