とっておきの手土産を教えて

太平洋戦争 開戦の原因は、「アメリカなどの石油の対日輸出禁止」だったような気がするのですが、正しいでしょうか?
石油に依存していたがために、太平洋戦争がはじまり、ついには、広島で核兵器が使用されたのだと思ってました。

ところが、広島での反原発デモの様子を見る限り、二度と被爆者を出さないために、原発廃絶と主張しているみたいです。
当分、自然エネルギーで十分なエネルギーはまかなえないし、原発廃絶は、石油・天然ガスなどの依存社会になります。

今まで、「日本の石油依存によって、広島・長崎に原爆が落ちた」と、私は、認識していたのですが、間違いでしょうか?

A 回答 (15件中1~10件)

1 日米衝突の原因は双方の利害衝突です。


2 日本はソ連の南下政策と世界赤化政策の影響から国を守る為、朝鮮半島と満洲を必要とし、金を稼ぐためにもシナでの商業活動を確保する必要がありました。
3 アメリカはシナの市場に入り込んで商益を上げる為、アジアに進出しようとしましたので、邪魔になる日本を排除することを国家戦略の一つとしました。マハンの「海洋戦略史論」や、これに基づく「オレンジ計画」等です。これらにより、どんどんと太平洋に進出し、ハワイを併合しフィリピンを植民地にしたりしました。
4 日本陸軍はソ連の影響を防ぐためとシナでの商益確保のために満洲に力を入れ、海軍は太平洋でアメリカの進出に対抗しようとしました。
5 日本に大きく不足していたのは石油、ゴム、鉄鋼、錫、銅等で、これらを確保するためにも米国や南洋諸島との交易確保を必要としていました。
6 アメリカにとっては日本は生きようが死のうがどうでもよい国で、むしろ死んでしまった方が望ましい国家でした。この為に、アメリカに移民して猛烈に働く日本人を差別し、移民を禁止したり、農地を購入したりするのを禁止する法律なども平気で定めました。ヨーロッパからの移民に対してはこんな法律は定めていません。
7 シナ国民党軍の蒋介石はアメリカに助けてもらうため、そして日米を離反させるため、アメリカで猛烈なロビー活動を行い、これを奇貨とした米国はこれに乗っかります。
8 日本は謀略や外交が拙劣だったせいもあり、窮地に追い込まれ、開戦せざるを得なくなります。最初の一発は真珠湾攻撃だったと云われますが、そんなことはありません。米国人シェンノートを中心とする米国製の最新戦闘機をそろえた「フライイング・タイガース」をシナに送り込んで日本と戦闘させていましたから、これはもう立派な無宣告戦闘行為です。それでも米国との通商を必要とした日本は何も文句を云わず、耐え忍びました。
9 結論として言えることは、原爆投下に至る主因は、米国の強欲なアジア進出と日本の拙劣な外交です。「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」とのビスマルクの名言がありますが、東京裁判史観、中韓の易姓革命史観、社会主義者の左翼偏向史観に振り回されている日本は、早くこれらから脱却し、まともな思考を回復する必要があると思考します。
 質問者の仰る通り、エネルギーの確保は国家基本戦略の重要な柱の一つで、石油や、当面当てにならない自然エネルギーを中心に据えていては「原発事故の経験にのみ学び、エネルギーの歴史を学ばない愚者の論議」になります。
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前田哲男 著 『戦略爆撃の思想 ゲルニカ-重慶-広島への軌跡』



この本を読んでみたら。

この回答への補足

図書館に探してみます。
(高い本だなぁ。)

補足日時:2012/08/14 06:26
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石油に依存していたといっても、、現在の日本とは状況が全然違います。


1940年の一次エネルギーの比率は、66%が石炭、水力が16%、石油は7%です。

当時は、自家用車はほとんど普及していません。鉄道も蒸気機関車が主力です。
発電は水力が主力です。 大都市ではガスがありましたが、大部分の一般家庭では薪や炭が使われていました。
石油禁輸で民間にすぐ大きな影響があるわけではありません。

石油不足で影響を受けるのは軍隊でした。艦船、航空機、戦車などの燃料です。
1940年頃の国家予算は半分以上が軍事費でした。そのような軍事国家に対して
軍の行動に影響を与える石油禁輸は軍事挑発に等しい行為だったのです。
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太平洋戦争の開戦の要因は、簡潔に述べますと1941年から開始した日米交渉の難局です。


直接的な要因は日本軍のマレー半島上陸・真珠湾奇襲攻撃とされていますが。
ちなみに、アメリカなどによる対日石油輸出禁止は日本軍の南部仏印進駐によろ制裁です。
これがABCD包囲陣となりました。

また、原爆と原発ですが、原爆は原発を応用化したものです。
ただ、日本の原発は海外とは構造がちがうので容易に原爆にはできません。不可と考えて良いでしょう。しかも平和主義の国ですし。

デモで被爆者を生まないというのは、広島原爆投下による原爆症レベルの被爆と今回の原発による被爆も根本は放射能であることを強調するためでしょう。
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>広島の原爆が原発反対との関係も、超ウルトラ短絡的な気がします。


短絡と言うよりこじつけです。

使う燃料も違います。

原子力という言葉が同じだけです。

核戦争とか、直接的確攻撃が行われることはまず無いです。
ホントーの、最終手段になったときだけ。自国民すら死に絶えてもかまわないと判断したときだけです。
そんなこと誰が決心します??

核武器って、使った後が困るんですよ。
自分トコが使いたいから、その場所を空けてもらうのに、相手を殺したり追い払うのに武器を使います。
毒ガスとかは、中和剤を持っていますから、まき散らして追い払った後は、中和して無毒化してからそこを使えます。
核武器の場合は、中和できませんから、そこを自由に使えないんですよ。
兵士がそこを自由に使えないのなら、攻撃する意味も無いんです。
だから、核って、原子炉として使うのが一番良いんですよ。

声高に言ってるのは、たぶん、石油関係の株を持ってる奴らです。
石油だ。天然ガスだ。それしか使えないとなれば、価格はどうなります?株を持ってるヤツってウハウハですよ。
ちょっと焚きつければ原子力アレルギーは全く考えること無くデモとかやってくれますし。で、価格を上げても言い訳がありますからね。また儲かりますね。たぶん。
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間違ってはいませんが、適切とも言えません。


石油の禁輸とは、当時の軍事兵器がことごとく石油で動いてたため武装解除を意味します。
つまり石油の禁止そのものが戦争をするため下準備であり、原因と言うより戦争という結果の一端と言えます。
戦争の原因、アメリカが日本と戦争をしたかった理由は既に出ているように、中国市場の奪い合いで日本を排除するためです。
原因は中国市場の奪い合い、米国にとってのそのための手段が日本に対する戦争、その戦術の一つが石油禁輸です。
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 原爆投下は人体実験です。


 一般市民を無差別大量虐殺して責任を問われないのはアメリカが戦争に勝ったからです。
 戦争に勝てば何をしても許されるのが現実です。
 開戦の原因と原爆投下を極端に結びつけるのはどうかと思います。

 広島に関して言いますと誤解があるようです。
 広島の主張は「核兵器廃絶」であって「原発廃絶」ではありません。
 核兵器は無差別大量虐殺兵器です。生きた人間を焼き殺していいはずがありません。生き残ったとしても放射線の障害は残ります。それは遺伝子に影響を与えますから、子孫にも影響を与えます。
 もし核戦争になって地球が放射能に汚染されてしまえば、地球は滅亡します。
 そのような危ないものを持つ必要は無く、被爆者を出さないためには核兵器廃絶しかないという考えです。

 核兵器と原発を同じレベルで考えない方が良いと思います。
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>太平洋戦争 開戦の原因は、「アメリカなどの石油の対日輸出禁止」だったような気がするのですが、正しいでしょうか?



正しいけど、それは最終的原因です。
その前に日本の満州国建国がありました。これが本当の原因です。
アメリカは満州国に大反対でしたから。
満州国はまあ、植民地分捕り合戦に遅れた日本の苦肉の策でした。
やるべきではありませんでした。

日本は植民地分捕り合戦に遅れたのですから、戦後日本がとった方針をとれば良かった。すなわち領土的野心を捨て、技術力を高め良い製品を作り貿易で儲ければ良かったんです。

でも日本は昔から武を尊ぶ国民性があり、軍部が突っ走ってしまいました。
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>広島の原爆が原発反対との関係も、超ウルトラ短絡的な気がします。



そうでもありません。
原爆と原発表裏一体です。平和利用とか言っていますが、それは口実に過ぎません。
核兵器開発能力の保持のために、政治主導で原発導入が強行され、いまもやめようとしない原因となっています。
元もと原発は、米軍の潜水艦に搭載するために見切り発車で始まったこともご存じないのですか。米国の戦略で日本列島が原発展示館になってしまったこともご存じないのですか。
いまは、液化天然ガスやいろんな代替方法があるのですよ。
短絡思考というよりも、基礎知識に欠ける、論理力が足りない、この二つですね。
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 戦前の日本の主要エネルギー源は石炭で、これを石油に切り替え始めたのは1960年代だと思いますけど。

だから「石油依存によって、広島・長崎に原爆が落ちた」は結構な飛躍では。

 石油の対日輸出禁止は原因のひとつには間違いないでしょうが、その数年前には「工作機械の(同義的)輸出禁止」も発動していましたし、くず鉄(当時の日本の工業力では高品質の鋼材が作れないため、必須)も禁輸政策がとられました。
 工業化を目指す日本にとって、道具も、原料も、燃料も売らない、とアメリカは総力を挙げて日本という国のクビを締めにかかっていたわけです。
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