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ありえないことですが、「もし~~ならば」ということを前提に質問します。
なお、宇宙や人工衛星に関してはド素人です。

仮に、10億光年離れた地点に、現在使われている宇宙観測用の人工衛星(ハッブル宇宙望遠鏡など)
を瞬時に移動することができ、かつ、瞬時にその衛星と通信できるものとします。

そして、その地点から地球を観測した場合、10億年前の地球の姿を見ることはできるのでしょうか?
つまり、遠い宇宙から地球を観測し、地球の過去の姿を見ることができるかということです。

実際は10億光年先の地点に移動させるまで想像を絶する時間が必要で、まして通信などできないと思いますが・・・。

以上のような考えは実際にあるのでしょうか?

計2つの質問に回答を宜しく御願いします。

A 回答 (8件)

> 仮に、10億光年離れた地点に、現在使われている宇宙観測用の人工衛星(ハッブル宇宙望遠鏡など)


> を瞬時に移動することができ、かつ、瞬時にその衛星と通信できるものとします。
現時点で仮説として存在する「ワームホール」が抱える、次の論理上及び技術上の問題を解決できた場合、ほぼタイムリーに10億光年先を観測できますよね。
 ・ワームホールをどうやって見つける[それがワームホールだってどうやれば判る]
 ・ワームホールを維持する方法(時間経過による消失)
 ・ワームホール[出入り口が2箇所]の片側を移動させる方法
 ・ワームホールの出入り口を任意の大きさに拡大させる「エキゾチック物質」とは何なのか?

> そして、その地点から地球を観測した場合、10億年前の地球の姿を見ることはできるのでしょうか?
> つまり、遠い宇宙から地球を観測し、地球の過去の姿を見ることができるかということです。
1 現在の観測技能で考えた場合
 惑星である地球は自ら光を発しておりませんので、観測はほぼ無理と考えます。
 偶に太陽系外惑星(系外惑星)の発見がニュースとなりますが、この発見方法は惑星が恒星を横切る際の光量等の定期的な微妙な変化を分析・解析すると言う手法と聞いております。また、地球の昼の面[つきで言えば満月なので、満地球(?)]は太陽光線を反射しているだけであり、遠方から昼の面あるいは昼と夜の境界[半地球]を観測しようとすると、それよりも光量が桁違いに多い太陽に邪魔されてしまいます。
 つまり、地球が太陽に落とす影は観測できるかもしれませんが、輝いている地球を直接観測するのは無理なのではないでしょうか?
2 ワームホールによるタイムトンネルが完成した場合
 現時点では飽くまでも仮説であり、『理屈では』と但し書きが付いてしまいますが、可能です。
 但し、こちらは10億光年先に観測機械を送り込むのではなく、10億年前に送ると言う方法であり、且つ、地球の近く(とは言え、宇宙規模で見た場合でです)に1組のワームホールを発生[移動]させた後、その出入り口の片側を次の方法で10億年のタイム差を生じさせなければなりません[どちらも相対性理論]。
 a 光速による等速度移動を行い、10億年後に元の位置に戻す。
 b ブラックホールのような高重力の近くに移動させて時間の進み方を遅らせる。


ここで書いたワームホールに関するコメントは、科学雑誌ニュートンの2012年3月号に載っている「タイムトラベル」を読んだ私の理解内容で書いておりますので、内容を正しく説明できていないと思います。ですのでこの理論に興味があれば同書を読んで見るか、改めてご質問を立てるとよいと思います。
尚、同書に書かれていたワームホールに関する理論は、物理学者キップ・ソーン氏の研究グループによるものでした。
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>つまり、遠い宇宙から地球を観測し、地球の過去の姿を見ることができるかということです。



 技術上のことを考慮しないとすれば(よく「無限大に発達した科学技術」と言ったりします)、できることになります。

 恒星や銀河であれば、遠い物ほど過去のものですので、遠い天体ほど過去の宇宙の様子を見せてくれていることになります。

>以上のような考えは実際にあるのでしょうか?

 現在の技術では、たとえ数光年程度の距離でも、地球型惑星表面の様子をつぶさに観測することはできません。木星クラスでもまだ無理です。

 それでも、ある恒星の惑星の有無については、かなり小さなものまで分かるようにはなってきました。

 さて、しかし。

>仮に、10億光年離れた地点に、現在使われている宇宙観測用の人工衛星(ハッブル宇宙望遠鏡など)を瞬時に移動することができ、かつ、瞬時にその衛星と通信できるものとします。

 これができて、かつ光速度に近いスピードが出せる宇宙船が作れるとすると、過去に戻れたり、過去に通信を送れたりします。間違いと分かりましたが、ニュートリノの超光速が話題になったのも、そのせいです。

 往復を利用すれば、10億年といった困難な観測するまでもなく、10億年前の地球に戻ることも可能です。また、元の時代に戻ることも可能です(未来へ行くタイムマシンは光速度に近いスピードだけでもできる)。
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本来の目的は何なのですか?


10億年前の地球をみたい?
それとも
>遠い宇宙から地球を観測し たい?
>実際にあるのでしょうか?

以前、宇宙は空間が曲がっているので、光が宇宙を周回し、丹念に観測し続けたら自分の後ろ姿が見れるかもしれないというひとがいました。

残念ながら10億光年離れたらどんな巨大な光学望遠鏡も地球表面をつぶさに見ることはできないと私は思います。想像上ならどんなことも可能ですが。それより

地上で起こった出来事をつぶさに記憶し続けている物体は必ずどこかにあって、将来その表面にセンサーをあてれば今よりもはるかに様々な大過去の詳細情報が取り出せるといった人がいました。私はこれに賭けた方がずっと可能性が高いと思います。

老婆心ながら。
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もしかして私たちが見ている遠い天体の中に、10億年以上前の地球を含んだ銀河系がある可能性はあります。


宇宙が閉じていたということであれば、過去の太陽と地球の光は宇宙空間を1周して私たちがの目に届いているのかもしれません。
ただ、宇宙は動いているので過去の私たちの銀河系であることが確認できないだけかもしれませんし、あまりにも遠いので識別できないでしょう。
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10億光年を瞬間移動できるほどの超技術があるならば、


直径100万光年の望遠鏡(可視光領域でも使えるVLBI望遠鏡群)を作っちゃいましょう。
1兆台のVLBI望遠鏡群を直径100万光年のエリアにばらまいて、太陽や地球を観測しましょう。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B6%85%E9%95%B7% …
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隣の銀河 アンドロメダ銀河でも254万光年ですから・・・・


それよりも何倍も離れたところから 恒星系を観測するのは ほぼ不可能だと思う

過去の天の川銀河は見られるかも
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>瞬時に移動することができ、かつ、瞬時にその衛星と通信できるもの


この前提がすでにむちゃくちゃですけどね。

確かにこの前提の上であれば見えるでしょうけど、そんな距離から単体の恒星、ましてや発光してない惑星は見ることは不可能だと言うことにもなります。
見えるのは精々天の川銀河が点として見えるだけでしょう。
これはどんな高解像度の観測機器を使っても無理です。
届かない光は観測は出来ないです。
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実際、ビッグバンによって宇宙が始まって137億年、今も


137億光年かなたには、ビッグバン当時の輻射が観察され
ます‥‥ただしビッグバンの膨張速度がそこでは光速に
近くなる(だから137億年経って137億年かなたに及んでる)
ので、絶対温度3度の低温の輻射に間のびして。

「遠くを見れば昔の姿」というのは、時空構造の基本的な
実態であり、だからといって1億光年彼方の宇宙人が
1億年前の地球を観測したからといって、その情報を
地球に教えようとしても、その通信自体が1億年もかか
るので、“好きなように過去を見る”というような物には
ならないのです。

たとえば、100光年かなたにデカイ鏡を立てて、こちら
からのぞけば、ここに居ながら200年前の地球の様子を
見られますが、だからといって手を出せる訳でもないので、
録画したビデオを見るのと変わりはありません。
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