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僕は政治の事は詳しくないですし、多くの教養を身につけているわけでもありません。
二十歳になったので選挙権を得たのですが、どこに投票すべきかもわからないので
こんな自分には選挙をする権利なんか無いと思っています。

僕がまだ小学生ぐらいの頃、小泉純一郎が首相を務めていましたが
彼が、朝の何かの番組にテレビタレントのように出演し、カレーを食べていた(?)のを観て
子供ながらに「ああ、この人は賢いなぁ」と思いました。
彼が首相になった頃、「B層」という言葉が話題になっていたので、最近調べた所
やっぱり、彼はそうやって頭が悪い人たちの人気取りをしていた事に改めて気付きました。

僕は千葉県に住んでいるのですが、森田健作が知事になれたのもそういう理由だったと
自分なりに考えています。僕の母も大して政治には興味は無いのですが
テレビを観て、森田県知事のバカっぷりを観て「投票するんじゃなかった」と後悔していました。
何故投票したのかと訊くと、母は恥ずかしながらに「だって昔カッコ良かったんだもん」と
答えました。僕はあきれました。

そんな事実を目にしながら、僕は二十歳以上の国民全てが権利を有する普通選挙は
おかしいんじゃないか?とふと考えました。

原発の事を一ミリも理解してないのに、TVを観ながら政府のやってる事をとりあえず批判する
おばさん、とりあずカッコイイから投票すると言い出すバカな若者、インターネットの意見を鵜呑みに
して大して教養も無いのに解った気になっている今話題のネット右翼。

これらの人々には投票する権利なんて無いんじゃないでしょうか?
そして、制限選挙にすべきなのではいでしょうか?

と言ってもやはり、制限選挙にも問題があるでしょう。
筆記試験にするにしたって試験内容の偏りに文句がつけられる事も目に見えていますし
誰がその試験を作成するかも問題になるでしょう。またその試験作成の費用も問題になるかもしれません

でも普通選挙よりは、まだまともな結果が得られるのではないか?と思ってしまいます。
大した試験内容じゃなくても、本当に政治に関心がある人ならちゃんと試験勉強をして
権利を得ると思うのです。政治に関心が無い人はその逆かと思われます。

極めて安直な考えですが、政治に詳しい方からするとこの考えはどうなのでしょうか?
また、制限選挙にはどういったデメリット・メリットがあるのでしょうか?

回答いただけるとありがたいです。

A 回答 (3件)

40過ぎの会社員です。



厳しい意見になりますが、「選挙をする権利がない」と思われるなら、選挙をするに足りるだけの勉強をしてください。
「権利がない」という言葉は、同時に「義務を負わない」ということに繋がります。
「今の世の中は悪いよね、だって政治が悪いんだもん。私?関係ないよ、だって選挙に行く権利ないもの」という考え方になるんですよ。

普通選挙だから、悪い人、政治に向かない人が当選するのではありません。
政治に関心がない人、政治が暮らしに直結している事を理解していない人が多いから、悪い人、政治に向かない人が当選するのです。

仮に制限選挙になれば、政治が選挙権を持つ人によって自由に変える事ができるようになります。
最初は、質問者さまが考えているような「政治に関する知識がない人」を排除するためだけであっても、「一定の収入がない人」「ある種の思想を持つ人」を排除する方向に変更することは簡単になります。
国の教育方針も支配できるのですから、新たに産まれてくる子どもたちには、選挙権の存在を知らせずに支配階級だけのものとすることが容易になります。
「権利」というものは、捨てることは簡単ですが、取り戻すには、ものすごい労力が必要になります。

一人の人間が持てる知識など限られています。
どこまでいっても、すべてについて充分な知識を持っていると断言できるレベルなどありません。
だからこそ、「普通選挙」という形で、様々なレベル、様々な考え方、の意見を集約するべきなのです。
「制限選挙にすればいい」という考えは、ご自身の生殺与奪の権利を他人の手にゆだねることです。
それならば、普通選挙で悪人や不適格者が通ろうと同じことです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
>「権利」というものは、捨てることは簡単ですが、取り戻すには、ものすごい労力が必要になります。
確かにそうですね。ある程度納得がいきました。

お礼日時:2012/08/25 22:54

確かにあまり深く考えないで投票する人もいるでしょう。


しかしだからといって、投票権を制限すると、その制度は
うまく機能しなくなるでしょう。なぜなら投票権を持った人は、
自分の利益を擁護する立候補者に投票しようとするからです。
その人たちは、当然経済的にも有利になって、社会的に力を
つけますから、もう投票権を手放そうとはしないでしょう。
自分たちに有利な法律を作って、反対する人たちを弾圧する
でしょう。結局国家は投票権によって権力を得た人たちの
ための国家となってしまいます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
確かに昔のように財政で選挙権が手に入るならそうかもしれません。
が、筆記試験なら弾圧されている側も選挙権を得る事が簡単なのでは
ないかと思われますが…その前に選挙権を得た人達の権力により恣意的に試験内容を
変えられている可能性もあるかもしれませんけどね…

お礼日時:2012/08/25 22:59

制限選挙にはデメリットしかありません。

制限選挙というのは選挙の名を借りた独裁政治への道筋です。
>筆記試験にするにしたって試験内容の偏りに文句がつけられる事も目に見えていますし
ここの部分が大問題なのです。

現在の選挙制度は、
(1)普通…年齢以外の制限がない
(2)秘密…無記名投票で反体制派の身元が知れたりしません
(3)平等…誰の票も同じ一票

選挙区の設定方法や、議員定数に議論の余地があり、万能だとは言えません。しかしそれでも独裁よりはましです。設問の中に思想調査や、支持政党を問うようなものがあれば、即座に選挙の意味がなくなります。

国民には、無能な政治家を選挙で落選させる権利があります。それを多いに活用すべきです。そのためには国民自身が候補者を見抜く眼力が必要とされます。もちろんテレビや新聞だけで判断するのは、とても難しいと思います。しかし、それが民主主義を成熟させるための、遠くても正しい道になります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

回答の中で気になったのですが、制限選挙が独裁と直結するとの旨が
ありますが何故なのでしょうか?
設問の中に、思想調査や支持政党を問うような設問があったとしても
国民多くの目に触れる試験ですので、その部分は恣意的な内容であるとして
批判を受け、修正される可能性も考えられると思うのですが…
やはり、筆記試験で人の教養を計るのには無理があるのでしょうか?

お礼日時:2012/08/25 22:44

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