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大辞林と広辞苑のどちらかを買おうと思います。
自分なりに調べたところ、大辞林が現代から過去へ。広辞苑は、過去から現代へ。
と言う事がわかりました。

実際問題、過去(古語)は、古語辞典があるので買うなら大辞林の方がいいのでしょうか?
用途は、三島由紀夫の小説を読むためです。どっちか買っとけと友人に勧められました。
多分、普通の国語辞典じゃ分かりにくいかもしれないと言う事だそうです。

値段を見たところ、結構な額がするみたいなので、少し年代落ちの中古でも買おうと思いますが、やはり最新版の方が優れているのでしょうか?

A 回答 (3件)

理系の人間ですが両方持っています。

ともにCDROM版です。が、広辞苑はほとんど使ったことがないですね。語釈の点では広辞苑が簡単すぎて何を言っているのかわからないことがあるので大辞林の方がよいとおもいます。

ちなみ質問者の文章中の「過去」「現在」をひいてみました。

《大辞林》
か-こ 【過去】
(1)すぎさった時。昔。「―を振り返る」
(2)(人に知られたくない)前歴。「―のある女」「暗い―」
(3)〔仏〕 三世(サンゼ)の一。生まれる前の世。前世。過去世。
(4)文法で,動作・作用・状態などがすでに行われたものとして表す言い方。
日本語の場合,口語では助動詞「た(だ)」,文語では助動詞「き」「けり」を付けて言い表す。
なお,英語などでは動詞の時制の一とされる。

《広辞苑》
か‐こ【過去】クワ‥_
(1)〔仏〕過去世かこぜの略。前世。
(2)時の流れを3区分した一つで、既に過ぎ去った時。現在より前。以前。むかし。また、前歴。
   「暗い―を隠す」
(3)文法で、時制の範疇はんちゅうの一。今より前にあった事柄を述べるもの。

《大辞林》
げん-ざい 【現在】 (名)
(1)時間を三つに区分した一つ。過去と未来の間。刻々と過去へと移り過ぎてゆく,今のこの時。
   また,その瞬間を含んで近い過去から近い未来にわたる時間。「―の状況」「―住んでいる町」
(2)〔時を表す語の下に用いられて〕物事の変化する状態をその時点で区切ってとらえたことを示す。
  「一〇時―の気温」(3)目の前にあること。確かに存在すること。「石炭時代に―せし一火山/日本風景論(重昂)」
(4)(ア)(「現在の」の形で)まぎれもない。正真正銘の。「相伝の主(シユウ)と―の聟を討ち/平治(下)」
   (イ)(副詞的に用いられて)まぎれもなく。たしかに。「―血を配(ワ)けた兄/魔風恋風(天外)」
(5)〔仏〕 三世の一。今,現に生を受けているこの世。現世。
(6)文法で,時制の一。発言する時点での動作・作用・状態などを表す表現形式。

《広辞苑》
げん‐ざい【現在・見在】
《1》(1)〔仏〕三世さんぜの一つで、現世。今生こんじよう。
(2)時の流れを3区分した一つで、過去と未来との接点。また、それを含むしばらくの間。いま。
(3)文法で、時制範疇はんちゅうの一。今ある事柄を述べるもの。
《2》まのあたり在ること。
   (1)現存すること。「日本国―書目録」
(2)実際であること。ほんとう。曾我物語3「いはんや、彼等は―の孫なり」
(3)集計・会計や経歴の記述などで、日時を表す語に添えて、その時点で区切ってとらえたことを示す語。
「一〇月一日―の人口」「正午―の気温」

どっちがわかりやすいでしょうか?
広辞苑の過去の説明は妙に簡単で、現在は妙に詳しい。しかし、詳しくてもなんだかわかりにくくなっているように思います。
ただ大辞林は買わなくてネットで使えますね
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
拝見させていただきました結果、大辞林を購入します。

お礼日時:2012/08/28 22:16

大差無いです。

文字組デザインだとか好みの問題もあるし。好きな方で。

三島由紀夫を読むためなら少々古い辞書でも問題無いのでは。いくらなんでも文章が分からないほど昔の辞書ではないと思うので。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
助かりました。早速、買いに行きます。

お礼日時:2012/08/28 22:18

広辞苑は有名ですが言葉の専門家の間での評判はかなりよろしくないです。

良くも悪くも「昔の辞書」です。
最新版か中古かについては、辞書は新しいほどよい、とされていますが、10年以内くらいならば中古でも大丈夫でしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
大辞林にさせていただきます。

お礼日時:2012/08/28 22:17

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