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「花のように」を文節に分けると、何文節ですか??
できれば理由もつけて教えてください。お願いします。

A 回答 (5件)

 No.1さんや、No.4さんがおっしゃっているように、「花のように」で1文節です。



 助詞と助動詞が付属語で、その他の品詞は自立語なのはご存じですよね。

 「花のように」を単語に分けると、No.1さんがお書きになっているように、

> 花   の  ように
> 名詞 格助詞 助動詞

となり、自立語+付属語+付属語で、自立語は一つしかありません。(付属語は、それだけでは文節になれなくて、自立語に「付属」しないと文節にはなれない単語でしたよね。)
したがって、一文節です。

 「ね」を付けてみて文節に区切る方法は、簡便ないい方法ではありますが、この「ように」や、No.4さんが挙げていらっしゃる「そうだ」(これも助動詞で付属語)などの場合はうまくいきません。

 たとえば、「ヒレがあって、水の中で泳いでいるのがサカナ」という見分け方だと、クジラもサカナになってしまいます。「ね」で区切るのは、初心者が理解しやすいように用いられる便法で、厳密な区別の方法ではないのです。

 ここからは、本題から外れるかも知れませんが、自立語と付属語の区別について少し書いてみます。自立語はそれだけで文節になる単語ですから、その単語だけを用いて話すことができます。
 
 例を挙げてみます。「犬・見る・美しい・おだやかだ・ようだ」という5つの単語の品詞は、順に名詞・動詞・形容詞・形容動詞・助動詞で、初めの4つが自立語ですよね。これらは、
 「何を飼っていますか。」「犬。」
 「今夜のテレビ映画劇場どうする」「見る。」
 「彼女をどう思いますか。」「美しい。」
 「今日の海の様子はどうか。」「おだやかだ。」
と、質問に対してその単語だけで答えることができます。これらの場合は一単語で一文節で、しかも一つの文になっているわけですが、ともかくその単語だけで一文節ですから、これらの単語は自立語です。

 ところが、「ようだ」は、
 「今のお気持ちは」「夢のようだ。」(「夢」が名詞で自立語。「の」は助詞。)
 「明日、雨はどうでしょう。」「降るようだ。」(「降る」が動詞で自立語。)
などと、他の単語と一緒に用い、「ようだ」だけで用いることはありません。

 (「彼は来ないね。」「(来ない)ようだね。」などと、ことさら省略をした言い方をするか、「先の5つの単語の中で付属語はどれですか。」などという場合には「ようだ」だけで用いることもあるでしょうが、それはあくまで例外的な用法です。)

 同じように「が」や「の」や「のに」や「さえ」などの助詞、「れる」「ます」「た」などの助動詞もその単語だけ単独で用いることはありません。これらが付属語です。

 以上の説明で、「花のようだ」は、一見「ね」を入れて区切れそうなのに、「ようだ」は付属語で独立した文節にならないで、「花のようだ」で一文節になる理由がお分かりいただけだでしょうか。

 (なお、文法に関しては研究者によってさまざまな考え方があります。私の説明は中学校で、高校では古語(文語)で習う「学校文法」の考え方に基づいたものです。)

 長くなりましたが、確かにややこしい、誤解しやすい問題だと思いましたので、書いてみました。参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

詳しく書いていただいてありがとうございます!!
とても分かりました。

お礼日時:2004/02/03 14:36

NO.1さんが正しいですね。


中学生がよく陥りやすい間違いです。
彼女は/花のように/明るい。
と分けます。
文節は自立語で分けられ、付属語(助詞・助動詞)は自立語について文中に登場します。
「が」という語が自立語につけば、付属語になります。たとえば、「雨だが/でかけた」「雨だった。/が、/でかけた。となり、後者は自立語(接続詞)として、一文節になります。
ついでに、「そうだ」も同様に付属語ですから、自立語について文節に分けられます。
明日は/雨が/降るそうだ。
となります。
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この回答へのお礼

分かりやすい回答ありがとうございます!
参考になりました!

お礼日時:2004/02/03 14:33

 私がその昔習った文節の分け方です。


話し言葉でよく使われる間投助詞「ね」を入れられるところで切れる、というものです。従って、「花のように」は、「花のね」「ようにね」と切ることができますから、二文節かと思います。
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この回答へのお礼

「ね」をいれる方法、私も習いました。
回答ありがとうございます!!

お礼日時:2004/02/03 14:30

こんばんわ。


文節に分けるという問題ですが、
自信はないですけど・・・多分二つの文節に分けられると思います。こんな風に。↓
「花のように」→「花の/ように」
理由・・・という事ですが・・分け方、というのでも
いいでしょうか???
分け方は、その文節の終わりに「ね」を入れるんです。
だから、「花のね/ようにね」となります。
この分け方は今の国語の先生に教えてもらいました。
文節に分ける時の方法は、まず適当に分けてから、
その文節の境目に「ね」を入れる。
それであまり不自然じゃなかったら、その分けた文節は
あっている、と習いました。
だから、「山田君はご飯を食べた」という文を「ね」を入
れて文節に分けると、こうなります。
「山田君はね/ご飯をね/食べたね」
「山田君はね」という文は、あまり変には感じませんよね?
先生には、こういう風に分けろと教わりました。
・・・これは理由になったんでしょうか・・Uu
私は文法が特に苦手なんで自信はないですが・・。
分かりにくい説明をしてしまってすいません!!
yokoro214さんの力になれれば幸いです。
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この回答へのお礼

私も学校では「ね」をいれるように言われました。
回答ありがとうございます。

お礼日時:2004/02/03 14:27

 文節に分ける時は、まず品詞分解をしてその品詞が「自立語」か「付属語」か考えればよいと思います。



 「付属語」は品詞で言うと「助詞」「助動詞」、「自立語」はそれ以外です。そして「付属語」はそれのみでは文節は成り立ちません。必ず「自立語」と一緒ということになります。

花   の    ように
名詞 格助詞 助動詞

「花のように」の中には自立語=名詞は一つだけなので、1文節だと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!!
参考にさせてもらいます。

お礼日時:2004/02/03 14:25

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