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「誕生日にママに花を贈ろうよ!」のロシヤ語訳が完了体動詞を使用して下のA)のように、なっていますが、B)のように不完了体の不定形をしたら間違いでしょうか。違いを教えてください。
A)Давай подарим маме цветы на день рождения.

Давай дарить маме цветы на день рождения.

A 回答 (1件)

ロシア語では「ものごとを具体的に捕らえるか、漠然と捕らえるか」という視点の対立があり、どちらの視点で考えるかによって単語を使い分けると言われています。

そして、この考え方でいくと、完了体は動作を「具体的に捕らえる場合」に使い、不完了体は「漠然と捕らえる場合」に使う、というおおよその基準が見えてきます。

「誕生日にママに花を贈ろうよ!」
という文を、近々やってくる「ママの誕生日」という特定の日に「花」という特定のものを「贈る」のだと考えれば、それはとても「具体的な動作」でしょう。だから完了体を使うわけです。

しかし、もしこれを
「(毎年の)誕生日にママに花を贈ろう」
という意味だと考えれば、動作を繰り返すことが意味の中心になって、「花を贈る」という動作は漠然とした概念に近づいてきます(入門書などでは「繰り返される動作は不完了体で表す」と大雑把に説明されますが、その本質は「繰り返される動作全体を考えると、一回ごとの動作の具体性は薄れる」というところにあるわけです)。
あるいは、花屋が広告で「(みなさん)誕生日に花を贈りましょう」と提案するような場合は、特定の日に・特定の人物が・特定の人に対して行う動作ではないので、ますます漠然としてきます。
こういうケースでは不完了体を使うことが多くなるようです。

正直なところ、完了体・不完了体の使い分けは多分に感覚的なもので、文法的・論理的に説明できないケースが多いです。迷ったら、だいたい上のような考え方で「具体的」か「概念的」かを判断してみてください。
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この回答へのお礼

回答有難うございました。「完了体・不完体」については時々悩まされますが、「ものごとを具体的に捕らえるか、漠然と捕らえるか」という視点はこれから参考にしていきます。重ねてお礼いたします。

お礼日時:2012/09/09 12:52

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