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今の仏教と少しかけ離れたものらしいのですが、
仏陀の教えの原本のようなもの(現代日本口語訳)があれば、
読んでみたいのですが、そういうのご存じの方、教えて下さい。

A 回答 (4件)

はじめまして。



岩波文庫 ブッダの真理の言葉・感興の言葉 中村元訳
岩波文庫 ブッダの言葉・スッタニパータ 中村元訳
ですね。

ブッダの真理の言葉は、ダンマパダ・法句経とよばれるもので、世界で最も読まれている歴史上実在したゴータマ・ブッダの説いた経典です。仏教の知識がほとんどなくても、理解が可能です。

ブッダの言葉・スッタニパータは、最古の仏教経典とされているものです。難易度は、こちらの方がダンマパダよりも少し高いかな。

中村元訳には、丁寧で詳しい註がついていますので、その記述を読むと、仏教だけではなく、ゴータマ・ブッダの生きた時代がどのような時代であったかが理解ができます。両書とも、とてもすぐれた本です。名著と言っていいのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ご回答頂きました皆様どうもありがとうございました。

おっしゃることもしっかりしており、なんら異論はないのですが、
しかしながら、具体的に書物をご紹介いただけたのは#2様だけだったので、
この方をベストアンサーとさせていただきます。

お礼日時:2012/09/11 15:53

ブッダというと釈迦族の人ばかり話題になりますが


ジャイナ教のマハーヴィーラもブッダと呼ばれたそうです。

当時はまだブッダもただの尊称のひとつだったのかもしれません。
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>仏陀の教えを学びたい。

今の仏教と少しかけ離れたものらしいのですが、

○釈迦仏陀を学ぶ基本は古代インド哲学を学ぶことですね。釈尊時代の基本インド哲学を知れば、その上に構築された仏教も理解出来るようになります。
現代の仏教解説書は山のようにありますが、根本的に間違っているものが多数散見されます。これは西洋哲学、特にギリシャ哲学あたりの観点で仏教を解釈しよとしているからですね。
また、中国仏教の解釈も正確ではありません。これも中国の思想で仏教を解釈しようとしたからですね。
釈尊当時も現在もインドでは転生輪廻を信じる人は大多数なのですね。でも、その転生輪廻は苦であるという捉え方は、階級制度の厳しいインドでないと理解できないことですね。釈尊の時代の「生老病死」の苦も「苦の転生」の一部なのですね。「苦でない転生」「苦の転生」の意味は古代インド哲学の範疇ですからまずそれを学ぶことが必要ということですね。
このあたりをまず学んで、本屋で、仏教本を読むと玉か石かがわかるようになります。本屋にある本は、石ばかりだったのですが、近年は玉も散見されるようになりましたね。
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おっしゃる通り、現代日本の仏教の教えと、仏陀の教えとは、必ずしも一致しない場合も多いようですね。

宗教ってそういうものでしょうね。時代とともに変化して行く。


仏陀の教えそのものに触れたいという姿勢は、正しい宗教との向かい合い方だと思います。


ただ、本当に仏陀の教えそのものを読もうと思ったら、古典語を学んで経典を読むことが必要で、これは不可能に近い。


ひとつおすすめしたいのは、学問としての仏教学に触れることですかね。あまり感情や観念に流れ過ぎないで経典に触れるという意味で、アカデミックな研究書を勧めたいです。


間違っても、怪しげなインチキ仏教には流れて欲しくないな。


「仏陀」や「経典」よりも、現代の教祖様を崇拝する傾向の強い教派もあるそうです。警戒して下さい。
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