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(教科書を)つくる会など、右派団体の活動が目立っていますが、かれらは現首相の小泉氏、また橋本氏や田中真紀子氏などの政治家を支えてもいると思います。
住友会、稲川会また山口組などとの関連性も教えていただきたいと思います。

A 回答 (6件)

 まず誤解を解かなければいけないのが、「つくる会」が一般的に言われる右派団体ではないことです。

今回、問題となった「歴史教科書」も、現行の教科書があまりにも左傾化した内容であることを危惧した人たちが結成したものです。ただ、その目的に同調する人たちに右派団体構成員が多いことや、逆に反対するマスコミ、知識人に左思想の方多いため、「つくる会」=「右派」という印象が強いのだと思います。
 「13tora」さんの質問にはずれるかも知れませんが、住友会、稲川会また山口組などの暴力団との関連性は薄いと思います。

 「つくる会」が危惧した主な点として、戦前・戦中に日本がアジアで行った行為が残虐性ばかり強調されていること以外にも、世界史では、いまだに共産・社会主義に望郷の念をいだいていること(ほぼすべての教科書で「ロシア革命」が大々的に取り上げられ、共産諸国の過去の失政より、資本諸国のを大きく取り上げているなど)、日本史では奈良以降いかなる時代も「悪い政府に虐げられる民衆」の形でしか掲載しないことを挙げています。

 私自身、「つくる会」の者ではないですが、彼らの目的には同調しますし、反対する勢力には疑問を抱かなければなりません。
 例えば、
1 検定の時点では「どこの出版社かわからないようにして公平な検定をする」目的で表紙を白紙にしていますが、その時点で『「つくる会」発刊の教科書あり、内容に問題有り』と朝日新聞などが報道したこと、
2 「国定教科書」で日本を批判する教育をしている中国・韓国ぐらいしか抗議だけで、他のアジア諸国からは抗議がないのに、すべての外国が抗議しているかのように報道していること、
3 今までは「検定」=「検閲」とばかりに批判していたのに、中国・韓国の言い分を認め、「言論・出版の自由」を無視して修正を要求していること。
などです。

 以前、シンガポールに旅行した際、歴史博物館みたいなところにいきましたが、そこでは日本軍進出(侵略)やその結果をさほど批判的に取り上げず、欧米支配脱却のきっかけとなったいった感じで展示・紹介していました。これをみたときは正直驚きましたが、逆に「今までの受けていた歴史が一部分の主張だったんだなあ」と「目からウロコ」の気分でした。その「一部分」とは共産・社会系政党、支持団体だったり、マスコミだったりしたことも、その後の生活で報道などから流れてくる情報を注意深く分析して気づきましたし、「13tora」さんも気づかれると思います。

この回答への補足

ご回答ありがとうございました。私自身も、外国に滞在していた経験があるため、現代の日本人の歴史認識の感覚には問題はあると思っていたので、「歴史教科書」の改善は必要なことだとおもっています。
では、今回新内閣で目標のひとつとなっている、「改憲」はどうなのでしょうか?
改革的であろうと、保守的であろうと、日本を戦争可能な国としてしまうのであれ
ばあくまでも私の感覚ですが、「右」よりのながれだとおもうのですが。
それとも、「左翼的」であったとしても日本を戦争可能な国とする方向につながっ
ているんですか?
定義がよくわかっていないかもしれないので、回答よろしくお願いします。

補足日時:2001/05/18 09:56
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すみません。

ご質問にはまったく回答できないのですが、回答者のnisikitさんに一言。私はシンガポールに住んでいておっしゃる博物館にも何度もいっていますが、どうもnisikitさんはシンガポール博物館のいわんとするところを誤解されているようです。
展示場ではシンガポールの建国以来の資料に続いて日本との戦争のにかかわる資料を時系列的に並べてあり、まあ内容的にはおっしゃる通りそれほど批判的ではありません。シンガポールで行われた日本軍による大虐殺等も触れられていません。しかし展示場の一番最後の最後に広島の原爆投下の写真が大きく飾ってあったのを覚えていらっしゃいますでしょうか?シンガポールの歴史博物館の最後になぜ広島の原爆?と多くの人が思います。実は原爆投下の写真は日本の敗戦の象徴。日本の敗戦はアジアの日本からの解放の象徴と言うことを言わんとしているのです。
決して日本の侵略を美化するような内容にはなっていません。
これら日本侵略の展示物に関しては開館の当時シンガポール在住日本人からも反発があったと聞いています。しかしシンガポール政府は原爆投下の写真を含め展示することに決めたとのことです。
質問の内容からそれてすみません。
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 ボクも「教科書を作る会」という、変な団体には興味がありました。

で、よく知っている訳ではないですが一言。

 目くじらを立てて怒っている中国と韓国ですが、「作る会」メンバーがやりたいことへの問題点とは、だいぶニュアンスが違ってますよね。「あれを蒸し返すのはナンセンスだ」と言ってますからね。

 一番大きいポイントだった南京大虐殺についてのボクはちょっと調べてみました。ボクが知る限り、1937年の南京大虐殺と呼ばれるモノで死んだヒトは20万人(30万か?)ほどだと言われてました。その当時、36年に南京は100万人都市ほどの規模になっています。
 で、虐殺否定的派の根拠である、その直後の南京の人口は20万人ほどだったという情報ですが、あるドイツの新聞記者が南京での戦闘前夜の様子を記事にしているそうです(どうもどこかの公文書館に当時の新聞があるらしい)。
 「先週、約20万人の人々は南京を去っていった。以前この都市には100万の人々が居住していた。しかし、人口は35万に減少していった。今では、高々15万人の人々が残っているだけだ」と載っているそうです。そして残ったヒトビトは、南京の欧米居住者から構成された国際委員会によって設立された、南京の安全地域に集められたと言われているそうです(全部否定派の情報なのがイヤですが…)。

 これを鵜呑みにするのは危険ですが、あり得ない話ではありません。つまり戦争前夜に、沈む船から逃げ出すネズミのようにヒトビトが逃げていく。もし仮に中国政府の主張通りに、その時の人口が100万人だったとしましょう。すると、その100万人は一発触発の状態を認識できなかったと言うことになります。それはいくら何でもおかしいでしょう? 外国人は逃げ出せたのに?
 ただし全員が逃げ出したのではないのも確か。「難民の数は今や約25万人と見積もられている。増えた5万人は廃墟になったところに住んでいた人たちだ」とは当時南京にいたラーベというヒトの話で、これは信じられる話ですよね。

 次に国際委員会の活動報告で書かれている内容(原文をボクが読んだ訳ではなく、否定派の翻訳ですが…)では、1937年1月13日の日本軍占領の1ヶ月後、人口が25万人であるという事が分かるらしいです。前のラーベの話とも合致します。
 では、中国政府の言っている事が嘘なのか? いや、それも怪しいでしょう。少なくとも虐殺と呼ばれるモノがあった事はあったんでしょう。ただ、その規模はどうだったのか? 何故起こったのか? そこが論点にならないんですよ。
 だって、いくら戦争だといっても、きっかけがなければ暴走はしません。恨みとか憎しみとかね。そして“どちら”が“どれだけ”やったのか? ですがね。

 ただし、「作る会」の言い分にも疑問があります。安全区にいたのは20万人としましょう。ですが、それ以外の地区にいたヒト達は何人いたか? それがどこにも書いてないし、どの経路で逃げたのかも書いてない。これを信じろというのには無理がありますね。情報量が少なすぎるんですよ。1ページで語るべき事じゃない。

 南京関連でインターネットで信じ込めそうな場所は、google で検索したところ、このページですね。本当かは分かりませんが。
 「http://www.history.gr.jp/nanking/nanking.html」(否定派)
 「http://www.palf.co.jp/~yukio/nanking.htm」(肯定派)

 そもそも戦争中の情報は錯綜しやすく、誤情報と勘違いが錯綜するんですよ。インターネットを調べてみて分かったのは「ヒトの話を鵜呑みにしてはいけない」「正しさは自分で見つけるモノだ」ですね。

「人間が”これは絶対に正しい”と思っているとき、ほとんどの場合その事実はすでに過去のものになっている(VSイマジネーター)」

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 ボクは「作る会」が歴史教科書を作ったことには意義は認めますよ。それが正しいかは別問題ですが。あの問題は誰かがきっちりとした調査をするべきなんです。中国政府でも韓国政府でも、そして日本政府でもない第三機関がね。

 あと、「右派団体の活動が目立っていますが…」と言いますが、目立ったら何かまずいんですか? それこそおかしな話ですよ、右派だろうが左派だろうが言論の自由は守られるべきです(だけど、街頭演説は止めて欲しいね。アレは言論の暴力だよ)。
 それに右翼的な思想のヒトが、暴力団と関係を持っているというのは根拠が見えないです。一部の極右勢力が暴力的なのは認めますが、「作る会」が右翼団体で暴力団と関連があるという話は聞いたことがありません(nisikit さんが指摘するとおりなのかもしれませんが…)。

 ボクは「作る会」が目指した歴史教科書があっても良いとは思います。だけど、それを「正しい」と思いこませるような戦略はまずいと思うわけです。反対に現行の歴史教科書に問題があり、また政府の曖昧な見解にも問題があるのも事実です。そこをしっかりと認識するべきなんです。
 今まで政府や社会が蓋をしてきた事が、こういう風に歪められて出てきたのではないかと思います。

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 あ、あと「現首相の小泉氏、また橋本氏や田中真紀子氏などの政治家を支えてもいる」と言いますが、小泉氏は左翼的なヒトですよ。国粋主義も入っていますが。それに橋本氏はよく分かりませんが、田中真紀子氏も左翼的です。右翼的というのは、保守的で国粋主義的なヒトを指します。つまり改革とは反対の立場のヒトなんです。そこを分かって下さい。

 以上、こんな感じでどうですか?

この回答への補足

なるほど。回答ありがとうございました。
ところで、田中真紀子氏の率いる(?)「自民党の未来を考える会」(でよかったでしょうか?)のメンバーに超タカ派の石原伸太郎氏の子息・石原昇晃氏も入っていたと思います。俗に超タカ派=右翼的、と言われていますが、親子であっても政治理念はちがうものですか?
けっして、右翼を敵視しているわけではなく、あまりにもわからないことが多くて質問しています。
また、今回は「左翼的」WizAshuraさんがいわれる、小泉氏と田中真紀子氏の内閣ですが、この内閣の目指す改革の方向性は、何だと思われますか?
改革というより改善は必要だと思いますが、例えば、日本をもう一度戦争可能な国家にしてしまったり、アジア諸国を蔑視してしまうようなナショナリズムをつくってしまうのであれば、「右翼的」「左翼的」に分類しなくても私の危惧する方向性だと思ってます。

補足日時:2001/05/18 12:42
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「13tora」さんへ


 補足ありがとうございます。早速補足に対して私見を述べさせていただきます。
 「改憲」についてですが、憲法そのものは、国のあり方や国民の権利・義務について基本的な部分をまとめた法律にすぎないので、不都合が生じれば変えることは自然な流れだと思います。
 日本の特殊状況は、「憲法9条」にある「戦争・戦力の放棄」条項があること、これに関連して「改憲」→「9条変更」→「戦争」、だから、「改憲」イコール「悪」と言う固定観念が強いことです。また、その主張する方々は左派であると主張するため、「改憲派」が「右派」と受け止められるようです。
 私に感覚では、右・左の違いは「資本主義より」、「社会主義より」の「経済政策」の違いにすぎないと思っているため、「憲法の扱い」「戦争の是非」とは関係ないと思っています。
 保守的か改革的かで左右を区別する向きもあるようですが(右派、左派の言葉の由来も、フランス革命直後の議会で議長からみて右側に王権・保守派、左側に改革派が座ったからと聞いてことがありますので、本来はこの区別が正しいのかも知れません)、「右派」の中でも、より自由経済を標榜する人もいれば、保守的な人もいます。「左派」の中でも、資本主義経済の中で「手厚い社会保障」でカバーすること主張する人もいれば、元来の「マルクス・レーニン主義」を唱える人もいます。
 旧ソ連や中国は、左派を突き詰めた共産政権ですが軍事力は世界のトップレベルですし、共産国でなくても「左派」が政権を担当していても、軍事力は保持しています。もちろん、右派政権でも同じです。ゲリラ活動をしている勢力は「極左」だったり、「極右」だったりします。
 繰り返しますが、「日本を戦争可能な国」にするしないで、「右」である「左」であるに直結しない思います。
 長くなって申し訳ございません。


chezさんへ
 ご意見ありがとうございます。「広島の原爆投下の展示」については覚えていないため、私の注意不足かも知れません。誤解を与える内容で申し訳ございませんでした。また、開館の経緯を教えていただきありがとうございます。
 日本軍が攻めてきたのは事実であり、それをどう捉えるかは現地の方々の問題なので、「欧米支配の脱却」とするか「新たな国・日本支配の始まり」とするかは、私が決められないですね。
 ただ、展示物をみて、「必ずしも日本イコール悪という扱いではないんだな」と印象が強かったので、解釈が私自身に都合のいいようにとってしまったようです。
 ただ、もし日本に軍事力がなく、東・東南アジアに攻めて(進出して)いなければ、当時の欧米支配はどうなっていたのかの疑問があったため、前回の回答になってしまったことをご理解いただければと思います。
 失礼いたしました。

この回答への補足

回答ありがとうございます。とてもわかりやすくなりました。
「戦争可能な国」にする・しないで、「右」「左」と分類するのが目的なのではなく、今の日本の政治の流れがどのように将来の国家をつくろうとしているのかを知りたいと思ってます。
右も左も関係なく、さまざまな思惑がからみあっている政治の世界の中で、例えば、「つくる会」自身も利用されているといえるのでしょうか?
国粋的なながれと改革的なながれが一致して、今の内閣が成り立っているのだとすれば、日本を「戦争可能な国」にすることは可能ですよね。
回答よろしくおねがいします。

補足日時:2001/05/18 13:06
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回答自信なしですが、toraさんの「右も左も関係なく、さまざまな思惑がからみあっている政治の世界の中で、例えば、「つくる会」自身も利用されているといえるのでしょうか?」 という言葉に触発されて(つまり真摯さにうたれて)、知る範囲で書きます。

右翼左翼という言葉はフランス議会が始まったばかりの頃の右側左側に座っていた人達の主張の違いから始まったのはご存知の事と思います。日本では明治以来いろいろ形容を変えて存在してきましたが、最近の形を知るには、学生運動とかが華やかな60年代に、赤色化防止という、つまり反共産主義化を名目に、児玉誉士夫というフィクサーが、関東中の暴力団を集めて政治結社化させていったのが、一つの潮流です。またもう一つの潮流が暴力団を壊滅させるための頂上作戦を警察庁が実施した際に、多くの巨大ヤクザ組織が政治結社の下部団体という名目をつくって右翼化しました。これが大雑把ですが巨大暴力組織と右翼の関係です。ただ、アウトローの世界という点で横のつながりは、常識では考えられない、彼らの中だけのルールでも昔からありました。変な話「お前らみたいな、共産かぶれは勉強しなおさせなけりゃだめだ」と逃亡中の左翼の学生を庇っていた大親分もいました。その庇われた学生は、マルクス主義では計り知れない人間の機微をそこで勉強し社会復帰したそうです。アウトローの世界は面白いですね。
伝統的な右翼は戦前から続き、「国士」という者として、日本国に仇なすものに一人一殺のテロリズムを敢行していったのです。その中にはパワーゲームに利用された人もいたし、そうでない人達もいたはずです。また、右翼だからと言って国粋というわけではなく大亜細亜主義として、アジア全土に広がった団体もあります。私はそれを右翼と呼んでいいのかどうか(一般的には言われていますが。なぜならその生き残り団体は右翼団体とマスコミに言われていますから)わかりませんが、中国の革命を手助けした団体もあります。
右翼左翼も新右翼新左翼と言って、新民族派運動とかで話し合いをするようになったのは最近です。面白いのはどちらの団体も、集団化するとまとまりがなくなってすぐ分裂するところですね。
政治においては現在は右派左派といっても、厳密には「民主主義」「自由貿易主義」「資本主義」を守るという点において、どの党も、そして国民も当たり前と思っていますから、差異はありません。憲法改正か天皇制をどうするかとは、個々人がいろいろ思っていますので、どの集団がどう思っているかはさっぱりですね。
いろいろな思惑となってしまっているのでそういったばらばらの力が、明確に政治家を支えているとは言えないと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。参考になりました。

お礼日時:2001/05/25 16:00

 本来は掲示板みたいなディスカッションがいいのかもしれないけど、QAだからボクなりのアドバイスという形で答えますね。



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> ところで、田中真紀子氏の率いる(?)「自民党の未来を考える会」(でよかったで
> しょうか?)のメンバーに超タカ派の石原伸太郎氏の子息・石原昇晃氏も入っていた
> と思います。俗に超タカ派=右翼的、と言われていますが、親子であっても政治理念
> はちがうものですか?

 うーん、ちょっとイヤな考え方ですよね。親の思想が遺伝するということは、思考や意志などのヒトとしての根幹も遺伝するということで、しかもそれは遺伝によって安易に左右されてしまう脆弱なものとなりますよね?
 多分違うというよりも、石原慎太郎さんを超タカ派と呼ぶことが無理があるんですよ。あの人の思想は、「良いと思うことは積極的にやり、悪いと思うことは積極的に排除する」だと思いますよ。
 タカ派というのは「話し合いなどの穏やかな方法によらず力によって問題を解決しようとする強硬派(goo[国語辞典])」の事ですから、別に強引に事を進めたいわけじゃないでしょ? 彼はハッキリとした事が好きなんだと思いますよ。ただ少なくとも、今の日本で主流だと思う「なあなあ体質(暗黙の了解とかが好きで、調和という妥協を繰り返す)」とは違いますね。だからタカ派よりではあるけれども、超タカ派とまではいえないのでは?
 その点、石原伸晃さんはまだ、枠組みを崩さず、相手が悪くてもまず話を聞いてみる。そして何が出来るかを検討するタイプだと思いましたよ。そこら辺から見ると、親子でもタイプは違いますね。

 ボクは理系的な人間だけど、思想が遺伝子から派生するなんて事は思いたくないですよ。
 あと、石原伸晃さんですよね? 漢字が違うと検索できなくて、ちょっと困りました(^^;

 一応、石原伸晃さんのHPと都知事の部屋HPのURL
 http://www.nobuteru.or.jp/
 http://www.metro.tokyo.jp/INET/ETC/CHIJITOP/HEYA …

 それと「自民党の未来を考える会」って、もしかして「日本の明日を作る会」の事ですか? ちょっと(本当に5分ほど)探したけど、載ってなかったので…。
 http://www.wakate.net/member.html

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> けっして、右翼を敵視しているわけではなく、あまりにもわからないことが多くて質
> 問しています。
> また、今回は「左翼的」WizAshuraさんがいわれる、小泉氏と田中真紀子氏の内閣で
> すが、この内閣の目指す改革の方向性は、何だと思われますか?
> 改革というより改善は必要だと思いますが、例えば、日本をもう一度戦争可能な国家
> にしてしまったり、アジア諸国を蔑視してしまうようなナショナリズムをつくってし
> まうのであれば、「右翼的」「左翼的」に分類しなくても私の危惧する方向性だと思
> ってます。

 別に右翼のヒトを敵視しても良いんですけどね、それがボクの望む「自由」というやつですから。右翼を敵視するも、左翼を敵視するも、すべて自由。ただ、その結果は自分で負うのが筋だというものですね。ちょっと脱線しました。

 少なくとも、buyun さんや nisikit さんのような情報をボクは持っていません(持つ気もないですが)。ただ政治というものを、みんなが幻想しているのが不思議だと思っています。政治ってなんであるんでしょうね? 国のため? 国民のため? それとも…。
 ボクが思うに、国っていうのは国民の為のシステムであり、そのシステムを動かしているのが政治と官僚機構だと思っています。国民のためなんだから、国やシステムなんていくらでも変えていいし、変えるべきなんです。国を尊ばなければいけない? なんで? システムなんだから、乱暴な事を言うとPCや会社と同じなんですよ? それを自分で尊ぶのは勝手だけど、他人に押しつけんでくれ。…済みません、暴走しました(^^;

 民主主義というのは、多数決で方向性を決めるシステムです。つまり多数決で「戦争をしよう」と決まれば戦争をするべきなんですよ。例え、その結果がどんなに悲惨でもです。それが「決める」という事です。その事を理解していないヒトが多いんじゃないかな?

 ボク個人の意見としては、「アジア諸国を蔑視する」や「ナショナリズムを望む事」という権利も当然ヒトにはあるわけです。悪意だからといって、禁止したり不用意に危惧したりするのはまずいでしょう。問題はその結果を想像できるだけの、知性と知識を持つことです。扇情的なプロパガンダや事実と偽りをごちゃ混ぜにした情報から、どうやって自分の思想を持つか。それが重要なんですよね。


 あ、あと戦争の話が出ましたが、世界大戦を「全世界的に引き起こされた戦争」と仮定すると、まだ世界の3分の1以上で戦争もしくは一発触発の状態になっています。これを、ある人は「未だに終わらない第2次世界大戦だ」と言ってますよね。
 http://www.pubanzen.mofa.go.jp/riskmap/friskmap. …

 『戦争が平和を生むように、平和もまた戦争を生む・・・ 単に戦争でないというだけの消極的な平和は、いずれ実体としての戦争によって埋め合わされる・・・そう思ったことはないか?』とは、あるアニメ映画で竹中直人さんが声優をやった、荒巻という人物のセリフです。多分、こう言うことを危惧しているのではないかと思いますが?

 そしてもう一つ勘違いをされていますが、日本は戦争をするための武装はすでにあるんです。自衛隊などという曖昧な言葉にされていますが、外国の方は自衛隊を「軍隊」と思っています。そして防衛庁内部では、常に日本が諸外国から侵略してきたときの想定を繰り返しています。
 これでも現状で戦争が出来ないと考えているのですか? 憲法第9条? そんなものは戦争になったら忘れ去られますよ。
 敵兵に銃を突きつけられて、その目の前で「日本には憲法第9条により戦争は出来ない」と答えられますか? 答える前に殺されてますよ。軍隊なんて本当はない方が良いのですが、でも必要な場合だってあるんです。

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 あと、ボクの意見のまとめですが、「あの人は??派だ」とか「あの人の思想は??的だ」という決め方は、(ボクもやっていますけど)あまりしない方が良いのではないでしょうか? だって石原知事だって、柔軟に対処するときもあれば強権を発動するときもある。その時々によって対応や思想は変わります。だから主義主張、そして行動と思想をグループ分けすることそのものに、問題がある気がしますよ。

 ボク的には小泉さんは「改革をしたいヒト」で田中真紀子さんは「お小言と皮肉が面白いオバサン」です。そのヒト達の思想や行動を、いちいちグループ分けなんてする余力はないですよ。生きているだけで精一杯ですよ。あ、別に無関心というわけではないです。選挙にも行ってますし。
 ただ、間違ったことをすればその事を批判し、正しいことをしたら喝采を浴びせれば良いと思うだけなんです。現に外相としての人事凍結には賛成多数だけど、アメリカ高官との会談のキャンセルには批判が多数来てますよ。行動それぞれについて批評すれば良いんです。だってまだ1ヶ月経ってないんですよ? その政府に何を期待して、何を不安に思ってるんです? まだ何もできないし、示せてもないのに? 示してから、批判したり賛成したりしましょうよ(確か答申なりを6月前に出すらしいですが…)。

 以上、ボクなりのまとめでした。

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 あと、田中真紀子さんについて面白い論評が載ってるページがありましたよ。
 http://webclub.kcom.ne.jp/ma/kon-medi/2000_12_20 …

 こういう所を参考にしてはいかがでしょうか?
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この回答へのお礼

お礼がおそくなりましたが、たいへん参考になりました。
ディスカッションできるような掲示板があったらいいなと今回思いましたが、前に一度見たものがあまりにもすごかったので、今回はこちらで質問してみました。
ありがとうございました。ディスカッションできる掲示板があればぜひ、おしえてください。

お礼日時:2001/05/25 16:03

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