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昔に3年程(14歳から17歳まで)ピアノを習った事があります。

その教室では音感トレーニング等一切せず、ただ楽譜を見ながら指が覚えるまで何百回と弾くというスタンスで練習をしていたので、音感が一切育まれないまま私のピアノライフは終わりを迎えてしまいました。

しかし最近またピアノをやりはじめたいと思い、今度はきちんと音感を磨きながら練習しようと今はコードの勉強も少ししながら耳コピを重点的にしているのですが、今から固定ドで音を取る訓練をしても絶対音感はつかないので、全て移動ドで音を取っています。

なので、「ファ#・ソ#・ラ#・シ・ラ#・ソ#・ファ#」という音でも全てドレミファソラシドだけで言えるように「ド・レ・ミ・ファ・ミ・レ・ド」(この場合調はファ#)と歌いながら覚えているのですが、移動ドで音をとっていると楽譜を読む際はどうしても頭が混乱してとてもじゃないけど弾けません。

例えば、イ長調の曲で「ミ・シ・ファ#」とあってもそれは移動ドで言えば「ソ・レ・ラ」ですが、これを一曲丸々を一瞬でするのは不可能です。

もちろん、これをそのまま「ミ・シ・ファ#」と取ってしまえば固定ドになり全く音感が養われない事になります。

じゃあ移動ドで弾く場合は楽譜を見ながら弾く事は出来ないのかなぁ、と思った事があるのですが、でも実際は移動ドで弾いている方は沢山いるはず。

その方達は一体どうやってそれをこなしているのか聞きたくなったので今回質問させて頂きます。

出来る方回答お願い致します。

A 回答 (1件)

私は相対音感があり、鳴っているメロディは移動ドに直されて聞こえます。

絶対音感はないです。
鍵盤を見て弾くときにも移動ドで見ることが多く、その時は4小節くらい弾いていると頭のスイッチがその調に切り替わって、イ長調ならレの鍵盤がファで、シの鍵盤がレだと認識するようになります。「シレミ」と弾きながら、口では「レファソ」と歌うようなことも、混乱なくできます。むしろ固定ドで歌うと、耳に聴こえる音との違和があるせいで気持ち悪くさえ感じるほどです。

しかし楽譜を読むときには普通に固定ドで読みます。その場合は違和感も気持ち悪さもありません。
いま簡単なソナチネの楽譜を移動ドで読みながら弾いて試してみましたが、これはやや難しい作業のように感じます。
しばらく弾いているうちにやはり頭のスイッチが替わってそれなりに変換できましたが、難しい曲だと全て瞬時にできるまで精度を上げるのは困難かなあと思いました。



当たり前のことですが、音感というのは音を聞き取る能力です。それは耳に関する直感的な能力であって、
楽譜に書いてある音符を逐一移動ドの音に読み直すというのは、視覚と脳を使った全く別の能力です。

ですので、もし単に相対音感を磨きたいのなら、その練習法は間違っています。鍛えるべきは耳です。単純に。
なんだか音感に対する認識に重大な誤解があるように思います。

>これをそのまま「ミ・シ・ファ#」と取ってしまえば固定ドになり全く音感が養われない事になります。

と仰っているように、音感を養うことと楽譜の読み方を結びつけて考えておられる気がするのですが、楽譜をどう読もうが音感とは関係ないです。極論ですが、たとえば音を全く出さず楽譜をひたすら移動ドに読み替えるような練習法を100年続けたところで、音感は磨かれませんよね。
私の場合 逆にたとえ固定ドで読んで弾いていても耳は耳で相対的な響きをとらえています。音感って、そういうものですよね? 楽譜をつかって音感を養うという理屈が私にはサッパリです。音感は聴覚に依存する能力であるはずです。

楽譜を移動ドに変換する訓練は、ぶっちゃけ音感を養うには不適切な練習法だと思います(変換作業の方にやたら集中力を割かれるため)。
相対音感を修得したいのなら、まずマジメに軽く音楽理論を学んで、「和音」の相対的な響きを理解するところからはじめると、意外とスムーズにいくのではと思います。和音の方が、種類も少なく 変化もゆったりで理解しやすいからです。
和音が聴いて解るようになれば、それをヒントにしてメロディもどんどん解るようになります。


少し話がそれました。相対音感の訓練法はさておき、
もしどうしてもその楽譜変換能力を修得したいのだとお考えなら、着実なスキルアップは可能だと思います。その場合、まず単音を一瞬で変換するところから始まって、次第に和音になって両手になって…スピードをちょっとずつ上げて…より難しい調でも対応できるようになって…と少しずつ変換作業に慣れていくほかないです。
耳じゃなく頭を使う作業なので、処理量には人それぞれの限界があるとは思いますが…でも慣れの問題でかなり向上するはずです。単に12通りの楽譜の読み方を覚えて使い分けるだけの話ですから!
今だってト音記号とヘ音記号で、同じ位置にある音符を違う音として読めますよね。アレも習いたての頃は読み間違えてたと思いますが、慣れたら一瞬、和音もへっちゃら。あれと原理は同じでしょう。


移動ドで楽譜を読んでみると、転調したときなどかなり面倒でした(調ごとに頭のスイッチを切り替えなきゃいけないので)。
「移動ドで弾いている方は沢山いるはず」と仰りますが、きっと移動ドと固定ドを場面によって使い分けている人のほうが多いと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/11/06 08:20

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