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障害者の相談支援員の仕事について質問です。先日面接を受けてきました。

簡単に言うと、どういうことをする仕事なのでしょうか。相談して来られた障害者の方に、適した施設を紹介するなどのこと、と理解していますが、大まかにいうとそういうことでもいいのでしょうか。

全くの未経験ですが(福祉じたいも)、教育系の大学を卒業していることで採用担当の方が少し前向きに考えてくれているようです。もともと経験者や有資格者を希望してあるようですが、なかなかそういう方が応募に来られないために、採用の幅を広げた、と言われていました。

実際に現場で働いている人も、福祉系の資格は持たず、教育系の大学卒で、仕事をしながら社会福祉士や精神保健福祉士の資格を取っていき、仕事ができるようになったとのことです。

他の人に聞くと、大変な仕事だと言います。覚えることも多いし、法律がちょくちょく変わってきているので、一層大変だと。ましてや未経験の人が入って仕事をするのは無理があると。

もちろん、期間採用(契約社員で数年間の期限)で、自分が主になるわけではなく最初に見習いから入っていく形にはなるはずですが、それでも不安です。

実際、この世界でやっていけるか、という覚悟がまだ持てずにいます・・・。
もし、採用になったとして、どういうところを再度確認したほうがいいと思われますでしょうか。

経験者の方、または福祉関係でご存知の方で構いません。よろしかったらアドバイスをお願いいたします。
(知り合いに、福祉の仕事をしている人が誰もいません)

A 回答 (3件)

こんばんは



知的障害者・精神障害者施設で相談員の経験があります。

社会福祉士でしたが、経験が無かったので

最初は障害者理解のために、障害者の方々と一緒に作業をしました(施設は授産施設でした)

知的障害と言っても、色んなレベルの方がいらっしゃいましたし、年齢が違うと受けた教育も違っていました。また、生育暦(親のかかわり方等)によっても違いが出ていました。

皆さん大変個性的でしたよ。

年代や家庭環境によっても抱えておられる問題は色々でした。


窓口に来られる方々の相談に対応されるのですね。
障害者ご本人・ご家族・民生委員さん・ご本人の友人・近所の方等々いろんな方が相談に来られると思います。
一度の相談で答えが出る事は少ないのではないでしょうか。
まず、良く話を聞き、ご本人さんの生活状況をアセスメントして、ご本人さんにとって一番良い方法を見つけていく事がお仕事になると思います。

施設入所は最後の手段になると思います。

相談に来られるご本人だけでなく、ご家族全員に支援が必要な場合もあります。

大変と言えば大変ですが、問題解決まですべて一人で支援するわけではないと思います。
色んな社会資源と連携をとって、複数の支援者が一人の障害者の方を支えます。



障害の理解・社会資源の把握・制度や施策の理解・他の支援者と協働できること等々が必要です。
そして何よりも、障害者の方の話にじっくり耳を傾ける事が大切ですね。


ある障害者の方が「昨日、足を怪我した」と言ってこられたので、慌てて対応しようとしたら、1年前の話でした。その方は、過去は昨日・現在は今日・未来は明日といった表現しかされない方でした。

また、ある精神障害の方は、授産施設の帰りに毎日支援センターに相談に行っておられました。
毎日1時間、施設の不満をいいに行っておられました。
センターの相談員さんに後でお聞きしてビックリしました。


最初は、慣れなくて振り回される事もあるかも分かりません。
オンとオフを使い分けて、上手にストレス解消する事が、仕事を続けるコツだと思います。



不安もあるでしょうが、もしかしたら向いているかも分かりません。

せっかくのチャンスですから、やって見られたら良いと思います。


教育系の大学を卒業されているとのことですが、相談支援は教えるのではなく
相談者ご本人の意志を尊重しつつ、一緒にご本人にとって一番良い方法を見つける事だと思います。

ご本人さんが自分で決められるように支援していく事が大切かと思います。


どうぞ頑張ってください。
失礼しました

この回答への補足

「ある障害者の方が「昨日、足を怪我した」と言ってこられたので、慌てて対応しようとしたら、1年前の話でした。その方は、過去は昨日・現在は今日・未来は明日といった表現しかされない方でした。

また、ある精神障害の方は、授産施設の帰りに毎日支援センターに相談に行っておられました。
毎日1時間、施設の不満をいいに行っておられました。
センターの相談員さんに後でお聞きしてビックリしました。」

いろんな、思いもしないことが起きる可能性がある、ということなのですね。

聴くだけだと、「面白い」という興味で聞き入ってしまうけれど、実際相談業務を担う場合、どのように障がい者の立場に立ってこちらがお話ができるか、、想像を超える難題かも・・・。

改めて、参考になりました。

補足日時:2012/09/30 18:32
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

私も仕事に入る前に、障がい者支援の業務に就いてもらう、と言われています。

これらを経験しておかないと、実際に業務は難しいとも自分自身でも感じております。

ご回答の内容を何度も読み返しております。

障がい者の方への理解・受容が必要なこと、そして自分ひとりで解決するわけではなく、地域や他の組織
などとの連携が必要なことも分かりました。

実際に業務を行ってみて、次第に見えてくる・・というような印象を持ちました。

回答者様に「せっかくのチャンス」をおっしゃっていただいたこと、とてもうれしく思います。

私もここ数日間考えており、一人で考えずほかの方の助言なども聴きながら自分で判断しようと考えていたところでした。

教育の仕事ではない、ということ、これは肝に銘じておかないといけないなと思いました。
これから仕事をすることになると、自分の中で「つい」と思って対応したことが、支援になっていない可能性があるかもしれないですね・・。ご本人が自分で決められる、ということが大事なのですね。

とても参考になりました。

ありがとうございます。

お礼日時:2012/09/30 16:52

支援学校教員です。



私が知る限りですが「相談支援員の仕事」は「障がい者の現状を理解し、共感し、受容し、よりより生活を送れるように手助けの方法を相談する」ではないでしょうか?

「相談して来られた障害者の方に、適した施設を紹介する」は、大雑把過ぎる説明かと…

「支援学校の先生の仕事」は「障がいを持った子に勉強を教える」と同じような説明だなと。^^;
(実際は「その子がよりよい社会生活を送れ、自立した道を歩むように、保護者と共に手をさしのべ、スキルを身につけさせる仕事」なのですが…)

「相談支援員の仕事」の為には「カウンセリング技術」「障がいに対する知識」「法律に対する造詣」が必要になるでしょうね。

ただ、初めからそれが出来る人は少数です。

>完全に仕事とオフと切り分けたいほうなので、

逆に、これは「そうした方がいい」資質です。

福祉にかかわる方で「完ぺき主義」「滅私奉公」は、絶対につぶれます。

福祉は「ぼちぼち」と「気長に」「息長く」行える人のほうが、向いています。

ご参考までに。
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この回答へのお礼

お返事が遅れてすみません。ありがとうございます。

障がい者に対する理解、受容がまず前提であること、よく分かりました。

私は学生の時以来になるのですが、まず接してみよう!という気持ちに変わってきました。

「法律に対する造詣」、これも勉強が必要であること、覚悟させられました。

自分の理解がとても乏しいことに気づかされました。でもこの世界に入る前にそれが分かってよかったと思いました。

ありがとうございます。

お礼日時:2012/09/30 16:45

私の妻が以前、まさしくあなたが面接した障害者相談支援員と


して働いていました。
(現在は別種のアルバイト中)

私は妻と結婚する前から、この仕事の大変さの話しを
毎日聞かされ、私なりにアドバイスしたり、一緒によく
考えたりしていました。

まず、法律、条例等がたびたび変更になるので
その辺りはhanabipanpanさんの予想内です。


本当の一番の大変さは、障害者といっても身体、精神、知的、
発達と一つだけではありません。

その上、一つの障害とくくっていますが、病気の種別が多く
ここにかなりの想像をはるかに超えるスキルがいります。


例えば、精神保健福祉士は精神といっても疾病の種類の
多さとと精神障害者が受けられる支援制度、生活状況の
アドバイス、その特徴を専門的に学んだ上で、
講習会とかにも参加し、日々、新しい情報を得て
資格修得後もスキルを積み挙げています。



適した施設を紹介するのに、障害者さんの病気と生活状況を
聞きます。
自立支援法や障害年金の事、生活保護の事も熟知した上で
障害者さんが、働く事を目的としているのか、デイケア
みたいなのを望んでいるのか親身になって相談を受けなけ
ればなりません。


障害者さんにとって施設に行こうとする事は覚悟を決めて
よく来ます。


賃貸不動産みたいに、よく知っている施設を紹介していれ
ばいいというやり方は、一番トラブルになるそうです。


あと余談ですが、施設も少なからず貧困ビジネスで
障害者を集めている施設もあります。

障害者さんを抜けさす時も、悪質な施設の理事長との
事で妻も精神的に参った時期もありました。

以上が長年妻がやっていた仕事話しを聞いたり、
レクリエーションも何度か参加した私なりの情報です。


私のアドバイスとしては、まずは働いて、障害者の
立場にたって働いて行けそうだと思えば、
いくらでも勉強しがいのある職業だと思います。
資格を取ろうとかたくさん道も広がるとも
思います。

ただ、サラリー的に働く気持ちしかないのであれば
あなたにとっても、勇気と覚悟を持って決心してくる
障害者にとっても良くないと確実に言えます。
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この回答へのお礼

とても参考になりました。

どれくらい大変な業務であるのか、ということが伝わってきたような気がします。

ましてや、福祉業界も未経験になるので、入ったとしても最初はちんぷんかんぷんでしょうね・・・。

そこは市の委託を受けているところなので、仕事の内容としては役所管轄の業務になるみたいです。

専門の資格を持って転職活動をフルにしている方っていうのは、田舎だと本当に少ないみたいなんですよね・・。

おっしゃるように、覚悟があるかどうか、しかも、相手は障害者であること、これは生半端な気持ちで入れない、と思っています。
だから考えてしまう・・・。

サラリー的、という言葉、私の気持ちの中でも、完全に仕事とオフと切り分けたいほうなので、無理かなあと思い始めています。

とても参考になりました。

ありがとうございます。

お礼日時:2012/09/28 09:47

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