どうしても理解できないことがあります。
大きな地震が発生すると、津波の発生が予告されます。
テレビを見ていると、画面の端に津波が来る区域が表示され、
アナウンサーは「津波が来ます、高台に避難して下さい」と連呼します。
しかし、予想される津波の高さは、いつも30cmとか50cmとか、非常に小さい値なのが納得いかないのです。
だって、海面って、低いじゃないですか。
普通、港に行けば、海面は防波堤から軽く2~3mは下です。
海面まで30cmとか50cmとかしかない防波堤なんて、まずお目にかかりません。
防波堤を超える津波でなければ、高台に避難する必要なんてないはずです。
本件、いろいろと調べてみたのですが、
「たとえ50cmでも、引き波の力は凄まじい。立っていられず、流される」
「高波と津波は違う。津波の幅は数kmから数十kmにも及び、破壊力が桁違い」
「大潮や満潮の場合は50cmでも被害が出る」
などの回答で、質問者は納得?して引き下がってしまっていますが、
私にしてみれば、防波堤を破壊でもしない限り、水が防波堤を超えてくることなどないのだから、
上記のような回答はどれも的外れだと思います。
川(河口)の場合、高さ30cmでも幅が数kmあるような水量が押し寄せたら、
それが狭い川幅に絞り込まれ、高さ数mの河川敷を超える可能性はあるとは思いますが、
そのことを警告するならば「沿岸部の方は注意して下さい」でなく、「川沿いの人は注意して下さい」
にならなければおかしいですよね。
もしかして、50cmというのは、震源地での波の高さであって、
それが沿岸部に到達するまでに増幅して数mの高さになり、
防波堤を超えてくる、というものなのか?
そうならば、沿岸部で高さ何mに達すると予報すべきではないのか?
どなたか、高さ50cmばかりの津波が来るからといって
高台に避難しなければならない理由を教えて下さい。
No.13ベストアンサー
- 回答日時:
#8です。
<<1mを超えないと警報にならない、ということは、ないと思いますね。>>
回答は、きちんと確かめてから書きます。
気象庁のホームページで確認していただきたいのですが、警報と注意報の解説はこうなっています。
大津波警報;高いところで3m程度以上の津波が予想されますので、厳重に警戒してください。
津波警報;高いところで2m程度の津波が予想されますので、警戒してください。
津波注意報;高いところで0.5mの津波が予想されますので、注意してください。
「高いところで」というのは津波の最高潮位のことで、地形などの条件を十分に考慮した数字です。普通の住民が危険の度いを理解できることが警報の趣旨ですから、これで十分ではないでしょうか。ご提言も生かされています。
さて、注意報ではせいぜい最高で0.5mの潮位上昇ですから、避難する必要はありません。ただ、震源に近いところでは警報が出ている可能性があり、全国ネットのテレビでは警報が発令されている地域の住民に高台や頑丈な建物などに避難するよう呼びかけているでしょう。画面の地図で赤く示されてところです。
うぅーん、では、私の思い違いでしょうかね。
波の高さは30cmです。危険です。高台に非難して下さい。
ってアナウンサーが連呼し、
そんな低い波が堤防を越えてくることなんてないだろ、
と常々不思議に感じていた、と記憶していたんですが、
2mとか3mとか言っていたはずだ、ということですね。
No.16
- 回答日時:
goo辞書によれば「高台」は
周囲よりも高く、平らになっている土地。だい。
だそうです
人のいる場所はケースバイケース
津波から安全だと思うなら、すでに「高台避難完了」と判断してよろしいのでは?
参考URL:http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/135296/m0u/ …
No.14
- 回答日時:
大勢が思うもっともな疑問であり質問であると感じます。
理解するにはいくつかの単語を正確に理解する事が必要です。
水位、波の高さ、波の周期、高調波、水撃作用、最低限5つは必要と思う。
高台に避難する危険というのは水位であり説明は無しでも良いでしょうね?
波高つまり波の高さとは上下の変動距離なので説明は不要でしょう
波の周期ですが津波と呼ばれる場合には距離が長いという特徴が在ります。
数キロから数十キロに及ぶ事も在ります、波が上下を繰り返す長さの意味です
高調波というのは複数の振動現象を取り扱う場合に用いられる呼び方です。
例えば周期10センチの振動と30センチの振動を同時に扱う場合に他の波を
高調波と呼びます。波高がいくつになるかですが二つの波の合成と成ります。
現実の波高がいくつに成るのかは現地の条件により大きく変化するのです。
気象庁で発表される波高とは水位の事では無い。という認識が必要なのです。
普通の波でも横方向の水の移動が起きていますよね?海岸で見られる部分的な
海水の行ったり来たりの事です。津波は周期が長いので行ったり来たりも長い。
水撃作用とは移動する水が持つエネルギーの事と理解してください。
つまり水の持つ運動エネルギーであり遮断されれば圧力に変化します。
質問者の疑問状況では水が堤防に激突して圧力上昇を起こします。この圧力上昇
が水面を押し上げて堤防を超えてしまう事がある訳です。手で水を叩くと高く水滴
が飛び上がるでしょう? 津波水位は波高と周期と現地状況で決まる。
気象庁が発表する潮位は水撃作用を含んでいないので危険を正しく現していないのです。
本来の災害対策なら各地で水撃作用を考慮した水位を危険数値とすべきですがそんな
自治体を知りません。だから何回も死亡者が出るんですよねえ・・・・
No.12
- 回答日時:
>私、何を誤解しているんでしょうか?
QAサイトで理由も含めて全て理解できるように回答がつくとするならば、大学も研究所もいりません。
貴方の大いなる誤解はこの点です。
>1.5倍・2倍の話は理解できません。
あくまでも気象予報士が行っていたことの聞きかじりです。あてにならないというならご自身で観測と学問をしっかり学んでください。
>2点目は、よくあるガッカリ回答ですね。
貴方が確認した防波堤がどこか知りません。しかし、いくつもの港・防波堤でかなりギリギリのところは見ています。
>干潮時に海面が防波堤の3m下、満潮時に2m下
潮位(干潮満潮の差)が1メートルなどのところだけで予報を出しているのではありませんし、同じ場所でも時期により違います。湾の奥は潮位が小さいのですが、東京でも1メートル未満の時から2メートルを超えるときがあります。
「50cmの波」というとかわいらしい感じですが、津波はそれだけ海面が盛り上がって押し寄せてくるとイメージした方が良いです。
ガッカリするなら、QAサイトでちょっとした回答に期待するのではなく、ご自身でしっかり研究されたら良いでしょう。
専門的な回答なんて、求めていません。
50cmの津波が堤防を乗り越えて洪水になる現象を、概念的に把握できれば良いのです。
大潮の満潮でまだゆとりのある堤防に、50cmばかりの波が来たところで、何ともないと考えるのが普通じゃないですか。
それなのに、たかが50cmの波の予報で、危険だ、非難しろと大騒ぎしている。
この不思議に、私が調べた限りでは、誰も答えてくれていないのですよ。
No.11
- 回答日時:
津波の50cmは、験潮所などでの数値です。
津波は海の深い部分まで動くので、水深が浅くなるとその分波の高さがより高くなります。また、海岸線の影響設けます。例えばV字型の湾に津波が押し寄せた場合、湾の奥に進むに従って幅が狭くなる分、より高くなります。このため、予測が50cmであっても海岸では1m、2mあるいはそれ以上に高くなる可能性があります。河川の例を質問に書かれていますが、より大規模に同じことが起こるわけです。もうひとつ厄介なのは波の性質です。回り込んだり反射したりします。50cmと50cmの波が重なると1m近い波になります。海岸や島、水深が浅い部分などで反射したり屈折したりして、部分的に予想をはるかに超える波になる可能性があります。
次に、防波堤は通常に波を防ぐためのものです。港の入り口を狭くすると波が入り込みにくいですから、港の波が少なくなります。ですが、津波は海全体が上がるような波です。防波堤により勢いは弱まりますが、港全体の水位が上がります。防波堤の高さが何mあっても同じです。海を仕切っているわけではないですから。そして、港の奥で海面が1m上がると岸壁を乗り越える可能性がありますね。
更に、勢いがあると地形によっては50cmの津波でも海抜1mあるいはそれ以上まで駆け上ります。これは場所によっては相当な範囲ですね。
最後に、部分的により高くなる可能性があるならなぜそれを予報として出さないのか? ですが、実際どれだけの高さになるのかは予測が難しいです。最近、南海沖などでの予想の数値がピンポイントでていますが、これは震源域や海底の地形の変化を予想し、波の伝わり方を細かく時間をかけて解析しているからです。短時間でそこまで求められません。そして・・・ある海岸で部分的に2mになったとしてもそれをすぐに測定できません。求められるのは験潮所などです。この場合、多くの人は過剰な予報に感じるでしょう。これはこれで別の問題になりますね。
No.10
- 回答日時:
確かに貴方の様な誤解をする人がいるので、発表の仕方に問題があります。
それでも自分の身を守りたいなら誤解はなくした方が良いです。
貴方はいくつか誤解しています。
1点目は1メートルの波とか言った場合、100波に1波は1.5倍、1000波に1波は2倍になります。津波も同じで50センチと言っても倍くらいが来ることもあります。さらに、地形によってはいくつかの方向からの津波が重なって大きくなることがあります。
2点目は2,3メートルの防波堤があれば大丈夫かという点です。ご存知のように普段でも満潮干潮があります。そして、普段でも波があります。干潮のときはかなりゆとりがあっても、満潮だと波が防波堤を超えることもあるくらいです。ここに津波の50センチが加算されるのです。このため、わずか50センチでも防波堤を超える可能性が出てきます。
3点目は住宅地は結構低いということです。海抜0メートル以下の土地に住んでいる人も結構います。海抜数メートル以下なら相当数住んでいます。これらの地域は一旦堤防が決壊したり超えられたりした場合浸水します。単に1メートルのプールに入っているようなのとは違い、いろいろなものを巻き込んだ濁流なので逃げるに逃げられません。
1点目は、発表された津波の高さに対して、1%が1.5倍、0.1%が2倍になる理由が分かりません。
50cmの予想で、複数の津波がピッタリ50cmに揃って来るとは思いませんし、
波の重なりで高くも低くもなるのは分かりますが、1.5倍・2倍の話は理解できません。
2点目は、よくあるガッカリ回答ですね。
干潮に比べて満潮時は水位が高く、防波堤から海面の高さが縮まるのは分かりますが、
その状態で50cmの波が来たらアウトなんて、納得いきません。
例えば、干潮時に海面が防波堤の3m下、満潮時に2m下だったとして、
50cmの波が当たったって問題ないでしょ。
防波堤に当たって弾け飛んだ飛沫が防波堤を超えてくることはあるかもしれませんが、
それはクリティカルな要素ではないと思います。
これで納得してしまう人が多くいるようですが、私には納得いきません。
大潮の日の満潮時、近所の防波堤の上から海面を見下ろしても、
50cmの波が当たって防波堤を超えてくるとは、常識的に考えられませんもの。
3点目は、防波堤を超えなければ、そんなことは起きませんね。
超えてきたら大変ですけど、50cmの波では防波堤を超えないので、
防波堤の内側の海抜は、本議題では関係ないです。
私、何を誤解しているんでしょうか?
No.9
- 回答日時:
例えば東日本大震災の第1報は3mです。
http://www.j-cast.com/tv/2012/02/01120678.html
で、実際に観測された最大高さは43m
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/4363b.html
>防波堤を超えてくる、というものなのか?
津波の波は普段我々が海外べりで見ているような、
単なる波じゃなくて、水の塊のようなもので、
その回数によってどんどんやってきては
積み重ねるように高くなるわけです。
>沿岸部で高さ何mに達すると予報すべきではないのか?
地形によって変わります。またやってくる回数によっても。
三陸海岸のようにリアス式海岸では、
廻りの水の塊が集中してとてつもない高さに変貌するのは
上のデータの通りです。
そして、最終的にかつそこまで精緻に予報することは
今のところ不可能で、前回の大震災でも、
予報が小さいから油断して、逃げなかったために
結果として津波に巻き込まれて亡くなった方が
たくさんいます。
>高さ50cmばかりの津波が来るからといって
>高台に避難しなければならない理由を教えて下さい。
以上の理由で、予報が小さいから安心していてはいけない。
現地での揺れが小さいからといって、
津波が小さいとは限らない。という
教訓が文字通り先の震災で得られたことによります。
質問者さんのように数字や過去の経験則だけで
まあ大丈夫だろう。来るはずがないと
考えていた人たちが、たくさん犠牲になって、
津波=人智を越えたもの。という発想に立って
まずは避難することが命を助けることに繋がる。
という考え方なわけです。
まず逃げる。こういう発想が教育や生活に活かされていた
地域の人はけっこう助かっていたりするわけです。
No.8
- 回答日時:
どうも腑におちないのですが、ご存じのように津波警報には3種類あります。
予想される波の高さが0.5mの時は注意報、1mで警報、2mで大津波警報が出ます。
「津波注意報では予想される潮位の変化は0.5m程度であり、津波警報の場合(潮位の変化1m以上)と比べて小さい。内閣府・消防庁・気象庁等の関係省庁では、陸上に浸水するおそれはなく、居住区などから避難する必要はないとしている。」
(wikiの津波注意報の項による)
要するに、海で仕事中の人々への警戒信号というわけです。
というわけで、注意報であればラジオ、テレビの緊急放送はありません。だから、アナウンサーが連呼することもないはずです。
ひょっとして、津波警報が発令されても、実際に観測された潮位の変化が小さい場合が多く、現実にそぐわないことを質問者は問題視しているのでしょうか。
確かに、それは事実です。しかし、津波は海底の断層活動で起こりますが、同じ大きさの地震でも横ずれ断層では津波は起こらず、縦ずれ断層であれば起こることをご存じでしょう。どちらの断層活動なのか、地震発生直後には区別できません。したがって、空振りかもしれないことを承知の上で津波警報を発令せざるをえないようです。
いいえ、そうではありません。
50cm程度の潮位の変化で、普段防波堤の3mも4mも下にある海面が防波堤を
超えてくるはずがないのに、
予想される津波の高さは50cmです。危険です。注意して下さい。高台に逃げて下さい。
という話になるのが、納得いかないのです。
実際、その堤防を越えてくる可能性を警告しているなら、
発表される高さには、その数字だけでは読めない現象が絡んでくるはずです。
それが何なのか知りたくて、質問しています。
具体的に、いつの地震で見たものか分からないのですが、
テレビの画面の右下に日本列島が表示され、海岸線が赤や黄色で点滅し、
ならば津波の高さは5mとか10mとか言うのかというとそうではなく、
30cmとか50cmとか言っているのが、理解できません。
1mを超えないと警報にならない、ということは、ないと思いますね。
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