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言葉と文字についてですが、なぜ、多数の言語、文字があるのでしょうか?
例えば、近隣では日本、韓国、中国はそれぞれちがいますよね。
日本語は中国からの伝来で漢字がありますよね、でも、文字や発音はにてますがちがいますよね!韓国などは中国と隣接する国なのにまったく違う言葉と文字ですよね?文字や言葉ができたのは何千年もまえですよね!でわ、なぜ韓国は中国の影響を受けてないのでしょうか?
推測ですが、近くの国は絶えずなにがしろの戦争や紛争があり、隣国に通じないように(暗号)
なったのでしょうか?
ヨーロッパなどもそうですよね、フランス語、ドイツ語、イタリア語など様々ですよね?
語学の習得でふとおもいました?のでその分野で得意なかたがいたら教えてください。

A 回答 (5件)

世界に言語がどのくらいあるかについては、数え方によっても違いますが、数千と言われているようです。

これだけ広大な地域にこれだけ多数の人間が生きているのですから、言語の数が少なかったら逆に不思議だと個人的には思います。現代では交通も通信も便利になりましたが、言語の歴史から見れば、そういう便利な時代はごく最近のことでしょう。ですから、お互いに連絡が取れない中、それぞれの地域・民族で、それぞれの言語が生まれ、発達して行ったのではないでしょうか。1つの国の中でも方言があるくらいですからね。テレビやラジオがなかった時代は、お互いに方言で話したらあまり通じなかったと思います。

ちなみに、言語の数え方ですが、例えば、ドイツ語とオランダ語は比較的似ていると言われていますが、現在ではドイツとオランダはそれぞれ独立した国になっているので2つに数えるのが普通だと思います。それに対し、例えば、日本の東北地方の人と沖縄地方の人が方言のみで話したらほとんど通じないと思いますが、日本という1つの国の中の方言とみなされ、言語としてはカウントされないと思います。この辺は、研究者によっても考えが違うかもしれません。このように、純粋にに言語学的な視点からの分類もあるし、政治的な視点も入れた分類もあったりして、言語の数が定まっていないようです。

日本語、韓国語、中国語についてですが、韓国語と日本語は中国語からかなり影響を受けていると思います。ただし、それは主に文字や単語の面です。中国が文化的にリードしていた時代に、文化そのものと一緒に単語も入ってきたのでしょう。韓国は、現在は漢字教育はあまり行われていないようですが、漢字を使っていた時代もありましたし、今でも漢字語由来の単語がたくさんあります。日本は今も漢字を使っていますし、ひらがな、カタカナは漢字を元に作られたものです。中国語の影響の一例を挙げると、「図書館」は、中国語では「トゥーシューグァン」、韓国語では「トソグァン」のように発音します。(カタカナでは発音表記に限界がありすみません・・・)

中国語から単語はたくさん取り入れましたが、文法はほとんど影響を受けていないと思います。現代でも、日本語は英語から大量の単語をカタカナの外来語として受け入れていますが、文法まで受け入れているわけではありませんからね。

ヨーロッパの言語は、アジアに比べると親戚関係がわかりやすいです。ドイツ語、英語は文法、語彙共に共通点がかなりあります。イタリア語、スペイン語、フランス語あたりはラテン語系で似たところがあるそうです。(実際に学習したことはないので詳しくはわかりません・・・。)ヨーロッパ全体で、1つの「インド・ヨーロッパ語族」と言われています。もともと「祖語」と言われる言語があって、それがどんどん枝分かれして行って、英語、ドイツ語、フランス語のようになったと考えられているようです。

私が学生の頃は、「日本語は近隣に似た言語がなく語族が不明」とされていましたが、現在どうなっているかよくわかりません。しかし、韓国語を勉強してみると、文法など共通点が多く、全く無関係とは言えないと感じます。

私の知識は10年以上前に大学で学んだもので、現在はもっと研究がすすみ、別の考えが出てきているかもしれません。ご興味がおありでしたらちょっと調べてみてください。面白いですよ。

「隣国に通じないように暗号化した」というのは考えてもみませんでした。おもしろい発想だと思います。
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>>言葉と文字についてですが、なぜ、多数の言語、文字があるのでしょうか?



言葉も文字も、出す人と受け取る人の、二人です。二人だと上下でも、横でも近くなくては聞こえません。こうして階級差、地域差ができたのでしょう。

    例えば百人一首は13世紀に出来た物ですから千年も経っていませんが、僕が子どものとき聞いた札読みの節回しと、テレビで見るのとは違います。

    物の名も所によりて違うなり浪速の葦も伊勢の浜荻、とか言って、大阪と伊勢の近さでも同じ物が片方では「あし」伊勢では「はまおぎ」と違います。

    人が言葉を話すようになってからの年数は、千年の何百倍、場所も大阪伊勢間の何百倍もあります。此れが言葉の数が増えた原因でしょう。

     言葉に比べて、もっと人為的なのが文字です。その例の一つが15世紀になって世宗が学者グループに命じて作らせた朝鮮のハングルです。

    文字も、言葉同様通用範囲が限られており、言葉に比べればごく最近出来た物ですが、場所によっては神聖文字(マヤ文字)などと言って、特権階級だけの所有物だったものもあります。

    性格も、表語文字(漢字)、表音節文字(かな)、表音文字(アルファベット)、などと種類も多いので数が増えたと思われます。

    放置すれば無制限に増えると思いますが、それに歯止めをかけたのは、近代国家台頭に伴う共通語化(方言の減少)、中世以来の植民地化(先住民言語の滅亡)、グローバリゼーションに伴う世界語化への動きなどがあると思います。

    
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ヨーロッパ (特に西ヨーロッパの大陸) の言語については「国家」との関係があります. 単純にいえば


同じ言語を使っている = 同じ民族 = 仲間
違う言語を使っている = 違う民族 = 敵
というイメージです.

東洋 (中国文化圏) の場合は, そもそも「文字」というものが漢字しかなかったわけです. しかも中華を頂点とする社会体制があったので, 周辺諸国も自動的に中華の文字である漢字を使って自国の言語を表記するようになりました. もちろんず~っと漢字しか使わなかったわけではなく, それぞれの国でそれぞれの表記システムが作られています.

なお, 「韓国は中国の影響を受けてない」ということはありません. 語彙レベルでは中国や日本から流入した漢字語がたくさんあります. 例えば挨拶の「アンニョンハシムニカ」の最初の「アンニョン」は漢字語「安寧」の朝鮮語読みです.
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ごくシンプルに言って、今の言葉は原生人類が発明した時は共通のものだったのでしょうね。

人類が各地に広がってローカルに繁栄していくうちに(お互いの交流などまったくないため)それぞれの地域的言語として変わっていったのだと思われます。いわゆる方言ということですが、何万年も勝手に使い続けていくうちにまったくお互いに通じなくなるほどに違うものになっていったのです。文字はあとから言葉を残すために各地で勝手に発明されたのですが、共通の手本があって種類は限定的です。

この根拠として日本語があります。ほぼ共通のものがあったのでしょうが、各地に方言が発達して今でも残っているわけですが、島国で狭いので結構交流があってそこそこ通じ合っていたし根本的に変わったものは生まれなかった。そのうちに明治期になって強力な一体化、共通化が統一政府の手でなされて今にいたるということでしょう。

>推測ですが、近くの国は絶えずなにがしろの戦争や紛争があり、隣国に通じないように(暗号)
なったのでしょうか?

その例としては島津藩の政策がありますが、これも(幸か不幸か)徹底的なものには出来なかった。

中国と韓国ともまったく違う遠い国同士の関係が何万年も続いたので大きく違うのでしょう。かたや日本と韓国の言葉はルーツが同じで、かなり近い時期(7000年くらい以前)に分かれたものだという説があります。共通のことばが相当数あります。
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韓国と中国のことですけど、韓国はずっと漢字をつかっていて、今のようなハングルが使われるようになったのは5-6百年ぐらい前からのことのようです。

漢字はご存知のように覚えるのが大変で、昔は識字率も相当ひくかったので、もっと簡単に覚えられる言語を作ろうと、当時の王様がハングルを発明したそう。

言語学については良く知らないので何ですけれども、例えば南米はみんなスペイン語だけど、ブラジルだけポルトガル語ですよね。これは植民地時代の支配国の言語がそうだからだったと思います。フィリピンはタガログ語だけど、スペイン占領時代のなごりが強く、スペイン語を語源としている。。。。など、やっぱり言葉って歴史と関連してることは多いみたいに感じます。
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