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ハードディスクの電源は入れっぱなしのほうがハードディスクが長持ちするという意見を多数見かけます。ハードディスクの電源を切っておいたほうがいいとの意見はごく少数です。
しかしハードデスクは高速回転しているものです。電源を切っておいたほうが軸受けの磨耗は少ないはずです。したがって電源は程度にもよりますが、なるべく切っておいたほうが良いのではないのではないでしょうか?
電源を切らないほうがいいという人はHDを回転させるモーターの突入電流をいう人がいます。しかし、モーターの突入電流によるコイルの損傷と、軸受けの磨耗やモーターの発熱によるモーターのコイルの劣化、損傷を天秤にかけての発言でしょうか?
またHDの電源を切るとヘッドを大きく移動させねばならない、またはヘッドのサーボモーターに突入電流が流れるという人がいますが、HDにアクセスしていないときはHDの電源の入切にかかわらず、ヘッドは退避しているか、たとえ退避していなくても、アクセスしなければならない場所にはいないのですから、ヘッドの移動はHDの電源の入切にかかわらず、同じだと思います。またちがっても、ヘッドを移動させるためのサーボにはアクセスのたびに突入電流が流れます。
こう考えていくと、ヘッドのサーボモーターはHDの電源の入切にかかわらず、アクセスの際には同じだけ動くし、突入電流も同じ回数だけ、流れます。
そうすると、「電源常時入にしておくほうがHDが長持ちする。」との説に使われる、ヘッドのサーボモーターの寿命は関係なくなるのではないでしょうか
さらに、HDの寿命について、HDのどの部分の損傷による寿命到来か、故障したHDを実際に調べて解説している説がないのも、HDの電源は入れっぱなしのほうがHDが長持ちするという意見に疑問を持たせる一因になっています。
私も故障したHDの損傷箇所の統計は持っておりません。
しかし、私は軸受けの磨耗による寿命到来ではないかと考えています。
今まで見てきたものの中にはHDに塗られた樹脂の損傷によるものがHDの寿命を決定する説を見ました。それなら、停止中のヘッドの退避場所から、移動するときは樹脂が損傷しやすいのでしょうか、HDの電源が入っているけれどアクセスがなくてヘッドが退避しているときはヘッドの退避場所から、移動するとき、なぜ樹脂の損傷が少ないのでしょうか。

以上、思いつくままを書き留めましたが、HDの寿命について、丁寧にお教え願える方、よろしくお願いします。

A 回答 (9件)

電源は切っておいた方が長持ちする様に私は思います。


何故か?、HDDは熱に弱いのです、殆どが熱で故障しております。
私は外付けHDDを10台使用しておりますが、古いのは約12年位使っておりますが未だ現役で使用しております。
最近のは外付けのケース(フアン付き)を購入して、HDDは別に購入して、自分で組み立てて使用しております。
外付けHDDの完成品は接続部分の故障もある様ですが、殆どは熱に依る故障だと、私は思っております。
何故かと云うとケースが小さいので熱の逃げ場がない、その上ファンも付いていないのが主流です。
その様な訳で私は不必要時は全て電源OFFで使用しております。
パソコンもデスクトップは3台自作しておりますが、空間が大きい、ファンを多く着けられる、のが長持ちの原因でしょうね。
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「長持ち」というニュアンスからちょっとずれるかもしれませんが、今まで散々HDDをぶっ壊した来た者からの意見です。



HDDの故障は、起動時に起こる確率が一番高いと言われます。
・停止状態からディスク回転状態になる過程でのヘッドクラッシュ
(ヘッドのプラッタ表面への吸着(退避機構を持っていないHDDの場合)や、低回転時でヘッドが十分浮き上がらずに、プラッタに接触してしまう)

・長時間使用HDDによるスピンアップトルクの増大
(ベアリングがへたれて回転が重くなっている。酷くなると回転数が規定まで上がらなくなる)

よく正月明けで会社のPCが起動しなくなりますが、それは低温で軸受けが固まったHDDがクラッシュするものです。

このため、特に物理的ショックを与えなければ、HDDは回転しっぱなしの方が故障しづらくなります。
ヘッドはディスクや退避機構に接触していませんし、流体軸受けもディスクが回っていればほぼ宙に浮いた形で動いているので、回転に要するトルクは低いままだからです。
(油が抜けた流体軸受けは、一旦止まると接触抵抗が高いために再始動出来なくなります)

私の経験上ですが、電源の入り切りをするHDDに比べて、24/365で回しっぱなしのHDDの方が故障の頻度は低いように思えます。
我が家には自宅サーバがありずっと電源を入れっぱなしですが、HDDは全く故障していません。
普通のノート用の2.5インチHDDです。利用時間は18441時間。未だ不良セクタなどは出来ていません。
比べて利用するときだけ電源を入れるHDDでは、年に1~2台は確実に故障してデータを吹っ飛ばしてくれます。

ただし、HDDを回しっぱなしで運用するには、もちろん振動を与えない、温度管理をきっちりやるなど、なかなか条件が厳しくなります。(要はサーバルームで回しっぱなしにするのが一番良い)
一般家庭では人の歩行による振動などでもHDDに対して衝撃を与えますし、温度も人の活動に合わせて上下するため適切な管理がなされません。また適切にHDDが冷却されるかも疑問です。

このため、HDDにとって環境が悪いところでは、使わないときに電源を切っておいた方が「ぶっ壊されずに済む」ので長持ちするでしょうし、サーバルームの様にHDDにとって理想的な環境で動かすのならば、HDDにとって一番負担になる停止/起動を行わないため、軸受けが完全に壊れて回転ぶれが出るまで動き続ける=長持ちすると思います。
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これは実際には、統計を取ったり実験をしたりと言う物を見た事がありません


ですから、ここに書かれている回答は、パソコン使用者の感じ方と考え方だと思います
感じ方としては、みなさんに同感する部分もありますが、実際の所、HDDは消耗品です
自分の使い方は、1日10数時間で途中席を外す時(1時間以内)はスリープにしています
その状態でも、新品で買ってきて1年以内に壊れたのが2台ほどあり、逆に10年経っても現役で使えているものも多いです

結論は、どちらとも言えないと思います
どういう風に使っていても、壊れるときは壊れます
長持ちしているHDDでも、それが電源を切ったからとか、ずーっとつけているからとかの検証は出来ません
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私はパソコン暦20年ですが、何故かいまだかつてハードディスクが壊れたと言う経験がないです。



使用しないときは電源を切っています。

今使っているのも1日平均8時間の使用で8年目ですがいまだに健在です。

ただ、OSとアプリで1台、動画や画像ファイルで1台というふうにハードディスクを分けてはいます。
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今までの回答者と意見が食い違った事を書いてしまったら、自己責任で判断して下さい。



HDDの軸受けは流体軸受けが採用されている物がほとんどですが、SATAはアイドリング時とアクセス時で回転速度が変動する物があります。
その回転速度はさまざまですが、5400~7200回転タイプではアイドリング時のときの流体軸受けにあまりメリットが出ません。

7200~15000回転オーバーのHDDで流体軸受けの実力を発揮します。
(回転数が高いので、放熱対策はしっかりしないと基板が熱暴走します。)

HDDの電源を切っておく時間と稼動させている時間の割合により、電源を付けっぱなしの方が良い場合とそうでない場合が分かれます。

IDE/SATAは、1日8時間の稼動を想定して設計されているのに対し、SCSI/SASの場合は24時間365日の稼動を想定して作られていますので、寿命や故障頻度は使い方が同じであればおのずと分かると思います。
(とは言え、小規模サーバーではSATAを24時間365日稼動させている人・企業は多いです。
 ただし、HDDは消耗品とお考え下さい。)

SATAの回転数も高速化されてきていますが、その分SASも高速化されてきていて、データ転送の互換性はありませんのでSASの方が速いです。
(データケーブルコネクターには、ある程度の互換性を持たせていますが、SATA接続とSAS接続の切替にケーブルまで変更しなくて良いようにしただけです。)

HDDヘッドのサーボ移動時の突入電流は最大で数十ミリアンペアです。通常数ミリアンペアです。
HDDヘッドサーボはPWM駆動していると思いますので、消費電力は非常に少ないです。
HDDのディスク回転時の突入電流は分かりませんが、1A未満通常回転時500mA以下のはずです。
ハードディスクにもよりますが、最近の3.5インチHDDは12vと5vの合計消費電流は1A強で2.5インチは1A以下です。
古いHDDは、約2倍の消費電力でした。


       
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軸受けについては先の方が言われているように流体軸受けが使用されていますが、この軸受けはある程度以上の回転数で回っているときは、流体によって軸が支えられて非接触の状態で回転するように作られていますが、回転の低い状態では軸を浮上させる為の流体の圧力(軸受け部の形状の工夫で回転時に流体に有る程度の圧力を与える一種のポンプとして働くような構造になっている)が働きますが、起動時や停止直前のような状況ではこの機能が働きませんので。

頻繁に起動停止を繰り返すことが軸受けを返って磨耗させる場合もあるのです。また、動作時と停止時の温度変化も電子回路には悪影響を与えますし、モーターは起動時には定格回転時の10倍以上の大きな電流が一時的に流れるので、起動を繰り返すたびにモーターの駆動回路に負担をかけることにもなります。

このような事情のため、必ずしも停止させる方がよいとは言えないのです。もちろん停止時間が長く頻繁な起動が無いのであれば停止させたほうが寿命が長いということもありますが、これは使用状況によるのでなんともいえませんが、私の経験では電源を切らない方が寿命は長いように思えます。
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「しかし、私は軸受けの磨耗による寿命到来ではないかと考えています。


 HDDの老衰状態。これが理由で、寿命をまっとうすることが望ましい。


「今まで見てきたものの中にはHDに塗られた樹脂の損傷によるものがHDの寿命を決定する説を見ました。それなら、停止中のヘッドの退避場所から、移動するときは樹脂が損傷しやすいのでしょうか、HDの電源が入っているけれどアクセスがなくてヘッドが退避しているときはヘッドの退避場所から、移動するとき、なぜ樹脂の損傷が少ないのでしょうか。」
 アクセス中にPCを移動させたり、衝撃を加えて、ヘッドクラッシュによる故障が大半です。なので、電源を切れば必ずシッピングゾーンに退避されるので、一番安全だと思います。
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受け売りでスミマセンが…



軸受けについては、最近は流体軸受け、密閉で、過去に比べて磨耗寿命は大きく改善されています。
一方、起動時や読み書きによるヘッド移動は消費電力が大きい。回っているだけの消費電力は小さい。と言うことを考えれば、回しっぱなしのままのほうがよい、と言う事になると思います。読み書きによるヘッド移動はどのみち同じなので。

HDの寿命は、高温による電気回路基盤や機械部分の熱疲労と言われていますので、消費電力の大きい起動の回数を考えれば、回しっぱなしがよいといえます。
昨今の省電力意識からは自動停止設定が勧められてはいますが、この効果はPCを大量導入する企業などでの効果で、2-3台しかない家庭等では、席を外すなどでのディスプレイOFFが有効でしょうね。

最近のHD故障原因はデーター異常から来るようです。これはヘッドや円盤の傷などによるものと思います。高温常温差による金属疲労によることは推測されます。
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ほこりの全く無いところに、封印しとくのが一番です←新品同様のまま


↑これじゃ使えませんww
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