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歴史、生物学、文化人類学などどの分野に入るのかわかりませんが、お願いします。人類はアフリカの同じ祖先から進化したと聞きますが、西洋のクラシックや言語等と東洋の和楽器、漢字などの違いは、何故生れるのでしょうか。
西洋は、論理的思考、日本は、感覚的などと言われますが
環境の違いが原因でそうなったのだろうと思いますが、これほどまで違うものでしょうか。医学的に解明されているのでしょうか。もし、わかりましたら教えてください。

A 回答 (5件)

文化の差は地域差であり人種には関係ありません。

言語は5,000種にも分かれており、西欧語中心の比較はナンセンスです。文字を持った民族は限られており残りは全て民族間の交流で学び、改善を加えたに過ぎません。英国人もフランス人もドイツ人も(厳密には彼らの先祖)日本民族同様に文字を持っていませんでした。

論理的か感覚的かは後天的なものであり人種固有の差ではない筈です。西欧と日本と比較すること自体があまり意味がないと思います。他地域の国民、人種は対象にしないのでしょうか。(中近東、アフリカ、アジア、オセアニア、中南米など)

現在検討に値するのは国民、人種によって左脳、右脳の使用に差が有るのかどうか、あるとすればどの程度の差か・・・ぐらいではないでしょうか。

比較をする場合は日本とある国との差を行うべきであり(二国間)、普遍化して人種間の比較まで行うのは飛躍しすぎで科学的とはいえないと思います。
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この回答へのお礼

人種によって左脳、右脳の使用に差が有るのかどうかという事は気が付きませんでした。ありがとうございました。

お礼日時:2004/03/03 19:07

#4の方と同意見です。



人種という概念が人類史のなかで果たしてきた役割の殆どすべては、差別や抑圧につながっています。

ナチスヒトラーはアーリア人の優位性を説き、ユダヤ人を人種的に差別しました。
南アのアパルトヘイトは、「人種隔離政策」と訳されます。

人種という概念自体がゆらいでいる現実に注視して欲しいと思います。
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この回答へのお礼

色々教えていただいてありがとうございました。
もし将来、会話をすぐ翻訳する機械ができたら、世界中の国に旅行して、色々な価値観の人と話してみたいです。
そういう考え方もできるのかという発見をすると思います。

お礼日時:2004/03/03 19:14

<人種>という概念そのものが、実は意味のないものです。

アメリカの人類学会は、すでに<人種>という概念は遺伝的には意味がない、ということを宣言しています。つまり、白人・黒人とか日本人とかを決める遺伝子などは存在しません(髪が縮れているなどの特質は、あくまでもその髪の特質の遺伝子であって、「黒人」という遺伝子が特定の形質全般を決定しているわけではありません。だから平均的「白人」より肌色の薄い「黒人」もアメリカなどには結構います)。
 ではなぜ<人種>に人々はこだわるのか。それは、<人種>は必ず社会構造と深いかかわりをもってつくられてきた・使われてきた概念だからです。西洋では<人種>概念は奴隷貿易・奴隷制の興隆とともに登場しました。つまり人が人を「モノ」化するには、種が異なるという正当化の説明がなければならなかったのです。それは啓蒙主義の人間平等という建前の裏面史です。そして、いまでもアメリカの「白人」の多くは「白人であること」からくる非公式的な特権・恩恵を守るために汲々としています。
 人はある<人種>として存在するというより、ある<人種>としてみなされる、というわけです。ですから、<人種>概念自体に生物学的根拠はなくても、<人種>概念によって社会構造が作られ、ある種の<人種>にくくられた人々がそれで悲惨な目に会う、というのはリアルなことです。
 特に差別を受ける<人種>にくくられた人々(アメリカの「黒人」など)は、その境遇を表現し、不満を表明するために、独特の文化を作り上げることがあります(「ブルース」「ゴスペル」などはその典型)。後からみれば、「黒人」という<人種>には特有の文化があるように見えます。しかしそれは彼らが<人種>にくくられるようになったがゆえに育てた文化であるうえに、いかに一見「特殊」に見えようと西洋音楽を取り入れて独自の音楽に変えていったプロセスがあります。同様のことは、東アジアにおける言語と漢字の場合にもいえます。漢字は共通文化ですが、日本語・朝鮮語と中国語は語族が違います。人種と文化の関係は、実に恣意的(必然性がない)なのです。
 ゆえに、各文化を<人種>に特有・本質的なものとして捉えることに意味があるとは思えません。
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この回答へのお礼

白人・黒人とか日本人とかを決める遺伝子などは存在しないという点は、勉強になりました。遺伝より地域環境の影響が大きいのでしょうか。

お礼日時:2004/03/03 19:10

あまやんです。



人種や民族の違いはは生物学的、生まれながらのものでありますが、文明や文化については環境であり、歴史的な背景や地理的な隔離性から発生し、進化を遂げてきたものです。そこに関係性はありません。

例えば、アメリカの黒人は西アフリカを中心に奴隷としてつれてこられた人の子孫ですが、現在の西アフリカの人と、遺伝的、人種的なつながりはあるかもしれませんが、生活様式、宗教、文字、言語などは今日では全く違うものとなっています。

また、日本人でも、海外に移住し、2世、3世、4世くらいになったら、見かけは日本人でも言葉や考え方などはその国の人と同じになってしまうでしょう。

同じ黄色人種で見かけは判別不能でも、中国人、日本人、韓国人では、言葉はもちろん、思考様式や生活習慣は相当異なりますね。

近代になって人の行き来が容易になり、世界が小さくなることで、文明や文化が均質化するとともに、異人種間の結婚も増えてきて、世界は均質化する方向にあるという意見もある一方で、逆に軋轢が生み出されているという意見もあります。
ハンチントン「文明の衝突」(下記URL)を一読されることをおすすめします。戦後冷戦以降、8つの文明圏に世界を分け、衝突していることが現在の国際情勢の基になっていると分析した名著です。

参考URL:http://home.att.ne.jp/apple/tamaco/Nakameguro/99 …
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この回答へのお礼

今度読んでみます。ありがとうございました。

お礼日時:2004/03/03 19:04

日本からつれてこられたニホンザルのグループがテキサスに住んでるそうです。

テキサスのニホンザルは日本に住んでいるニホンザルよりもひとまわり大きくて、昼寝をするそうです。

やはり気候や土地などの環境からくるのではないかと思います。

ただの素人の意見ですが。
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