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東海地方、愛知県や静岡県は自動車産業が盛んなことで有名ですが、
なぜ自動車産業が盛んなのでしょうか?

地理的な問題?歴史的背景?
それとも単なる偶然?

理由がわかる方は回答いただけるとうれしいです。

A 回答 (3件)

自動車産業は典型的な組立産業で、母工場のまわりに下請・関連産業が集積し、一大産業地域を形成します。

このため、早く立地した場所が有利で、よく early start の利益の例に挙げられます。


 それでは、最初の核はどうして形成されたのか。アメリカの場合、デトロイトは東海岸からの水路の終点で、ここから西には馬車で進む水陸転換点であったといわれています。このため、馬車の生産が盛んでした。
 ヨーロッパでもアメリカでも馬車が早くから発達し、その馬車に動力(最初は蒸気機関)を積む工夫をこらしたのが自動車です。小型軽量のガソリンエンジンが発明され、馬車製造業が自動車製造へと転換したわけです。

 日本の場合、まず自動車が輸入され、それを真似て国産自動車を作ろうという企業家が出てきました。最初に工業化が進んだ繊維工場が多い東海地区で、精巧な機械製造に習熟した企業家が自動車製造に目を付けたのは当然かもしれません。

 日本の繊維工場も、原料の綿花や羊毛が輸入品なので、貿易港である名古屋の近くに集積していました。さらに田へ慰労戦争が始まると、繊維工場が軍需工場に転用され、それが戦後の自動車工業の集積に貢献したことも見落とせないでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました(*・∀・)

お礼日時:2012/12/12 17:23

>地理的な問題?歴史的背景?


両方です。

地理的な問題としては…
港が近いことで輸出に有利ですし、日本のど真ん中ということで、国内の消費地に向けても商品の供給がしやすい位置にあります。
(パーツより車の方が重くて、取り扱いが難しく、輸送が面倒なので、完成したら即輸出、即消費地へ出荷したい)

歴史的背景としては…
#1様のおっしゃるとおりです。
もともと機械工業の技術力があったことが大きいでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました(*・∀・)

お礼日時:2012/12/12 17:23

TOYOTAの前身である豊田自動織機(おりもの機械)が、愛知県豊田市にあったから。


それに付随する部品メーカーも周辺地区に工場を構え、裾野が広い自動車産業の一大工業地帯になった。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました(*・∀・)

お礼日時:2012/12/12 17:24

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