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PC用CPUとスマートフォン用CPUでは、何が違うんですか?

A 回答 (2件)

方向性として最も大きいのは消費電力と多機能性です。



性能と消費電力と発熱は比例します。性能が高いCPUは電力消費も大きく、結果、発熱も大きくなります。そうなると冷却器が必要ですし、バッテリを積んでいると熱によりバッテリの効率が落ちます。

デスクトップPC用の場合は冷却方法や供給電力に余裕があるので、その範囲で高性能なCPUを作れます。

ノートPC用の場合は基本は電源をつなぎっぱなしですが、バッテリ駆動も必要だし、冷却もかなり制限がありますから、性能と省電力のバランスを取った、普通は省電力ぎみのCPUにします。

スマホは基本的にバッテリ駆動のみ、しかもノートPCのように大きなバッテリは積めませんし、なによりFANとかつけられませんので、発熱も最低限に抑える必要があります(PC用のCPUの場合、やけどします)から、性能は利用に必要な最低限度を基本として消費電力を最重視、その範囲で可能な限り性能をなんとか上げる作り方になります。

多機能性に関してですが、PCはメイン基板上に様々なチップが載ってて、スマホにあるような機能、たとえばサウンド、無線LAN、Bluetooth、GPS等、すべて別チップが普通です。スマホの場合、これらを別チップで搭載すると消費電力が上がってしまうし、そもそも積む場所がありませんから、ほとんどをCPUに統合して、可能な限りチップ点数を減らします。

必要以上に多機能すぎると消費電力とCPU単価が上がってしまい、高性能でもなかなか売れなかったりします(Nvidiaのスマホチップなんかそんな感じなんですね)。
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一部重複します



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