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中国の空母「遼寧」は、1985年に起工し1988年に進水した未だ未完成だった旧ソ連製の空母「ヴァリャーグ」を完成させたものだと聞きました。その設計は1980年代初頭のものであり30年以上前のモデルですが、これは中国に空母を設計・建造する技術がなかったことが理由だと思われます。この旧式の空母は日露戦争の戦艦を太平洋戦争で実戦配備するようなものです。中国は、こんな旧式モデルの空母で米軍に対抗し得ると思っているのでしょうか?即日に海の藻屑だと思いますが・・・

A 回答 (13件中1~10件)

基本的に空母というのは第二次大戦直後のジェットエンジンの艦載機が採用されアングルドデッキとなった時点から大きな変化はありません。


ですから船体設計が古いから使えないという判断は間違っています。

空母の問題ではなく空母戦隊の陣容に問題がある可能性は高いですけどね。
空母というのは非常に脆弱で甲板に一発でもミサイルを食らえば空母としての機能が失われますしエンジンや船体に問題が発生すれば着艦が極端に難しくなります。

ですから空母を守るための戦隊がしっかり機能しなければどうしようもないわけです。
まずは遠くから侵入してくる航空機やミサイルを確実に見つける目
深海にひそむ潜水艦を確実に見つける耳も必要でしょう。

で、見つけた獲物を攻撃するときに各艦個々で攻撃していたら同じ相手に数発のミサイルが向かっていくだけで残った数機が悠々とミサイル網を突破してきたらどうしようもないわけですし。

いわゆる、目と耳と攻撃を考える頭が全てリンクして効率良く動作できなければ意味が無いわけです。

現代戦というのはそのリンクが機能しているかしていないかで勝敗が決まります。

まあ、現状の中国が出来る事は相手が防衛できる数を大きく上回るだけの航空機を突入させたりミサイルを撃ち込んで(これを飽和攻撃と言います)戦うしかないですから、1隻程度の空母で何が出来るとは考えてはいないでしょうね。

出来れば今回の選挙で政権が変わり日本の武器輸出を解禁させ、日本を信じてくれるアジア各国に優秀な日本の兵器(潜水艦とアンチミサイルシステム)を供与できる体制を整えておくことです。
そうすれば中国の決戦兵器である大陸間弾道弾の意味が無くなり、船舶も潜水艦で簡単に喰われるとなれば
中国が考える弾道弾や空母による恫喝外交もなりをひそめるでしょう。
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お礼日時:2012/11/29 13:20

>「遼寧」の船体が約30年前のものということは、金属疲労・劣化や老朽化、船体を構成している防御板の対攻撃耐久力の点での時代遅れ等の問題はありませんか?



材質的な面では問題ありませんよ。
退役寸前とはいえ、アメリカ海軍の現役の原子力空母はもっと長い期間使われていますからね。
ニミッツ級原子力空母の1番艦である「ニミッツ」は、1967年3月に起工して1975年5月から就役しているので、就役から数えても37年は経ってますから。
エンタープライズ級原子力空母なんか、1958年起工で1961年就役と41年間も現役です。
つまり、材質的には少なくとも40年は大丈夫ってこと。

まぁ、すでに30年も経っているということは、これからの空母としての寿命はそれほど長くないでしょうけどね。
空母建造と運営のノウハウを得るための実験艦的な意味合いが強いですし、あと10年持つなら十分なんじゃないかな。

この回答への補足

いずれにしろ米軍はセルビアの中国大使館をミサイルによるピンポイント攻撃して誤射だと言い訳したくらいですから、挑戦すれば結果が恐ろしいですね。また、米国は、パラシュート部隊を降下させてパナマの国家元首・ノリエガを薬物犯罪で逮捕したくらいですから、中国も何されるかわかりません。

補足日時:2012/11/29 13:26
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お礼日時:2012/11/29 13:19

中国空母「遼寧」ですか。



まずは、ざっくりとした諸元から。
基準排水量55000t、飛行甲板270m、全幅73m、最大速力20ノット程度。カタパルトなし。

比較のために、似たような艦を探すと、この艦が最も近いです。
アメリカ:ミッドウェイ級
基準排水量52500t、全長(飛行甲板)298.4m、全幅(最大幅)72.5m、最大速力33ノット。カタパルトあり。
この艦は第二次大戦中に設計され、進水しましたが、就役は終戦には一カ月ほど間に合いませんでした。

船体だけの話であれば、遼寧は第二次大戦末の空母と同等か少し劣った艦、という評価になります。
因みに現役の米空母は、約2倍近い大きさになります。航空機の能力も、随伴艦隊の能力も、比較になりません。


> 中国は、こんな旧式モデルの空母で米軍に対抗し得ると思っているのでしょうか?

思っていないでしょう。もし思っているとしたら、身の程知らずだとしか思えません。
ただ、フィリピン・ベトナムなど東南アジア諸国に対しては充分なにらみになると思っているのでしょう。これらの国の海軍は現在でも、改装はしているにせよ第二次大戦当時の小型艦艇が主力ですからね。
個人的には、レシプロ機を大量に載せた方が脅威なのでは、と思っています。
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お礼日時:2012/11/29 13:19

あなどってはいけません。



今や中国共産党はスクラップから空母を造り上げるスクラップップ再生技術を手に入れただけでなく、膨大なロシア語のマニュアルを中国語に翻訳する実績も上げたのです。

自分たちで考えることが苦手な中国人ですが、彼らが最も得意とするコピー技術をつかって、スホイ33とそっくりの殲15を「独自開発」しましたね。

これは、従来のコピー技術よりも一歩先をゆく露-中翻訳技術も含まれていると思われますが、このロシア語の設計図書を読み下す能力といったら、日本の航空自衛隊など足元にも寄れないでしょう。
今回の遼寧プロジェクトは、自分でゼロから作るよりも、スクラップの再生、既存兵器のコピーがいかに生産性が高いかを実証したものと言えます。

今後は、このコピー技術やスクラップ再生技術を応用して、益々兵器開発のスピードアップをしてくると思います。

この回答への補足

「遼寧」の船体が約30年前のものということは、金属疲労・劣化や老朽化、船体を構成している防御板の対攻撃耐久力の点での時代遅れ等の問題はありませんか?

補足日時:2012/11/27 08:45
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有用なご意見をありがとうございました。

お礼日時:2012/11/29 13:19

>中国は、こんな旧式モデルの空母で米軍に対抗し得ると思っているのでしょうか?



 思ってませんよ。そもそも「遼寧」は、中国海軍が空母運用のノウハウを身につけるための実験用空母、って当の中国が最初から言ってますし。
 「遼寧」がポンコツかどうかは、そもそも戦艦(どこも持ってないけど)や空母といった艦種は、近代化改装を重ねて数十年間は使用を続けるのが当たり前ですので、艦齢が古いからといって必ずしもポンコツとはなりません。必要な近代化改装や機関の整備が行われていないという意味ではポンコツでしょうが、ノウハウ取得のための実験艦という位置づけではそれなりのものなんじゃないでしょうか。

 米海軍に対抗しうるような空母機動部隊の建設は、これに続く国産空母の建造、護衛艦隊の整備、搭載機体の開発と要員の訓練、捜索・管制システム整備等、様々な課題を克服してからのことでしょう。
 なんとか形になるのに多分あと10年はかかる、ってとこじゃないですかね。もちろんそのときには米海軍もその分先に行っているとは思いますけれど。

 ところで、最新の報道で「発着艦に成功」ってニュースが流れてましたけど、見たとこ完全にクリーンな状態で発艦に成功しただけみたいなんで、「これで戦力化が」って話ではないです。燃料と兵器を山ほど積んで発艦できてはじめて見込みがでてきますね。
 でも、なんだかんだ言われていたアレスターワイヤを実装できていたのは驚きでした。金にモノを言わすってのはまさにこのこと。中国海軍恐るべし、ですね。
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この回答へのお礼

有用なご意見をありがとうございました。

お礼日時:2012/11/29 13:20

まあ目的は色々ある



・将来の本格空母運用のための下地作り(練習空母)

・東アジアの国家の中では、唯一の空母として位置付けられるので、お山の大将の気分を味わえる

・解放軍(海軍)の予算獲得と将軍方の高価な玩具として

・対台湾への示威

米国に対しては正面からの対峙は無理なことを承知の上なので、そっち方面には非対称戦略を構築中
遼寧は、ベトナムとかフィリピン向け
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この回答へのお礼

有用なご意見をありがとうございました。

お礼日時:2012/11/29 13:20

中国周辺国は、対空母対策をすれば良いだけ。



空母を使って侵略行為を企んでいるのであれば
空母艦隊の動向を
監視衛星等から情報を得て、迎撃態勢を整え
中国側にアピールすれば、意味のない
空母艦隊を持つ中国は、金をドブに捨てるようなモノ。

周辺国の政府が、ちゃんと迎撃態勢を
取れるのであれば、問題無いと思います。

今回の中国空母は、はじめから
実践配備なんて、考えていなかっただろうし
周辺国もその認識でしょう。
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有用なご意見をありがとうございました。

お礼日時:2012/11/29 13:20

間違いなくポンコツです。

中国自身、そのことをよく知っています。
だから今のところこれで戦争しようとは思っていないでしょう。
そもそも空母艦隊というのが時代遅れの考え方ですね。
空母は外征軍の兵器です。
自国から遠く離れた他国を攻撃するための侵略兵器です。
そのために護衛艦隊を含めた膨大な費用をかけて維持運用するのです。
本来国土防衛を旨とする日本や中国には不要な兵器なのですが、中国は最近アメリカに倣って外征軍を持ちたがり始めたようです。
どうやら金が出来たので、人民解放軍の一部がよその国を攻撃してみたくなったようです。
そのための空母でしたら、間違いなく100%ポンコツです。
使い物になりません。
笑ってみていればいいです。
バカですね。
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有用なご意見をありがとうございました。

お礼日時:2012/11/29 13:20

>「遼寧」は旧式のポンコツ空母ですか?



1985年に起工した空母がポンコツなら、アメリカの原子力空母は全てポンコツですよね。
ニミッツ級ネームシップのニミッツは1968年起工ですし、エンタープライズなんか1961年起工ですから。


>中国は、こんな旧式モデルの空母で米軍に対抗し得ると思っているのでしょうか?
>即日に海の藻屑だと思いますが・・・

よっぽど頭の中がおかしい人以外は"遼寧"1隻でアメリカに対抗できるとは思いませんよ。
仮に、空母としての性能が同クラスのアメリカ製と同等で、艦載機の性能も同じくらいだったとしてもボロ負けです。
だって、中国の空母は1隻しかないのにたいして、アメリカは11隻もの空母があるんですからね。
1隻あたりの艦載機の搭載量だってアメリカの方が上ですし、空母が2隻以上来た時点で中国の負けが確定でしょう。

個人的には、"遼寧"の艦載機になるらしいJ-15は嫌いじゃないんですけどねぇ。
ロシアのSu-33の違法コピーってあたりに中国らしさが出ていますし、違法コピーとはいえSu-27系列の美しいシルエットは健在ですから。
ただ、アビオニクスが中国製に変更されているってあたりが心配ですよね。
どうせ、中国製とは名ばかりのどっかの国のコピーだとは思いますが、コピーの段階でどの程度性能が劣化して不具合を抱え込んだのかが未知数ですから。
中国はどうでもいいけど、Su-27系列の美しい戦闘機が落ちるのは見たくないですね。
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この回答へのお礼

有用なご意見をありがとうございました。

お礼日時:2012/11/29 13:20

見栄を張りたいだけではないでしょうか…


とある新聞で読んだのですが、空母はあっても艦載機がほとんどないうえに、発着艦できるパイロットもほとんどいないそうで。
エンジンも旧式の戦艦と同じような古い型のエンジンでスピードも航続距離もくらべものにならないとか。
なにせ日本には空母はないですから脅威になるとでもお考えでは…
そんなもんで米軍にケンカ売ったらあっという間に海底直行ですよね…汗
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この回答へのお礼

有用なご意見をありがとうございました。

お礼日時:2012/11/29 13:20

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