プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

漢方に詳しい方いましたら意見を下さい。

以前こちらで質問をした者です。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/7808648.html

もう一度質問があります。
10年以上自分の体質に悩んでいます。
突然出てきた症状で、何かがきっかけになって悪くなったという感じではありません。
仕事にも影響が出ていてずっと見てみぬふりをしていたんですが、ここ最近になってようやく病院に通うようになりました。
頭皮の脂が出やすく顔と背中ニキビを治すため皮膚科を受け、舌が黄色くなり口の中が苦くなる症状で歯科を受け、鼻と喉の間に痰が詰まり口の中が気持ち悪くなる症状で耳鼻科を受け、消化器が悪いのかもしれないと思い血液検査・胃カメラを内科で受け、全体的な体調の悪さと不眠は自律神経の乱れかと思い精神科と心療内科を受診しましたが体調は変わりませんでした。
ただ1つ変わったのは、最後に受診した精神科で処方されたソラナックス(安定剤)で不眠が解消されたことだけです。
生まれて初めての安定剤を飲み出してからは1週間で効き目が現れ、もう何年も眠くなって布団に入ったことが数えるほどしかなかったのに、朝もすっきり起きれるようになりました。しかし、10日に一度は堰を切ったようにイライラが爆発して号泣し、昨日初めて用量を破ってその場でプラス1個飲んでしまいました。
イライラの原因は、体調がまったく改善しない事です。このまま一生この体質に付き合わないといけない事を考えた時、不安と絶望で夜中に布団の中で奇声を上げる事もあります。自分が日頃、表面にまったく異常が出ない事や、不満を口にしない性格のため、家族でさえも私が追い詰められている事に気づいていません。私は実家暮らしで、ここ最近になって『この不調で病院に行ってきた』とかは家族に言っていますが、「体質だったらそこまでしなくても。神経質」という感じで捉えているようです。
医者(心療内科・精神科)からは考えすぎないように・肝臓の数値が低いから栄養摂取(たんぱく質)に努めるようにと言われてます。私はニキビが酷いので悪化しないように食事に関しては悪い食べ方をしていないので、たんぱく質摂取でこの長年の体質が改善できるとは思っていません。だからと言って摂取していない訳ではなく、本当にそうなのか?と疑問を感じながら、特に朝に摂取するようにしています。
私の場合いつも精神に異常があって体調がおかしくなるのではなく、必ず体調から崩れてそこから不安に駆られたり人との接し方が難しくなります。
少し休む期間が必要だと思っても、例えば学生時代の夏休み中は何もせず過ごしていても体調は変わらず、それでも気にせずに過ごしていても結局何も変わりません。
私は元々自分にストレスがあるせいだと思っておらず、人は人、他人は他人と思う節があるので、いつどんなストレスを抱えても、感じ方は人それぞれで自分なりに何か工夫して生きれば何とかなるし、人の話を聞くことで自分が考えすぎだったと気づく事もよくあります。

最新の診察では心療内科の先生からは「今は安定剤を少しずつ飲もう。ダメとは言わないが肝臓を調べたり漢方を飲む必要はないと思う。たんぱく質はしっかりとって」、耳鼻科の先生からは「あなたには元々鼻のトラブルがあるためそれを治すために私は抗生剤を処方する。少しずつでないと効かないのかもしれない。抗生剤に抵抗があったり、他の方法を試したいなら漢方も悪くないと思う」と言われています。
あわよくば東洋医学を試してみたい気持ちがあります。体質だけでなく、自分の仕草や顔色を診てもらおうと思っているのですが、私の場合漢方で少しずつ改善する見込みはあると思いますか?

A 回答 (1件)

まず誤解していただきたくないのは、漢方というものは「西洋薬の考え方とは違う」ということです。


病気というものが、西洋医学は「原因を発見し対処する」というところが強いのに比べ、中国医学(東洋医学というのはもっと広義です…漢方薬は中国医学です)は、身体の状態をみて、そこから「患者の現在の状況」を読み取って、それに見合う薬を処方するという感じです。

舌の話が出ていましたが、中国医学では舌の大きさ、表面のヒビ、苔の厚さや色、裏側の血管の怒張具合など細かく見て行きます。
舌以外では尿の状態、便通、脈拍(というよりも、脈の強さや打ち方)、顔色(頬の赤みなど)等々の状態を見ると同時に、問診をします。
細かな診断をして、そこから患者の状態を割り出していくのです。

このように考え方は違いますが、共通点もあり、また、西洋医学側からのアプローチとしては、漢方の副作用の少なさを重んじての処方もあります。
簡単に言ってしまうならば、西洋医学が「蛇口の水」だとすれば、中国医学は「シャワー」のようなものです。
中国医学は根本的原因に辿り着くことがなくても、治療が始められるというところが効果的なのです。

私として一番良いと思うのは、両方の良いところを上手く使っていくことだと思います。
全体の改善として漢方を使っていって、スポット的に西洋薬のスピーディーさを頼る。
安定剤は必要がなくなったなら止めることを前提にする。
抗生剤は、効き目として同格の漢方が存在するならば、そちらに切り替えて様子を見る、という感じでしょうか。

いずれにせよ、お医者さんの存在は絶対に必要だと思います。
かかりつけのお医者さんの、漢方への理解がどの程度か?ということに左右されやすいのが難ですが、そのへんはなるべく平和的に、真摯にお願いしたいと思います。
先ほど言ったように、西洋医学と漢方は考え方が違うものですから、西洋医の先生からすれば「門外」なのですから。

結論としては、漢方で治るかどうか?という問いには「可能性はありますが」と答える以外無いですね。
大事なのは漢方の考え方に、あなたが沿えるかどうか?というところにポイントはあると思います。
質問文のように、症状への対症というものを、漢方は得意としませんから。
体質の改善が主たる働きですから、その動きはゆっくりであり、効果が見る見る上がるケースは稀です。
それに納得できるかどうかですね。

なお、漢方処方での「証」というものを診られる人は、お医者さん以外に「漢方に詳しい薬局」さんでもアドバイスはいただけるはずです。
ただし、薬剤師さんは医師ではありませんから、そのつもりで。
お医者さんの場合は「漢方医」と呼ばれる方が詳しいようです。
リンクを載せておきます。
http://www.kamponavi.com/hospital/index.html
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この回答へのお礼

回答をありがとうございました。
部分的な方法と全体からの働きかけという区別でとても分かりやすかったです。
私は今までに漢方というとカミショウヨウサンと葛根湯しか試した事がありませんでした。
西洋医学で怪しい所は医師に相談しながら選んできたつもりなんですが、どの先生もきちんと診察してくれているのに、良くも悪くもならないため本当にたった一人精神的に追い詰められています。
東洋医学に頼るのもありなのかもと意気込んでいたのですが、これでまた改善が見られなかったらと思うと気が病みます

お礼日時:2012/12/06 13:16

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