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脳梗塞によって高次脳機能障害となった方の「認知症高齢者の日常生活自立度」ってどういうランクになるものですか?
認知症ではないから「自立」になるのか?判断能力が乏しく日常生活に支障がある(お金の管理が出来ない、意思疎通が困難、理解力が乏しい…など)という意味では同じだから「IIIa」などのランクが付くものですか?でも、そうなると「認知症高齢者の……」って部分がひっかかりますよね。かといって自立とするのも何か違う気もするし…。

認知症という病名が付いていないのに日常生活自立度がIII以上だったりするのはおかしなことなのでしょうか?

是非教えてください。よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

認知症高齢者の日常生活自立度判定は、老健第135号通知に基づいて行われています。

その通知には、

(引用)
「認知症高齢者の日常生活自立度判定基準」の活用について今般、地域や施設等の現場において、認知症高齢者に対する適切な対応がとれるよう、医師により認知症と診断された高齢者の日常生活自立度の程度すなわち介護の必要度を保健師、看護師、社会福祉士、介護福祉士、介護支援専門員等が客観的にかつ短期間に判定することを目的として、別添「認知症高齢者の日常生活自立度判定基準」を作成したので、その趣旨を踏まえ、「障害老人の日常生活自立度(寝たきり度)判定基準」と併せて広く活用されるよう特段の御配慮をお願いする。

と書かれていて、確かに認知症と診断された人を対象に作成されていると読めます。病名が付いていない人に判定をすることはおかしいかもしれません。

ただこの通知の中には「なお、このランクは介護の必要度を示すものであり、認知症の程度の医学的判定とは必ずしも一致するものではない。」とされているので、現実的な運用としては診断を受けていない方に対しても、介護の必要度を判断するために利用していますし、介護保険制度を利用している方が主治の医師から必ずもらう意見書のなかで、認知症との判断を下していないにもかかわらず、しっかり「IIIa(※IIIはローマ数字です)」と書いてくださる先生もいらっしゃいますので、認知症の診断を受けているかどうかにかかわらず、症状による対応を検討する中で活用しているのが現状です。
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この回答へのお礼

丁寧な回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/12/18 02:21

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