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いつもお世話になっております。以下の英文で,a focus on formS (focus on formSはイタリックになっています)で不定冠詞のaがつく理由を教えて頂けますか?

Most researchers currently investigating the role of attention to form attribute the reawakening of interests in this issue to Michael Long(1988a, 1991). In that seminal work, Long distinguished between a focus on formS, which characterizes earlier, synthetic approaches to language teaching that have as their primary organizing principle for course design the accumulation of individual language elements (e.g., forms such as verb endings or agreement features, or even functions such as greetings or apologies) from what he (and now we) call focus on form(focus on formはイタリック).

focus on formsとfocus on formの知識が必要かも知れませんが,よろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

formというのは、文法(文の型)のことです


focusというのは、そのまま「焦点をあてること」「注目すること」でいいです
つまり、focus on formS というのは、「色々な文法(型)に焦点をあてる」ということです

日本でもいまだにあたりまえに行われていて、よく批判の対象となる主な教授法に、Grammar translation Method(GMT)とAudio-Lingual Method(ALM)というのがあります(決して悪い教授法ではないのですが・・・)

GTMはラテン語とかの古い書物などを読むために行われていた学習法をそのまま引き継いだような教授法で、まず文法を勉強をします
つまり、最初から(色々な)文法に焦点をあてるわけです(= focus on formS: だから"-s"がつきます)

ALMは文法は後回しなんですが、Army Methodとも呼ばれるように、同じ文章を正確に言えるまでとにかく繰り返します(= drillです) つまり文法はとりあえず学習しなくとも、「型(=文法)」を覚えるという学習方法です つまり、ここでも"focus on forms"なわけです(これはまさに"forms"ですよね)

Longという人は、第二言語習得においてはconversational interactionが最も重要だという"The interaction hypothesis"を提唱した人です("interaction"が大事だとする仮説は他にもたくさんありますが) そしてまた、このinteractionにおいて、corrective feedbackが重要だとも言っています

第二言語習得にはInteractionが重要だとする研究者は、文法重視ではなく意味伝達を優先する教授法を考えます
ところで意味を伝達するにしても、やはり文法がしっかりしていないと、伝えたい意味が伝わりません
そこに"Focus on form"が必要だという考えが出てきます(corrective feedbackを行うためにも、"Focus on form"が必要です)
※corrective feedbackというのは、「あんたの英語、ここが間違ってまっせ」と教えてあげることです
ただしこの場合は、「意味を伝えるため」に必要な文法という考えであって、GTMやALMのような文法重視の考えとは違います(どちらの文法も同じものであり、ただし文法重視の教授法とするか、意味重視にするかの違いです)

回答なんですが、"Focus on form"は固有名詞的に一塊で考えていいと思います(概念的なフレーズ: "form"で-sなしですが、結果してform"s" の学習はします)
そして、文法重視の"focus on formS"と差別化を図るための表現と考えていいでしょう

一方、GTMやALMでの"Focus on formS"というのは、単に「文法への着目」という感じの一般的イメージで考えていいので、"a"がついてもいいような気がします
(実は、通常"focus on formS"と"focus on form"の対比なので、私は冠詞にfocusして読んだことがありません)
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 focusとformが具体的に何を指しているかは知りませんので、それはご了承ください。



 focusとformは、不可算でも可算でもありますから、文法的には構わないですね。不可算は抽象的・概念的で、可算は具象的ということは、おおむね言えるかと思います。

 a focus on formsでは、具体的なものに具体的な焦点を当てたものを表し、一方、focus on formは、概念に対して、あるいは概念的に焦点を当てる行為を表しているように思えます。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2012/12/18 09:43

第2言語のある特定の言語形式に向けさせ、学習させる指導でFocus on Forms (言語形式を独立させて指導する指導法) とFocus on Form (意味の伝達を中心とする言語活動の中で必要に応じて学習者の注意を言語形式に向けさせる指導法)についての一文。


focus on formS は一つの方法(FonFsと省略されます)ですのでaを付けたと思われます。FonFはその方法の呼び方(ブランド名みたいなもの)なのでaを付けなかったと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2012/12/18 09:43

内容についてはむつかしくて分かりませんが、文の構造としては



 Long distinguished between a focus on formS ... from what he (and now we) call focus on form.

ということだろうかと思います。

 「ロングは (彼のいう) その formS なるものを、今日我々が focus on form と呼ぶものとは区別した」

といったようなことなのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2012/12/18 09:43

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