プロが教えるわが家の防犯対策術!

私の主人も理系研究者です。
結婚していろいろ不思議に思うことがあります。
そっちょくにご無礼なことを申し上げすみませんが、

生活水準が低いのにどのように満足なさっているのですか?
または、研究者自身が気にしていなくても、奥さんが常にお金の苦労をしている人によく会います。特に、受験など控えるお子様がいるご家庭では学費の面で苦労なさっている研究者家庭も多いと聞きます。

夫が国内でいた旧帝大の近くにボロいエレベーターなしのアパートが大量にあったので、低所得者むけの物件かと思いきや、大学職員官舎でした。

紀子さまのようにそういうなかからも素晴らしい方もいらっしゃったのはわかるのですが、たいてい、大学院にすすみ研究の道に進む方には、家庭がしっかりされてどちらかというと大事に育てられ、お稽古や受験、私立の学校にお金をかけてこられた家庭の方が多いと思います。

それが、安月給でゴキブリホイホイのような狭い場所に住み、というような生活に甘んじるのは屈辱ではないのですか?

私自身、妻として、私の持ち資産で好きなことはしていますが、夫の収入だけですと持ち家を買うのはローンになり、子供の学校やお稽古でちょきんもあまりのこらないという、よくみるやりくりに翻弄する教授妻とおなじくなってしまいます。奥さんのほうも質素な家庭の方ならそういう質素な清貧のような生活にストレスを感じないのでしょうか?

A 回答 (5件)

好きでやっていることだからねぇ・・・


金なんてあとからついて来るし。
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この回答へのお礼

夫もそういいます。
ただ、夫の大学にいた助教や教授の奥さんたちは皆様ご不満な模様でした。

拝金主義じゃないのh素晴らしいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2012/12/13 17:15

だから,おおむかしの帝大時代には,資産家の次男なんかが適する職業だったんですね。

面接試験では主任教授から「あなたのご実家は?」という質問があったそうです(現在はそんな質問はむろん禁止)。「父は子爵です。」・「よろしい,合格。」みたいな応答があったと,師匠連中から聞きました。もし貧乏なら,資産家の養子か婿養子(種馬)になるか。

しかし,帝大卒も定年や寿命でもういなくなり,現在は庶民出身の新制大学卒がプロフェッサーになっているわけです。ぼくもそのひとりであり,街を歩いてホームレスに間違われたこともあります 爆。まあ,子供にだけはそこそこの教育を受けさせましたがね。でも,ぼくが住む田舎では,ぼくは高額所得者のほうです。東京からこちらに移るとさっそく税務署のチェックが入り,申告漏れで追徴課税されましたから。

>夫が国内でいた旧帝大の近くにボロいエレベーターなしのアパートが大量にあったので、低所得者むけの物件かと思いきや、大学職員官舎でした。

わはは。ぼくはやっとそこから抜けだして,今年の春に築40年以上という超中古一戸建てを,即金で買いました。それで満足してますね。世間には,「激安の宿舎に入れて,いいご身分だ」という見方もあることをお忘れなく。

>屈辱ではないのですか?

ぜんぜん。気にしないのは,「好きな研究がやれるから」ではありません。ぼくはそんなに研究が好きじゃない 笑。上をみても下をみてもきりがないと構えていますし,知的以外の口に入るような生産に携わっているわけでもないので,妥当なところでしょう。「持ち資産で好きなことはしてい」る人から見れば,屈辱的待遇なのかもしれませんが。

この回答への補足

婿養子ってやっぱり昔は種馬よばわりされてたんですか?

補足日時:2012/12/13 23:41
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この回答へのお礼

金正日もあんなホームレスのような着たきり雀で国家主席なのでひとは見かけによらないですね。

お礼日時:2012/12/13 23:40

>夫もそういいます。



古今東西、男の考えることは、似たりよったりなのかも知れません。

>ただ、夫の大学にいた助教や教授の奥さんたちは皆様ご不満な模様でした。

これ、かなりのダメージがあるストレートパンチですよ。
夫婦喧嘩のとき以外は言わない方がいいと思います。

私も反省します。
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この回答へのお礼

頑張ってください。すみません。

お礼日時:2012/12/13 23:42

おや、今まで何か誤解されていませんでしたか?



ご主人が大学に所属ということですが、教員か研究員かは、あるいはポスドクのような立場か、は不明ですが、理系研究者と言っても同じ様なものでしょうね。
日本では昔から学者は清貧に甘んじるものと言われています。いわば仙人です。
武士は食わねど高楊枝といったところでしょうか。プライドを保てれば金は要らないという群れです。

旧帝大の場合は「ゴキブリホイホイのような狭い場所」に住むのは普通でしたし、大学の研究室などもゴキブリと一緒に住み、学会誌や論文コピーなどの山とインスタントラーメンの残骸が同居しているような所もありました。中には犬・猫も住んでいたり。

それでも、帝大系の有名国立大学の教授なら公務員の上級職より上の教育職給与をもらうし、企業でのような業績が無くとも、自動的に謂れの無い(?)ボーナスがもらえ、それほど惨めではありません。准教授以下の給与の下がりかたは急ですがね。

家庭から離れて、大学内で考えると、大学によっては交際費も使えます。大学内での研究費があります。昔は講座単位に配布されました。
何よりも科学研究費と言って文科省から補助が出たりしますし、企業からの助成金があったりしますから、本人の仕事の上ではそれほど困窮している感覚は無いのですね。

おまけに、何といっても自由があります。研究テーマ(役にも立たない?)も自分だけで決められるし、誰の指図も受けずに済みます。研究しない自由もあるのですよ。まったく研究などしない教授も多いのです。
もちろん、研究をしなくても、教育の仕事はあるし、大学の中には他に多くの仕事(様々な委員会で作業を分担)があります。本業のはずなのですが、それを雑用と称してサボル教員もいたりします。
所属とは別の大学で非常勤のアルバイトをして家計を助ける人も少なくありません。

アメリカの大学などでの例では教授の主な仕事は金集めだという見方もあります。社会に役立つ研究をしていれば企業から委託研究や補助金があったりします。研究能力は金集め能力と切り離せないのです。

ご存じの、日本のiPS細胞の研究では一般人からの寄付も多く寄せられているそうです。
つまり、社会に貢献できる研究をしていれば、自然に金は集まってきたり、企業の研究所の所長にスカウトされることもあります。

ところが、本人は立派な研究をしているつもりでいても、袋小路に入ったような研究を惰性でやっていたり、あまり意味の無い研究を、ひたすら論文の数を増やしたいという目的で、盲目的に没頭していたりする研究者もいます。地位に安住し、惰性で役にも立たない研究を続けていることもあるのです。
これは研究者への第三者による日常の評価が不足しているためです。とくに大学に留まっていれば、社会に曝されての評価を受けるおそれも無いというわけです。
外部から見たら、学会なども隔絶した世界で独りよがりかも知れません。

要は、何といっても研究者自身が、生活水準が低いことと、例えば、自由さを天秤にかけていてその生活に甘んじていることが多いのです。内心では忸怩たる思いの人も多いので、ご主人にはかなりデリケートな対応をした方がよいのでしょうかね。
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この回答へのお礼

私がいちばん疑問なのは、灘や開成に行った人がなぜあんな生活でしかも自身より優秀でなかった同級生のほうがはるかに良い暮らしをしてるのに、おだやかに過ごせてるのかということでした。ただご本人が気にしていないのですね。
しかし家庭を持ったらいくら大学教授とはいえ医学部でさえ子供の教育なんかでやっぱり家族は並の暮らしになって奥さんがぶーぶー言う人数人みます。私の高校にもそういう家の子がひとりいました。お父様は国内医学部の教授でしたが家族そろっていつもうちお金ないというのでけむたがられていました。家族が不満の思うケースが多いみたいです。夫の知り合いにも、お子さんのお稽古にバレエは発表会にお金がかかるからといってさせない人がいます。私が妻なら絶対そんなことできません。なんで奥さんもなにかしないのかひっかかりますがそのへんのパートくらいしかできなくてでもプライドでできないんだと思います。

お礼日時:2012/12/14 06:35

>安月給でゴキブリホイホイのような狭い場所に住み、


幸い抜け出しましたが、こんな状況は気にしていません。大学にいれば、研究を最優先できます。研究は、本人の好き勝手で選べます。理系の講座制なら、教授のテーマの範囲ですが、就職時に選べます。必ずしも100%では無いのですが(私は恵まれていて、ドンピシャでした)、ズレテモ60%以上の満足はあるでしょう。
 すなわち、仕事で自分が価値を見いだせる、しかも研究費や設備も用意があり、うまくいけばノーベル賞も。すくなくとも、卑屈な姿勢・態度をとらなくても済む、むしろ世間から尊敬されるという生活はできます。
 ですから、生活環境は二の次、というより、生存できれば十分、というのが学者の世界です。

 私は貧乏生活でも我慢できるのですが、耐乏生活をしたいわけではありません。ですから、家内が理解してくれるとは期待していません。結婚をするとき、「貧乏生活や」「一生助手や」と言いましたが、嫌がる様子はありませんでした。それなのに、20年ほどすると、あれこれ「いや」と言い出しました。
 幸い大学の財務が好転し、人並み以上の生活はできています。しかし、自宅は筑後40年で雨漏り状態、床はボコボコしていて、劇的BeforeAfterを見る度に、『応募できそう』と感じています。
 車はありませんし、家族旅行も無し、で生活しています。娘からブランド品を買ってなんぞは訊いたことがありません。ですが、嫁いだ娘に心配かけられた記憶がありませんので、世間に出しても恥ずかしく無いのが救い、いや自慢です(親バカ)。

 企業に移れば、耐乏生活から抜けられます。が。大学の事務の人に「教員の何割が会社で勤まるかな」と話したら、「まあ1割」と言われました。9割は、世間一般では通用しない人種、奇人・変人の集団ですから、コース変更は不可能、と覚悟してください。
 家内だけからは、露骨に馬鹿にされています(涙)。しかし、大学にいれば、仕事では胸を張り、誇りをもった人生を過ごせます。
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この回答へのお礼

そうなんですか。私は結婚して一年ほどですが結婚当初からあれこれ夫に言いまくっています。なので20年も言わなかった奥様はすごいと思います。環境が変わったのもありましたが、研究に従事するのがここまで質素で地味な暮らしとは思いませんでした。旅行に行くお金は用意できても夫が時間がとれません。数日できても家でゴロゴロするか大学にこもるのが好きで旅行に行きたがらないのです。私の魅力が足りないのかもしれません。
また他コメントもありがとうございました。大学にいたら一般企業で勤め人になれないにはわかる気がします。でも、自分たちのほうが優秀だったのに、優秀でなかったほうが良い稼ぎをし家族も良い暮らしぶりになるのはずいぶん、私であれば、納得しがたいです。夫の後輩で、教授の気に食わない研究テーマをだした人が大学から出されました。べつにルール違反やタブーを犯したわけじゃないのにです。私には、その教授が薄給の憂さ晴らしにしたとしか思えないです。貧すれば鈍するです。夫には帰国したら人間関係もふくめ大学に戻ってほしくないです。

お礼日時:2012/12/14 14:27

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