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夫の仕事の都合で急にパリ近郊に住むことになりました。来年5月からの予定です。
長くて4・5年、状況によって10年以上になるかもしれません。
私自身フランス語がほとんどできず、これから先とても不安なのですが、特に心配なのは二人の子供のことです(小学2年生と5年生)。
長期滞在の可能性が高いので、とにかく現地に慣れるために、夫は日本人学校よりも市内の学校に入れるべきでないかと考えているようです。
しかし私はそれなりに成長した子供たちにとって、それが果たして良いのか判断しかねています。
ちなみに夫はフランス語が堪能です。
何か良いアドバイスを頂けないでしょうか。
どうかよろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

フランスで仕事をしていた間、何組かの日本人ご家族と知り合いましたが、小学校1~2年生は問題なく現地校に通えます。

悩ましいのは5年生のお子さんの方ですね。
ご主人がフランス語をこなされサポートできる点を加味すれば、お子さんたちは現地校に順応するかと思いますが、高い学齢では私立校にされたほうが良いように思います。しばらく個別授業をしてくれたり放課後に時間を取って補講してくれたりなど、私立校のほうがケアが手厚いようです。
ただ、お母様が学校とやりとりできないぶんのしわ寄せがすべてご主人の方に行きますから、それでよいのかどうか、ご夫婦でよく話し合ってみてください。
いじめは、フランスは日本よりおそらく深刻で私立でも公立でもありますので注意が必要です。

年にもよりますがパリ日本人学校は過ごしやすい環境であることが多く、また、帰国後の進学成績も良いので、落ち着いて勉強に励むのには適しているようです。少なくとも、日本での受験を目指すなら、現地校に入れるよりも水準の高い日本人学校に通ったほうが得だと考えるご家庭は多いようです。
ただ、3年程度で帰国するとしたら、一経験として良質の私立校などに通い、帰国後に受験勉強すれば間に合うわけで、そうしてご兄弟とも東大に進学、卒業されたご家族も知っています。

ご家庭の方針にもよりますが、人格形成をフランス式にしたいのか、経験のひと駒として日本人のアイデンティティにプラスしてほしいのか、そして大学進学をどちらの国でするかを、よく考えたほうが方針がたちやすいと思います。
もちろん、現地校で基礎教育を終えてフランスの専門学校で職能をつけるといった道など、面白い人生になるかもしれません。フランスは日本より専門学校の存在意義が学歴として尊重されていて知識や技能に応じたレベル区分も歴然としているからです。

子供はどこでも逞しく育つという可能性を否定するわけではないのですが、フランスという国はかなり鬱屈した気質ですし、学校生活はおおむね窮屈かつ粗雑です。フランスの現地校で10年以上過ごせば、いやおうなくフランスの厳しい学歴社会に巻き込まれていきますから、お子さんの苦労と努力は並大抵ではないと思います。
根っから農と軍と商が混ざったような国民性といって過言ではないので、ほのぼのした育児雑誌に載るような親子睦まじい外国風教育のイメージなどは間違ってもお持ちにならないように、、、たぶんお子さんたちの性質と、ご主人がどれくらい時間を割いてお子さんをサポートしていけるかが、学校選びの鍵になるかと思います。
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この回答へのお礼

単に海外生活ということで無く、フランスという国の(特殊な)事例を知りたかったので、このようなリアリティのあるコメントをいただき感謝しております。
子供がまだ幼く、大学など遠い先の進路を今から定めていくのは難しいことですが、まずは家族でじっくり話し合おうと思います。
貴重なご意見をいただき本当にありがとうございます。

お礼日時:2012/12/28 00:22

おそらく下のお子さんより、上のお子さんが苦労されると思います。


海外赴任が決まったお宅から、子供に簡単な英会話を教えてほしいと頼まれることがあります。
あるお宅では男の子2人、1年生と3年生になる時にアメリカに行きました。
現地の学校に入れたところ、下の子は割とすぐ生活にも言葉にも慣れたけれど、
上の子は少し時間がかかったそうです。
数年で日本に帰る予定でしたので、帰った時困らないようにと
同じアパートメントに住む日本人で集まり、日本から取り寄せた教材で
勉強会をしていましたが、結局1、2年日本に戻ってまた海外という生活が続き、
日本の受験勉強は無理と判断して子供だけアメリカに残り、アメリカの大学に行きました。
別のお宅では幼稚園と2年生の女の子がタイに行きました。
日本人学校が近くになかったので、アメリカンスクールに入れました。
アメリカンスクールでは色々な国の子がいるので、先生も言葉が通じなくても
とてもよく面倒を見てくれたそうです。
逆に日本に来たケースでは、お母様がスペイン語圏の方で、お子さんは1年生に上がる女の子と
5年生の男の子。来日3か月で、下の子はお母様がスペイン語で何か言うと、
日本語で言い返していましたが、お兄ちゃんはしばらく人前で話しませんでした。
近所に越してきたお宅はアメリカ生まれの日本人で5年、3年、幼稚園。
日本語もできたため、一番下のお子さんはすんなりなじみ、一番上のお子さんは
スポーツをやっていたため、それを通して友達もできましたが、
真ん中のお子さんは物事をはっきり言うことでお友達から孤立してしまいました。
10年だと大学もフランスという可能性も出てきますから、
現地の生活に慣れた方がいいかもしれませんが、
4、5年だと上のお子さんはちょうど高校受験のころ。
下のお子さんは思春期真っ盛り。どちらも難しい時期ですね。
一番いけないのは中途半端になることなので、お子さんの為にご夫婦でよく話し合って
決めてあげてほしいと思います。。
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この回答へのお礼

様々なケースを教えていただき、どうもありがとうございました。
子供にとってフランス滞在が良い経験になれればと願いますが、慎重にならねばと思いました。
夫と良く話し合ってみます。
貴重なご意見をどうもありがとうございました。

お礼日時:2012/12/17 19:56

経験者ではありませんが、アメリカに留学時、同じ学校の子でバイリンガルの日本人がいました。


彼女は小学校2年から3年間、親の仕事でアメリカに住んでたようなのですが、現地の学校に入ったから、バイリンガルになれたと言ってました。最初は言葉がわからなくて大変だったけど、親より先に喋れるようになったようです。

どうやら小学校2-4年のときが、第二言語習得のスタートに最も良い時期だそうです。なぜならそれより若いと、日本語を忘れるからだそう。

それだけ長い期間の予定でしたら、早く現地の人に溶け込みきることが親子にとってもあとあと『楽』なように感じます。
日本人のコミュニティは、無意識にでもできていくし、そういう意味でも。
最初はどちらにしても大変かと思いますが、頑張ってください!
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この回答へのお礼

早速の回答どうもありがとうございました。
長い海外経験のある知人数人に聞いてみたところ、難しいのではという意見が多かったので、励みになりました。
参考にさせていただきます。どうもありがとうございます。

お礼日時:2012/12/14 21:26

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