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授業で数年前の雑誌の記事を読んだのですが、固有名詞のEnglishに不定冠詞がついていました。

内容を簡単に日本語で端折ると、
“英語は英米だけで使われているだけでなくアジアでも日常的に使用されており、また独自の変化を起こしている。研究としてアジア英語独特の表現が載った英語辞書が編纂されている。”
というものです。そのあと次の文が続きます。

... Asians may find the dictionary a help to understand each other's English. A number of Asian communities, says Butler, speak【an】English that's all their own. "They are not using English as a second language or a foreign language, but a primary language." ...

私が質問したいのはこの記事の内容ではなく"English"という単語の使い方です。
"English"という単語に不定冠詞がついていますが、これは英語はもはや英米だけでなくアフリカやアジアの国々で独自の文法や表現方法が確立しつつあるので、そのうちの一つの"English"ということで不定冠詞がついているということでしょうか。だとすればesをつけた複数形というものもあり得るのでしょうか。またこういった言語の固有名詞で不定冠詞がつくのは"English"のほかに存在するのでしょうか。

よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

1. "English"という単語に不定冠詞がついていますが、これは英語はもはや英米だけでなくアフリカやアジアの国々で独自の文法や表現方法が確立しつつあるので、そのうちの一つの"English"ということで不定冠詞がついているということでしょうか。



はい、おっしゃる通りです。

2。  だとすればesをつけた複数形というものもあり得るのでしょうか。

    はい、 world Englishes と言う例が、下記に出ています。
http://dictionary.reference.com/browse/english?s=t

3。  またこういった言語の固有名詞で不定冠詞がつくのは"English"のほかに存在するのでしょうか。

中国語は、下記の3の意味では、理論的には出来るはずなのですがこの系統の language 「言語」を dialect 「方言」とする伝統があり、そのため language レベルで扱われていない、と言う歴史的な事情があります。
    http://dictionary.reference.com/browse/Chinese?s=t

スペイン語は、ヨーロッパのスペイン語と、メキシコなどでのスペイン語がありますが。まだ普通名詞には下記のようになっていないようです。
    http://dictionary.reference.com/browse/Spanish?s=t
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この回答へのお礼

質問に的確にお答えいただきありがとうございました。
他言語についての説明はとても参考になりました。

お礼日時:2012/12/20 22:19

Englishって固有名詞だったんですか。

私は固有名詞から派生した普通名詞だと思っていました。ちなみに フランス語だと anglaisは普通名詞です。ただ、英語の場合は普通名詞でも固有名詞から派生したので大文字で始まるのではないかと。
それに固有名詞でも 冠詞を付けることで普通名詞化することはEnglishに限らず、よくあることですし。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
参考になります。

お礼日時:2012/12/20 22:21

「方言」と呼ぶには地理的範囲が広すぎますが、とにかく


英語は1種類ではないので、Englishesという言い方は普通にあります。
http://en.wikipedia.org/wiki/World_Englishes

ジーニアス英和辞典でEnglishを引けば、
「[~es;世界各地の英語のバラエティーを総称して]…英語」と
書かれています。

the Americasは南北アメリカです。
http://en.wikipedia.org/wiki/Americas
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
参考になります。

お礼日時:2012/12/20 22:20

以前「NO」と言える日本という本が出版されましたが、その英語版のタイトルはThe Japan That Can Say Noでした。


A China more just:本のタイトルです。
http://www.amazon.com/China-More-Just-Gao-Zhishe …
There'll Always Be an England:歌のタイトル
http://en.wikipedia.org/wiki/There'll_Always_Be_ …
An Englandと使い、英国という国は・・
http://www.guardian.co.uk/sport/2006/mar/21/sixn …
一般的な使われ方です。
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この回答へのお礼

決して珍しい表現でないことがわかりました。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/12/20 22:17

tookuheikitaiさんは英語の映画やテレビ番組で秘書、受付の係員が外部から電話をしてきた人を社内の誰かに紹介する時に、"Mr. Jones? A Mr. John Smith wishes to speak with you. May I put him though?" 等と言っているのを耳にした事はありませんか?勿論通常固有名詞には不定冠詞はつきませんが、何事にも例外はあります。

この場合、 John Smithは固有名詞であっても、この会社の人達には面識が無く、世間に多く存在する John Smithの一人であるのでこの様な表現になりますが、これは「ジョン.スミスさんと言う方」という様な意味です。この日本語でもわかる様に、相手が誰だかわからないので、まあその様な疑いは持っていないにしろ、身元がはっきりしないためです。

英語と一口に言ってもアメリカだけでも多くの方言、訛りがあり、ハワイで話される英語はHawaiian Pidgin English と呼ばれます。アジアの国々でも英語を公式国語として使っている場合でも、シンガポールで話されるSinglishの様なEnglish creole, Jamaican English の様なPatois も含まれるので、そのうちのどれとは確定してはいないけれども、その中の一つ、という意味で「英語」の前に不定冠詞が使われています。

固有名詞の前に不定冠詞がつくのは、この様に多くの中の一つ、相手に面識が無い、という場合だけでなく、I tried to mollify an annoyed Steveとか、He was so angry he took it out on an unsuspecting Jane. 等の様に、固有名詞の前にその時の状態を表す形容詞が入る場合にも使われます。But don't ask me why--that's the way it is.
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この回答へのお礼

これからは固有名詞であろうと冠詞がつくことはままあることだと頭に叩き込んでおきます。
最後の形容詞とともに使う表現は大変勉強になりました。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/12/20 22:16

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