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 私の夫は今から4年前に、30代前半でそううつ病を発病しました。
 夫の場合は大変珍しい例ということですが、ほとんど鬱状態がありません。もともと子供っぽいところがありましたが、そう状態になると特にそれがひどく、駄菓子屋やおもちゃやで小学生がほしがるようなおもちゃを買いあさり、止めるとちょうど子供が駄々をこねるようにしてわめいたりします。またそう状態が落ち着いた後も一人前の大人としての判断ができず、精神年齢が小学校高学年からせいぜい中学生程度のように感じられます。また、そうを押さえる強い薬や睡眠薬せもあるようですが、動作が緩慢で、普通に物事を判断したり行動することができません。
 主治医に尋ねたところ、ふつうそううつ病では人格の変化はなく、分裂病の傾向も含む、非定形躁鬱病という風に説明をされましたが、本人が同席していることもあって詳しい説明をしてもらえませんでした。本やネットで調べても非定形そううつ病という言葉については説明がなく、非定形精神病の項目のみしか見つかりませんでした。非定形精神病とは要は、あいまいではっきりと分裂なり、躁鬱なりと断定できないということのようです。
 長々と書きましたが、質問したいのは、この子供っぽくて自己中心的な(一人前の社会人として働くことが難しい)かつ行動が緩慢な状態は、一時的なもので、旧に復することができるのか。できるとしたら、どのくらい時間がかかるのか。できたとして再びそう転した時に、またこのような状態になるのか。克服の仕方はあるのか。ということです。(本人の60代の母親も時々似たような状態になりますが、本人および家族が躁鬱病とは思っていないので治療は受けていません)
 

A 回答 (3件)

まず主治医の先生の判断は重要ですね。

補足の説明ではっきりしてきましたが、躁状態になりますと、その人の持っている性格の「嫌な部分」が強調されて出てくるものです。ということで躁状態の説明はつきますが、非定型精神病ということでは、普通は人格の荒廃とか痴呆とか起こりません。となりますと、精神分裂病の可能性もあります。この病気はいろいろ型がありまして古典的な分類では27あると言われています。一見躁鬱病が混じっているような分裂病もあります。その辺を見極めるのはなかなか難しいので、主治医の先生の判断が精一杯とも感じます。
さて治癒の可能性ですが、一般論では治癒もありえます。諦めないでください。痴呆ということですがこれはないような気がします。それぞれの先生の判断で診断が違ってくることがありますから混乱されるでしょうが、一般論として痴呆と非定型精神病は別のものです。症状が似てきますが別のものに変わりはないですね。また躁に対する薬のことですが(炭酸リチウムを服用されていると思います)これが効果を発揮しますと活発な精神状態が抑制されますので動作が緩慢になるのでしょう。適切な向精神薬で治療すればお若いですし、治癒も期待できます。どうか大変でしょうが、根気よく、長い目で見てください。悲観するには及ばないですよ。最近はいい薬も治療法もあります。こうだ、と決め付けないで、温かい目で病気と付き合っていってください。薬も治療法も日々進歩しますから、諦めることなどないんです。こうして親身に病気のことを考えてくれる奥様ご自身がいらっしゃるんですから尚更です。主治医の先生を信頼されているなら自信を持って治療に参加してください。どうかお大事に。
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この回答へのお礼

貴重なアドバイスをありがとうございました。夫の病気も4年目に入り私自身少々というかかなり息切れしてきた時で、先の見通しがある程度つかないとしんどい時期に入っているところですので、励ましていただいてとてもありがたかったです。再発もこの先何度かあると思いますが、何とか病気との共存を考えていきたいと思います。

お礼日時:2001/05/23 20:52

文面だけから判断するのは難しいので、飽くまでご参考までということでお読みになってください。

ご質問を拝読する限り、そううつ病とは違うような印象を受けます。そもそも「非定型そううつ病」という診断名はWHOの分類の中にもないと思います。そう状態の場合、子供っぽくなるとかではなく、気分が途方もなく大きくなって、とんでもない大きな買い物をしたり、自分はすごい強いからと電車と相撲とろうとしたり、また有名な(男性の場合)女優とか女性歌手とかと恋人だとか言ってみたり、夜も寝ないで活動しまくるとか、これは典型的な例ですが、程度の差があるだけでこのような症状を示すものです。子供のように何か欲しがって、やめさせると駄々をこねるとか、「そう」は通常そんなものではないです。もし「そう」ならそういうことをやめさせようとしたら大変な大上段に出て、それこそ大変なことになるでしょう。非定型精神病とは、分裂病とそううつ病が混じったような状態を指して言うことが多いですね。むしろこちらの方を疑いたいですが、普通、この病気で人格の荒廃は起きないものです。何らかの痴呆のような症状が見受けられますので、大学病院に受信することをお勧めします。再度申し上げますが、文面だけからは専門家でも正確な判断は出来ませんので、少なくとも転院して正しい診断を受け、治療を受けられた方がいいようです。

この回答への補足

 早速アドバイスいただきありがとうございました。
 主治医からは非定形精神病(非定形そううつ病?)は躁鬱の波が大きいと、このような子供っぽくなるなどの症状がひどくなるので、できるだけその波を小さくすること、比較的早い段階から(60代初めぐらいから)痴呆が始まるということなどを聞きました。
 ということは、それなりの病気との共存を考えなければならないということ(完治は難しいということ)だと思いますが、非定形精神病は放置しておくと進行していく病気なのでしょうか?薬の服用などで進行をとめたり、改善したりすることができるのでしょうか。一般的なこの病気に対する見解で結構ですので教えていただければありがたいです。

補足日時:2001/05/21 15:04
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直接的な回答ではありませんが、以下の参考URLサイトは参考になりますでしょうか?


「双極性疾患-躁病」
このページで「原因と危険因子」「症状」「治療」「予後と転帰」と関連リンク先を参照してください。

ご参考まで。 

お大事に。

参考URL:http://leo.city.naze.kagoshima.jp/housecall/cgi- …
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この回答へのお礼

 アドバイスいただきありがとうございました。
早速教えていただいたサイトにアクセスして参考にさせていただきました。
つらいときですので、「お大事に」のひとことがとてもありがたいです。

お礼日時:2001/05/21 15:28

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