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6万Vの送電線での地絡事故のパターンについて知りたいのですが
NGRが190Ωの場合、
1.雷事故の場合フラッシオーバー後、完全地絡に移行して200Aの地絡電流が流れるで合ってますでしょうか?
2.鳥獣害、木の枝、等の場合はどのような様相で、どの程度の地絡電流が流れるのでしょうか?
それ以外もパターンはあるのでしょうか?

どなたかご存知の方、よろしくお願い致します。

A 回答 (2件)

6.6kV系統(抵抗接地系統)の地絡事故ですが、経験からの事故推移ですが完全地絡で200Aとります。


・中国電力(株)の場合は、NGRが400Ωで100Aの地絡電流が流れます。
・関西電力(株)の場合は、7.7kV系統でNGRが100Ωですので445Aの地絡電流となります。

電力会社においては、異常時の現象がオシログラフにて電圧、電流が記録されて事故現象と保護装置の動作を確認しますが、何十回とオシロを見ましたが抵抗接地系統につきましては全て完全地絡となる(完全地絡に移行)。

非接地系統の様に地絡電流が小さいと完全地絡とならない場合が多く発生しますが、抵抗接地系統や直接接地などは全て完全地絡に移行すると考えた方が良いと思います。

※ 抵抗接地系統の保護装置の整定計算、実際の整定においても完全地絡を考えて行ったと記憶しています。
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この回答へのお礼

お忙しいところ、本当にありがとうございます。
Gファインダーのことを調べていて、ふと疑問に思いました。
稚拙な質問にご自身の貴重な経験でお答えいただきありがとうございました。

お礼日時:2012/12/26 22:06

No.1です。


電圧の単位を 66kVを6.6kV 77kVを7.7kVと誤って記載しまい大変失礼しました。
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