アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

喪中に初詣をするのはいけませんか?また、おみくじを引く行為も慎まないといけませんか?どなたか教えてください。

A 回答 (5件)

貴女、大切なお身内が亡くなって、「貴女は穢れている」なんて言われて納得できますか?


実は人が死んで穢れるなどという記述は古事記にはありません。後世の誤解なんです。
イザナギはイザナミの死によって穢れたわけでは有りません。イザナミの埋葬を終えても、それどころかイザナミの死の原因となったホノカグツチを殺しても穢れたという記述はありません。
イザナギが穢れたのは、イザナミとの約束を破り、生きた身で死の世界である黄泉の中に足を踏み入れた事なのです。
ですからお身内が亡くなっても穢れではないのです。

第二に神社参拝してはいけないのか?仏教が日本に来る前の時代、或いは神道だけの時代に身内がなくなったらどうなるでしょう。亡くなった人の魂は神に託すしかないでしょ。つまり真っ先に神社に飛んで言って「よろしくお願いします」とお願いするしかないんですね。

でも、実際には神棚に半紙を張って拝礼をしません。それはなぜか・・・。
実は参拝してはいけないではなく神事に関わってはいけないというのが正解なんです、そして神社に入ってはいけないんじゃなくて外出してはいけないが正しいんです。
神社に参拝するのと家で神棚に拝礼するのでは全く異なります。神社へは参拝しに行くのですが、神棚は自分が神職の代わりとして拝礼しているのです。地方に行くと毎月氏神社から神主がやってきて祭事を行うところがありますが、それでも毎日神饌を捧げると言う事は神主に代わって神事をするということを意味します。これは人間が神に仕える行為なのです。
一方参拝は人間が神に挨拶することです。

忌中は命日より50日間を指します。この間神社本庁の冊子を見ると神に祈る期間としています。
つまり人間が神の御前に出て故人のために祈る期間だから潔斎をしなければいけない。潔斎は社会活動全般を絶つことを意味していますから、本来は忌み小屋に篭ります。この間は家の神棚を世話できないから閉店ガラガラっとシャッターを閉じるのと、人間として神の前に立たないことから拝礼もしません。
この間は潔斎して神と直談判で故人の冥福を祈るわけです。
でも現在では50日は皇室典範だけです。神社本庁でさえ忌引きは10日が最長です。
そして神社本庁の冊子には「祓えを受けてれば忌中でも祭事ができる」とあります。そう、イザナギは禊によって穢れを祓い、スサノオは祓えによって積みを許された。つまり祓えによって積み穢れは消えるのですから忌中だろうと祓えをすればOKなんです。
手水は清めですよね、鈴は「鈴祓え」といってお祓いなんです。つまり神社参拝をして手水を使い鈴を慣らせばOKということなんです。
気になるなら神社にお願いしてお祓いを受ければOK。拝殿の外で受ければ何も問題はありません。

さて今回の主題は「忌」ではなく「喪」です。忌の期間は本当は上記の如く参拝できるのですが、現在風に倣えばとりあえず控えます。この期間は最大50日。
では「喪は?」・・実はこの期間はありません。『喪は故人に弔意を表わす期間』と神社本庁では説明しています。神職を育てる教師の説明では「心にポッカリ開いた穴を埋める期間」だそうです。
悲しみに沈んでいたら食事すら取る気にならないですよね。
先日直接の関りは無いものの、高校の後輩でもある勘三郎が亡くなった時には日課である神社詣と散歩もする気になれず、一日喪に服しました。食欲もわかず、一日、どんよりしていました。
つまり「喪」は何かを「してはいけない」のではなく“する気になれない”というのが正解。
逆に言えば何かをしよう、悲しみを越えて行こうと決意した時点で喪明けなのです。
本人の心情次第だから戦後の忌引き規定には喪が設定されていないのです。
だから自分が喪だと思えば一年でも二年でも神社詣でもおみくじも引かなければいい。年賀状も出す気になれないのだから出さねばいい。逆に今日の明日でも悲しみを乗り越えて行こうと思えば初詣もおみくじも構わないということです。
    • good
    • 9
この回答へのお礼

おはようございます。師から御教えをいただいたように感じました。私には、とても理解し易い貴重な答えでした。本当にありがとうございます。心身共に健康で、あらためて、父が好きだった本来の明るい私で在り続けたいと思います。初詣し、おみくじも引き、父の冥福を祈って参ります。本当に、素晴らしい答えをありがとうございました。喪中の事もすっきりいたしました。

お礼日時:2012/12/31 07:26

日本人ほど宗教に無知で無関心な国民は居ないと、


神仏に神事や祭りに占いまで、本質を知らなくても信じれば救われるとか・・・

まあ普通葬儀が有ったらしばらくは、祝い事等は控えるでしょうけど、其れに皆さんにお知らせまでしてる訳ですからね。

但し死は誰にでも必ず訪れる事、其れを何でも不幸だと捉えるのも変な話で、残った家族や親族が如何に幸せを築くかが重要で、お墓参りや法事も先祖への生きてる家族が健康などを、墓前の前で見せたり報告するのが本当の供養でも有ります。

つまり此処まで書いてきた全部を理解して居れば、   但しお参りも占いでも其の相手をもうけさせるだけですよ、 仮に大吉であろうが凶でも、又お参りしても本当のご利益などは何です。

人生に得や幸福が単にお参りだけで叶う程楽なはずが、
    • good
    • 2
この回答へのお礼

そうですね、本当に大切な事は生かされている現在の私に感謝をして亡くなった父に安心してもらえるように暮らさなくてはいけませんね。ありがとうございました。

お礼日時:2012/12/31 08:18

詳しい事は、私にはわかりませんが、私は、初詣も行きましたし、おみくじも引き、破魔矢等も購入しました。


ただし、鳥居は行き帰りともくぐらず通りましたよ。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

そうですか、破魔弓も。鳥居はくぐらずに。わかりました。そうしてみたいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2012/12/31 08:20

回答者1の方が詳しく書いているので、



我が家(東京都在住)は、喪をお知らせした方々からの
寒中見舞いを頂戴してから、
家族一同の健康、明るい笑顔で過ごせる今年で有る事を
願い、神社にお参りします。

私ども夫婦、2組の子供夫婦、初孫はおみくじを引く気には
なりませんでした。
    • good
    • 2
この回答へのお礼

そうですか。やはり、寒中見舞いをいただく時期というのは、正月気分の晴れやかさが少し薄れてからですよね。おみくじもやはり気持ちの問題ですね。貴重なご意見をありがとうございました。

お礼日時:2012/12/31 08:24

>喪中の初詣やおみくじ



      ↓
喪中の期間内は神社仏閣には、喪に服する意味合いと静謐な社に穢れを持ち込まない為に参詣しない習わしが有ります。
ただし、葬儀の時の浄めの塩と同様に、死者は穢れていない神仏に成ったおられるとして、参詣についても宗教宗派によっては異なる解釈も有るそうです。

私の場合は、父母から教えられ、実践してるのは・・・<3親等以内か、親しくしている4親等までの場合>

◇喪中の神社への参拝(正月3が日)は避ける。

◇1月4日または5日に参詣する。
その場合には鳥居をくぐらず、脇から入って参詣し、神殿に参拝や拍手はしないで少し離れた所で一礼をする。
従って、おみくじや破魔矢・絵馬等は購入しなかったと思います。



※関連記事

http://www.ohnoya.co.jp/faq/dictionary/nenmatsun …

http://www.glhome.lixil-jk.co.jp/blog/2009/12/po …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

そうですね。私も三が日が過ぎてから、そっとお詣りしようと決めました。やはり、穢れている、いない、を問題にするより、気持ちの問題ですね。亡くなった父に安心してもらえる、心身共に健康な私でいられることが一番大切ですね。貴重なご意見をありがとうございました。

お礼日時:2012/12/31 08:30

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!