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スレッドを開いて頂きありがとうございます。
一見何を問いたいのか意味不明なタイトルだと思いますので、説明させて下さい。

日常生活の中で私たちは、「他者を警戒し、その人によそよそしくする」ことが時々、あるいは頻繁にあると思います。
例えば、電車の中でたまたま自分の隣に座っている人が居眠りをしていて、その人が携帯電話をポロッと床に落としても拾ってあげないとか。

しかしこのように他者を警戒する事は、めぐりめぐって(無意識のうちに)私たちの自己肯定感を低下させるのではないでしょうか?
というのも私たちは普段、理想の恋人や友人には「白馬の王子様」や「聖母マリア」をイメージしていると思います。「白馬の王子様」や「聖母マリア」は、隣の人が携帯電話を落としたら絶対に拾うでしょう。
自分の理想の人間であれば絶対に行うはずの行為を自分はしていないという事実は、(無意識のうちに)私たちの自己肯定感を低下させるのではないでしょうか?
わかりづらい質問ですみませんorz
面白い回答をお待ちしております!

A 回答 (12件中1~10件)

大学で社会心理学を専攻している者です。



「他者を警戒すると自己肯定感が下がる」という傾向は、あると思います。
それは全ての人がそうなのではなく、統計的に、ないし多くの人々を観察した際のおおよその傾向として、という意味でです。

なぜなら、見知らぬ他者一般をどれくらい信頼できると思うかという「一般的信頼」や、他者に対してどの程度用心するか、警戒心を抱くかという「社会的用心」といった概念が心理学にはあり、それは臨床心理の場でよく用いられる「自尊心」や「自己肯定感」と関連があるからです。
つまり、他者を信頼せず用心深い人は、対人不安や評価懸念を抱きやすく、同時にそうした人々は自尊心や自己肯定感を内的に維持することができず脆弱である、という知見があるのです。

「他者を信頼すること」と「自尊心を保てないこと」とは相関がある、ということです。
でもそれはあくまで”関連がある”のみであって”因果関係がある”ことが強く実証されているかどうかは私はわかりません。

Googleスカラーや対人心理学の文献など読めば、そういう知見はたくさん読むことができます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
相関であって因果関係ではないんですね!グーグルスカラーやってみましたが、面白いですね。教えて頂きありがとうございます。

そして、ハニーさんのお陰でわかって来ました。
恐らく、因果関係になっているのだと思います。
なぜなら、自尊感情が高い人物は物怖じせずに堂々と(←→びくびく警戒して)振る舞う事が予想できるからです。
つまり、警戒の度合いが自尊心に影響を与えるというよりは自尊心の度合いが警戒心に影響を与えるという事かな?
実体験からも、警戒している人は卑屈な目をした人が多い気が…

どう思われますか!?

お礼日時:2013/01/04 06:37

あちらの質問で回答しても無駄のようなので


私もこちらに失礼します。

>しかしこのように他者を警戒する事は、
>めぐりめぐって(無意識のうちに)私たちの自己肯定感を低下させるのではないでしょうか?

その通りです。私はいい加減に辟易しました。
あなたのような行為を何千人が今まで行ってきたか。
言っても無駄だと思っているからああいう答えしかできないんです。

自分たちのお仲間のした軽率な行為が
巡り巡ってあなたに跳ね返ってきていますよね。

あの質問では激しく我々を警戒し、自己肯定していましたが、
結果はどうなりました。

あなた方は理想論でしか文句をいいません。
でもネトウヨと中傷している人は膨大な証拠を出していますよね。
それに対してあなた方が詳しい証拠を出したところ見たことないんですよね。

自分たちが高尚だという思い上がりが自己肯定感とやらを低下させていませんか。
だから我々民衆の牙があなた方に憎悪を向けるんです。
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うぅぅんと、ネットウヨと決めつけたがり、そのような人間を排除したがるあなたは、自己肯定感が低下してますね。


あなたは、相手を『ネットウヨだ!!』と決めつける一方で、自分に嫌悪感を感じて、自己否定している。
なぜ、そのような結果になるかというと、"ネットウヨ"達が言う事が正しいのかも!?という意識があなたの中に一部分あるからだ。

あなたは固定観念に縛られ、自由な思考を妨げられている。
このままでは、不自由な人生を歩む事になりますよ。(笑)
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No. 8です。



> 1と2の違いがよくわかりません。1も結局は2に集約される例ではないですか?

何というか、一般的・日常的に捉えるならば、いっしょくたで良いと思います。
ですが心理学という学問で捉えるならば、両者は異なります。

「信頼」にせよ「自尊心」、「評価懸念」にせよ、普通は心理尺度が存在し、個人のパーソナリティーを得点化できるようになっています。
例えば色々な人に「あなたは人を信頼する方ですか?」という問いを尋ね、「1:全然信頼しない~7:とても信頼する」というように回答してもらいます。
そして信頼○点、自尊心○点、評価懸念○点というように個々人が持った得点を複数集め、統計的に解析します。
そうして統計処理をすると、重回帰分析とか媒介分析といった言葉を検索してもらうとわかると思うのですが、因果関係のパスは先ほどの(1)と(2)で異なりますし、それを裏付けするために議論しなければならない事柄も変わってきます。

一つ一つのパス(因果関係を結ぶ矢印)がなぜ理論的に予測できるか(その因果関係が理論的に成立するか)が、上記のような調査を行う上では重要になってきます。
ですので、(1)と(2)は学問的に考えると異なります。

それぞれの概念で有名な尺度を載せておきます。

一般的信頼尺度・用心深さ尺度(山岸)
http://www.inss.co.jp/seika/pdf/2/001.pdf
自尊心尺度(ローゼンバーグ)
http://www.sed.tohoku.ac.jp/library/nenpo/conten …
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この回答へのお礼

詳しい回答ありがとうございます!

お礼日時:2013/01/08 09:21

No.8です。



> 自尊心の度合いが警戒心に影響を与えるという事かな?

私も直観的には賛成です。
ただ、その因果プロセスにはいくつか可能性があると思います。

(1)「自己の価値に自信がないから、他者が自分に良く振る舞ってくれないのではないかと疑う」という因果関係でしたら、まさにダイレクトな「自尊心」が原因で「他者への用心や警戒」が強くなるという結果、の因果関係が得られると思います。

(2)自尊心の維持には、幸福感など内的要因によって維持する人と、他者から認められたり地位を獲得するなど外的要因を通して維持する人とがいるそうです。(確か出典はDavid G. Myersの『Social Psychlogy』)
そして人から認められたり地位を獲得することを通してでなければ自尊心を保てない人は、基本的に自尊心を高く維持するのが難しく、低自尊心になると言われています。
この場合、「自尊心」が「対人不安・評価への懸念」と関連しており、その「対人不安や評価懸念」というのが「他者への信頼・用心・警戒」と関連している、という可能性があります。
こういう場合には、因果関係は「自尊心」-「対人不安・評価懸念」-「信頼や警戒」というプロセスでつながっており、「自尊心」は「対人不安」を”媒介して”「信頼や警戒」を予測する、と表現します。
媒介要因が存在し、ダイレクトな因果関係ではない、ということです。

(3)他者を信頼したり警戒したりする「信頼・警戒」の性質は、「他者の信頼性を正しく見積もる能力(見極め能力)」と関連がある、という研究があります(山岸俊男『信頼の構造』が出典です。)
そこから考えると、「他者を正しく評価・見極めできる(スキルがある)」→「自信を持つ(自尊心が高まる)」→「スキル+自信から、他者を信頼する」というプロセスもあるかもしれません。

こんな感じでしょうか。
心理学における、心のメカニズムの論理は、社会や文化と密接に関わっておりとても面白いです。
但し、注意しなければ言葉遊びや屁理屈・言葉のあやになりかねません。
特に自尊心や自己肯定の概念は、研究者によって異なる場合もあります。定義付けが重要です。
過去の研究や文献などを読んで、自分なりにその問題点や良い点を判断しながら、私も研究していきたいと思います。
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この回答へのお礼

ご丁寧な回答ありがとうございます!

山岸俊男さんは知っています。ですので、3はある程度理解できます。
しかし、1と2の違いがよくわかりません。1も結局は2に集約される例ではないですか?

お礼日時:2013/01/04 21:07

「他者」とは、自我の一部です。


それを警戒するという事は、自分自身を分かっていない事
であり、自己の矮小化(肉体への従属、衝動による不連続、
他律的社会性(貨幣、出世)への隷属etc.)において、
自覚的行動との間に矛盾が生じ、「自己肯定感」が下がっ
て当然です(他を含む「自己」の肯定感ゆえ)。

現象的には、もはや人類は社会生命化しており、誰も一人
では生きられず、衣食住どれをとっても世界中の人々の
営為に依存しているのです。
原理的には、我々の感じる存在=有限性は、認識において
派生しており、そこにおける無=無限不確定性の潜在として
の認識可能性の時系列化(プランク定数の減少(物体収縮
=宇宙膨張)の時間軸化)と相補的に空間性は派生しており
(自我仮説(時間的流れ=記憶=過去=超光速)と時空仮説
(空間的広がり=予測=未来=光速下)の認識可能性(感受
表面=現在=光速)からの対発生)、そこにおいて、「認識
可能性」の時間的不連続=自我仮説と、空間的不連続
=他人は等価であり、その原理性の射影が、自然環境
との物質循環や生態系の共生、意識における社会生命化
といった、環境との補完的相互作用に結果しているのです。

そこにおいて、自己中心的考えは自己存在の本質に矛盾
しており、意識の低下であれ環境との齟齬であれ、真の
生きる目的である精神的充足量の最大化に反する結果に
しかならないのは必然なのです。
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「自己創造の原則」という本があります。



「行動は動機を強化する」というのが、自己創造の原則です。

何かを怖がって、その何かから逃げると、その何かがますます怖くなります。
逆に、勇気を持って行動すると、ますます勇気が湧いてきます。
誰かを好きだと思って、その人と話をすると、ますますその人が好きになります。
自分の考えが正しいと思って、それを誰かに納得させようとすると、ますます自分の説が正しいと感じるようになります。

このように、何か行動をする事は、その動機となった感情を強化するのです。
あらゆる人は、そうやって、行動する事で常に新しい自分を創造し続けています。
尚、この場合の行動には、あることを「しない」と言うことも含まれます。

単純に考えれば、他者を警戒してその人によそよそしくする度に、警戒する気持ちが強くなるでしょう。

しかし、ご質問のケースの場合、「理想の人格と現実の自分を比べる」と言う行動の動機が問題だと思います。
もしそれが、そのような理想の人格になりたいという願いであれば、その願いがますます強くなるでしょう。
理想の人格よりも自分が劣っているという劣等感であれば、その劣等感がますます強くなるでしょう。

後者の場合、それはすなわち、自己肯定感の低下だと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました!

お礼日時:2013/01/03 20:44

あなたに何があって、それを聞きたがっているかが、


気になります。

ぼくにおいては、自己肯定感を下げないと思います。
ただ、あなたの場合は下げるかもしれません。

というのも、ぼくは好き嫌いが激しいからです。
理想の自分もまた、好き嫌いが激しいのです。

つまり、他人を警戒したり、キライな人間を救わないことは、
ぼくの理想を否定することにならないのです。

あなたのように聖人君子を理想にする方なら、
自分の考えと行動に食い違いがあって、
自己肯定感を下げるかもしれませんね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
好き嫌いですか。私も 激しいですがw
PHOENIXEVILさんは、みんなに愛想よくするより、好き嫌いの激しい恋人が好きなのですか?

お礼日時:2013/01/03 19:30

>他者を警戒すると自己肯定感が下がる?



 他人は悪意をもっていることを前提に行動すると、倫理や道徳、美徳、慈悲から自分が遠のく。

 理由もなく他人を疑う後ろめたさでしょう。

 しかし、他人の過失を警戒するのは、自己防衛の意味ではむしろ自己肯定となりますね。

 次の地震で原発がまた爆発するかもしれないから、原発の近くに住むのはやめよう。
 福島以外の原発は危険かもしれないが、電力会社や政府を信じて、原発を再稼働しよう。
 
 どちらも自己肯定ですね。 

 原発について言うと、他者を被害者、被曝者にすると、原発推進は後ろめたく、他者を、国、国民全体とすると原発推進は自己肯定されますね。
 これは、差別構造なんですね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。けっこう考えが洗練されてきました!

お礼日時:2013/01/03 04:56

ちょっと気になったので、解答します。



物理的に、そこには携帯電話を拾っている自分と、拾わない自分。どちらも同時に存在します。(物理ではこの場合、存在という言葉は適切ではないそうですが、一般的に読みやすくするために存在としておきます。)

多世界が同時に存在することについての、考え方のきっかけとなる、思考実験を考案した学者がいらしたのですが、名前を忘れてしまいました。ごめん。
その思考実験の通称が、「○○○の猫」だったような気が。。。○○○の部分を忘れてしまいました。
ご。め。ん。な。さ。い。

つまり、拾うか拾わないかは、あなたしだいです。では、忙しいのでこのへんで。
なんだか都市伝説みたい。ぷっ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2013/01/03 04:56

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