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プログラマは35歳定年と言われますが、SEは何歳定年ですか?

A 回答 (3件)

昔からよく言われるネタです。



定年というのは、ある年齢を設定して、この仕事はこの年齢までしかやってもらえないというのが普通ですから、そういう意味でプログラマ定年などということを社則で設定している会社は存在しません。
60歳超してまだプログラマやっている人もいますから、そもそも定年というのはありません。
私は大学院で物理学をやりましたがそのときの指導教授はもう90近い年齢ですがコンピュータで理論計算を続けています。

ではどういうデマなのかというと、必ずしもデマではない。噂の立つ理由はあります。
日本では、と言っておきます。
プログラマというのは実際にコーディング作業を行う人で、SEはその上位に立って内部設計や詳細設計を行う人ということになっています。日本では。
で、コーディングというのはある意味で体力気力と関係しています。
バグができますからデバッグということをしなければならないので残業や深夜作業を平気で行わなければならなくなるのです。
そういう健康を害するような作業につくためには、叩いたぐらいで死なない体力が必要です。
だったら年齢によって限度があって当然です。
85歳のひとに深夜作業をお願いして夜中に倒れられ死なれたら困ります。

さきほど言いました60超したプログラマ実在していますが、実は迷惑です。
なぜかというと20台のメンバーといっしょに仕事をしていて説教たれたりするからです。それも30年以上前のプログラム常識を振り回す。
Javaでコーディングしているのに、DBのデータレコードロック管理をプログラムでやるべきであるなどと言うのでもはや実害になっています。
Javaご存じだったらおわかりでしょうが、そんなことはフレームワークの仕事であって、アプリではやってはならないのです。

SEは体力関係ないからそんなことはないか。いや、そうではない。
確かに直接コーディングの機会は減りますけど、部下のプログラマがうなっていたら横について指導かたがた作業を手伝う必要が出ます。
また、何が問題で現場の生産性が遅滞するのか分析するために、出来上がったプログラムの解析をすることもあります。
自分のプログラマ時代はCだったけれどPHPの指導をする必要が出たりするから勉強は怠れない。
こういう仕事は知的な意味での重労働ですから、体力や気力と無関係ではありません。
むしろ人間関係を考慮する必要がある分ストレスは大きい。

若い人はわからないかもしれないけど、老化はものすごく人それぞれです。
40ぐらいからもう隠居じみた言い方をする人も居ますし、70すぎているのに議論また議論が平気な人もいます。
70超してSEの人とは、先日動画サイトの設計管理について数時間議論しましたが手ごわい相手でした。

その意味でITは、言葉通りの意味の定年はありませんが、体力気力が喪失したときが臨終だというように思ってもらって構いません。

さきほど「日本では」といったことを説明しておきます。
アメリカでは、IT技術者はすべてprogrammerです。SEだとかアナリストだとか別名で区別しません。
仕事が地続きだからです。
だから、新しいデバイスのアイディアを思いついた人が現実に自分でそれを作ってソフトまで入れて発表します。
ジョプスなんかがやってきたことはそうでしょう?
これは品質という面から言えば問題あるのですが、職人の作品と考えたら話は別です。
木を切り倒すこと、裁断すること、かんなをかけ角を落とし、彫り込みを入れ組み立ててやすりをかけ、塗装するまでやるのが職人芸です。
ちなみにこれをプロトタイプといいます。
こうやって作った製品を大量生産することにし、工程分解し製造ラインに乗せる段階で品質管理が発生するのです。

日本の話に戻って、プログラマ定年説の根拠は、製造ラインの一角の仕事を何歳までやらせるかという概念からきています。
つまりプログラマはある製造ラインの中でたとえば枠にねじをはめるだけの仕事、というようなイメージです。
作業全体を分解し、個々の専門作業にしてしまって効率を上げてきたのが日本産業で、その方式にITをはめてきたので、定年制みたいな言葉がでてきたのです。

考え方はあなた次第です。
勉強を怠らず、考えることをいとわないのなら、命ある限り現役でいられます。
ルーティンワークしかできなければ、どこかで「おまえもういいよ」というときが必ず来てそれがあなたのその職種での定年になるのです。
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何事も一流になればそれなりに食べていけますよ。



一流ではなくても若い人ができない持ち味をもった利益がでる仕事をできるのであれば問題ないです。
PGであれば35歳ぐらいまでには、SEでも40ぐらいまでにはその道をみつけられないとつらいかも。
将来的にさらに上をめざすなら、中間管理職にいったほうが楽だとは思うのですが^^
中間は大変ですが、その上までいければ・・・です。


では。
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元SEです。


私は60歳定年まで、現場でSEでした。
30人くらい同僚がいたのですが、60歳まで現場でSEというのは、2~3人ですね。
多くは50歳前までに、異動・転職か、社内の雑務管理のほうに移っていきます。
私の場合は、特定業務に特化したSEとして、お客様と渡り合えましたので、生き延びれたのでしょう。
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この回答へのお礼

専門家がいいんですよね
ありがとうございます

お礼日時:2013/01/07 12:34

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