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会計の勉強をしています。

大学の講義で、「発生主義会計における費用計上のプロセスと資産について、棚卸資産と個別的対応、有形固定資産の減価償却、繰延資産を言及しながら説明してください」という問題がありました。

いまいちよく理解できてないこともあり、上手く言及しながら説明することができず困っています。お詳しい方は是非ご教授願えないでしょうか?どうかよろしくお願いします。

A 回答 (1件)

以前、会計の勉強をしていましたが、もうかなり忘れてしまいましたので、、


あいまいに、同じ目線で書きます。


発生主義とは、たしか、 


費用および、収益の計上のタイミングにおける原則のことだったと思います。
現金主義と、よく対比をされる概念ですね。


売り上げて、現金をもらった時に、収益を計上して、費用は、金を払った時に、計上すれば、面倒くさくない、という考え方があります。そういうのを、現金主義というのです。


売り上げて、その売り上げに、貢献したと思われる費用を計上しよう、というのが発生主義的な考え方です。


講義の論点は、費用における発生主義と、資産との関係です。
(収益に関しては、実現主義という、現金主義のあいのこみたいなものがでてきます)


発生主義的は、期間損益の適正化の観点、つまり、費用収益の対応原則から、要請された損益の認識原則です。
(費用収益の対応のみそは、「収益に対応させる」というところです。これはひとまず置きます)


現金主義だと、金を受け取るタイミング払うタイミングで、損益計算書が全然違う顔になる。
それじゃ、年度比較もできないし、不正もし放題じゃないか、ということです。
そういうことを回避する手段として、費用の認識における原則としては、発生主義が今のところ、適正だとされています。


ある期間における、経営状態を把握する上で、収益と費用が因果関係を持って対応することが、望ましい、というわけです。だから、資産に関しても、収益を獲得するのに使われたとみなされる分を、期間を区切って、計上しよう、という発想が出てきます。



そのような理想のもとに、有形固定資産を割り算で割って、、みたいな、いろいろ小細工をするのです。


紙面の都合上、有形固定資産の減価償却についてさわりながら、お茶を濁そうと考えています。


たとえば、
「発生主義会計における費用計上のプロセスと資産について、有形固定資産の減価償却、を例にだして、説明してください」という問題を考えます。


発生主義とは、損益の計上における認識のタイミングに関する原則です。


たとえば、費用で考えれば、費用が発生したとみなされるタイミングにおいて、費用を計上する、というものです。


発生主義は、期間損益計算を適正に行おうという発想から、生まれています。
すなわち、費用収益の原則における損益認識の考え方です。


費用収益の原則においては、費用は、発生主義、すなわち、収益の獲得に貢献したとみなされる経済的価値の消費を、計上することが、対応する概念である現金主義よりも好ましいとされます。


さて、費用認識において、発生主義を採用すると、資産(経年して収益獲得に貢献する経済価値)を、どのように取り扱うか、という問題が生じます。


発生主義においては、資産は、計算する期間において、獲得した収益に貢献したとみなされる費用について、認識をし、計上します。


その一つの例示として、有権固定資産があります。


発生主義的な発想からすると、稼働した有形固定資産の価値の消費は、収益獲得に貢献したとみなされ、その期間における有形固定資産の経済価値の消費分、費用計上する必要が生じます。


その計上を、減価償却と称し、定額法、定率法など、様々な工夫がなされています。


こんな感じでしょうか。。。


繰延資産については、費用の発生主義的な認識において、生じる勘定です。
一般に経過勘定といわれるやつです。


棚卸資産の繰延に関しても、材料を買ったりした段階では、まだ収益と対応していないとみなされるから、販売したものに対して、売上原価で対応させるのです。売上原価も、発生主義的な発想から来たものです。


。。だらだらと、書いてしまいました。
だいたい、そういうことだという認識を持っています。
本筋はあってるとは思うのですが、、

参考になれば、うれしいです。
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この回答へのお礼

とても参考になりました。おかげで発生主義会計の理解を深めることができました。 ありがとうございました!

お礼日時:2013/01/06 13:54

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