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No.4
- 回答日時:
自衛隊の話題になると必ず現れる誤解が「(1) 練度 (実戦経験)、(2) 兵装の質と量、(3) 情報能力の無視」です。
・・・まだまだたくさんありますが、筆頭はこの 3 つではないでしょうか。(1) の練度 (実戦経験) に関して言えば何処の国の軍隊でも戦闘を行なっている兵士の大半は入隊して数年の若い兵士であり、実戦経験のある古参兵にしても訓練以上の実用的な経験をしている者など僅かしかいないものです。
10 年前に実戦経験があると言っても実際の経験者がどれほど残っていると言うのか、後年に伝えるだけの Know How が充分に蓄積されたのか、その Know How は他国には知られていないのか・・・と考えれば実戦経験の優位性を実証できるのは Israel 軍ぐらいのものでしょう。・・・ちなみに私は厚木基地の近くに住んでいて毎日米海軍の F18E/F Hornet 戦闘機隊の訓練を見ていますが、厚木に居る連中は Newbie なのか、呆れるほど下手くそですよ(笑)。・・・去年の夏、司令が堪りかねたのか、百里の F15J (空自) Battery を呼んで模範飛行をしてもらっていたのを見ました(笑)。・・・同時に横転旋回を始めて旋回終了時にはきちんと数十秒の進入間隔が採られる Touch Down 前の Break 機動は Blue Impulse でお馴染みのものですが、空自の F15J は一発で決めて帰っていったのに、米海軍の F18E/F 部隊は誰ひとりとしてこれができないんですよ(笑)・・・まあ車庫入れ (空母発着艦) 訓練ばかりやらないことは命に関わる部隊ですから実戦機動訓練などろくにできないのも解りますが、Finger Tip さえろくにできない (できるのは EA-6B Prowler の連中だけ(笑)) なのには呆れます。・・・米軍で一番強いのは沖縄に来ている Langley の F22A 部隊なんでしょうね。
空自の場合、訓練時間とその内容は世界でも Top Class であり、年間百回を超える Scramble 発進は「憲法の制約上、必ず誰かが先に撃ち殺されない限りは決して反撃してはならない」ことになっているなどの様々な条件下で「相手機を決して都市部や基地近傍に近付けさせることなく追い返さねばならない」のですから「命懸けの実戦」以上の技量と胆力が要求されていると言えるでしょう。・・・海自の P3C 乗り達も同様です。・・・私としては沖縄に来ている Langley の F22 戦隊と空自の F15J-II 部隊との異機種間戦闘訓練をやったらどうなるのか・・・対 F15C 100:0 の F22A Socre に土が付くのではないかと思っているのですが(笑)・・・。
(2) の兵装に関しては弾数 (Missile の数など) こそ必要最小限しか持っていませんので即応能力は合っても単独での持久戦には不可能と言われますが、日本は単独で戦争することはあり得ず、必ず「余った武器を売りたくてしょうがない(笑)」米国が支援に入りますので、即応分を使い果たしても直ぐにも無尽蔵の補給を受けられます。
その即応分も稼働率という点では世界 Top Class ですので、日本の周辺国が実際に稼働できる兵装の量を (単なる飾りではなく) きちんと算出すれば自衛隊の兵装力が如何に大きなものかが直ぐに判るものでしょう。
(3) は殆んど指摘する者がいないのが信じられないのですが、戦争は「敵よりもいち早く目標 (敵) を発見して、敵に悟られないように近付き、敵が気が付かないうちに敵を屠る」のが鉄則であり、そのために最も必要なことは戦闘機の運動性能や Pilot の技量、或いは戦艦の砲撃力などではなく、平時からどれほど相手の情報を収集しているかの情報収集能力と有事に於ける情報活用能力です。
かつて大韓航空機がソ連の戦闘機に撃ち落とされた際、米国は大韓航空機を撃ち落としたソ連機の Pilot が地上管制局と交信している内容の録音・・・「このままでは追い付いてしまうぞ! 抜いたらもう燃料切れで再度撃つ機会はないぞ! 撃っていいのか?どうするんだ? 解った、撃つ!」という生々しい肉声・・・を世界に公開したことがあります。(下記参照 URL)
この録音は米軍が行ったものではなく、陸上幕僚監部調査第 2 部別室 (通称「調別」) が行ったもので、日本政府は自衛隊からその日のうちに米軍に録音 Tape が渡ったことを把握していなかったのですが(笑)、まあ自衛隊は A No.3 WW-D さんが仰るように日米合同軍の一部 (Parts) として機能する軍事組織でもあるので、緊急時にはそれこそ A No.2 Subaru_Hasegawa さんが仰るような「あてにならない日本政府」など飛び越えて直接「日米合同軍」情報管制機構と連絡を取り合うことになっています。
日本政府の対応能力を考えれば A No.1 dragon-man さんが仰るように憂慮すべきことが山盛りの自衛隊なのですが(笑)、御質問者さんの質問内容は「>海自空自の戦力が外国と戦争になったとき戦況を優位に進めることが出来るのでしょうか?」ですので、開戦の瞬間以後の事ですよね?
開戦の瞬間までは日本政府の対応 Manual がボロボロですので果てしなく心配ではあるのですが(笑)、一度開戦 (防衛) の指令が下ってしまえば後は「日米合同軍の 1 Parts である自衛隊」の仕事ですので、心配は無用です。・・・頼るべきは自衛隊 (日米合同軍) だけなのですから信頼しましょう・・・信頼出来ないのであれば信頼出来る組織になるように応援しましょう(汗)。
>弾道ミサイルがいくつも飛来してきた場合撃墜し打ち落とすことが出来るのでしょうか?
これは世界中どの国でも (米国でさえも) 極めて難しい課題であり、全てを撃墜することは不可能です。
でも、敵側も「決して撃てない」ものであることを御理解ください。
撃墜できないものを撃ち込まれたら、相手を決して許さず、撃滅させるのが「当然の報い」でしょう?
貴方は愛する家族や恋人が弾道 Missile で殺されたら「判りました、ゴメンナサイ、貴国の奴隷になりますので許してください」と懇願しますか?
日本政府が降参して賠償金を払うなどと抜かしたら「ふざけるな! 税金を払わないぞ! 解散総選挙だっ!」と Demo' るでしょうし、敵国の人々を無差別に殺戮する「過激派」の復讐を「そんなことをしてはいけません」などと止めに入りますか?
優秀な頭脳と技術と大量の資金力を腐るほど持っている(笑) 日本人が組織する Terrorist 集団 (過激派) の怖ろしさは Al Qaeda どころの比ではありませんよ(笑)!
そんな日本人相手に必ずや復讐劇を生み出す「弾道 Missile による攻撃」を敢行する国はその決定を下した時点で「自国の滅亡」に署名したようなものです(笑)。・・・米国の報復代行をあてにするまでもありません。
そういうことを考えられない平和ボケの日本人が怯えている間は「弾道 Missile」も有効な脅しになりますが、実際に弾道 Missile を持つ周辺国の「脳ある人々」は「脅し以外には絶対に使えないもの」であることも理解している」筈です。・・・もはや「脅し」にならなくなりつつあるのは「経済制裁」の例を見ても判るかと思うのですが、物事を多方面から精査せずに Media 報道に踊らされて一面的な見方でしか考えることなく、軍事力だけで戦争を考えたりして怯えてしまう人々がいる間は「弾道 Missile による脅し」も効くのかも知れませんね。
まあ自衛隊が世界一強い軍隊である必要は全くなく、周辺国からの攻撃に即応して一定期間、日本を守り抜けば良いのであり、その際に日本の民間人や自衛隊員の死傷者を 1 人でも少なくするために最高性能の兵装を必要最小限保持することと、第二陣で出張ってきてくれる米軍の弱い部分 (対潜水艦艦隊防衛戦闘能力) を補える能力があれば良いのですから、現在の能力が特に劣っているわけではありませんよ。・・・尤も最近は尖閣諸島問題などの島嶼防衛能力も求められるようになってきましたので、海保の梃入れなどいった多少の組織改良は必要でしょうが・・・。
参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/大韓航空機撃墜事件
No.3
- 回答日時:
強い。
海自・空時は世界最強。日本の自衛隊は日米合同軍という大規模軍の中の特殊任務を担当するパーツになってる。
その特殊任務とは主として日本近傍の防衛任務だが、この任務遂行上で障害があれば日米合同軍の別のパーツの支援を受けられる。
自衛隊の行動はイコール日米合同軍の行動であり、自衛隊の行なう戦争は日米合同軍の行なう戦争。
こういう観点から言えば、日米合同軍は世界最強、人類史上最高の軍勢であるので、したがってその中の1パーツである自衛隊は当然世界最強。人類史上最高の軍隊。
日米合同軍の本拠地は北米大陸奥深くにあり、どの国も自滅覚悟でなければ攻撃できない。
そこから無尽蔵に戦力を繰り出す。
今後は米国の国力衰退が顕著になっていくため、日本周辺の安全保障能力を維持するためには自衛隊パーツの能力増強が必要。
もっもと良いのは日本の核武装だが、この前提として米国との集団的自衛権の行使が必要。
日本の核武装は当然日米合同軍の日本パーツの核武装として行なわれるが、米国にそれが国益に寄与するものだと確信させる必要があり、その理由で日本の集団的自衛権発動による米国攻撃核ミサイルに対抗する報復核攻撃を日本から北朝鮮・中国に行なえば、これほど効果的なことはない。
ここで両陣営の戦力比は圧倒的に日米合同軍が高くなる。
将来はこの手だけが中国陣営に対抗する唯一の戦略となる。
No.2
- 回答日時:
自衛隊の話題になると根拠もなく練度が優れていると言うが、全くアテにならない。
何故ならば半世紀以上、実戦経験がないからだ。エロ本しか見たことのない童貞が
セックスが巧いと自慢しても誰も信用しない。それと同じ事です。
No.1
- 回答日時:
日本の自衛隊の戦力は装備の性能、兵士の練度は優れていますが、憲法9条の縛りがあって、必ずしも戦況を優位に進めることは出来ません。
例えば今時点で世界最強のF15戦闘機を有していますが、社会党などの左翼政党が憲法を盾にとって反対したので、航続距離を伸ばすための空中給油機能を取り外してあります。航続距離を短くして、他国本土を(中国のことです)直接攻撃できないようにしてあるのです。つまり完全に撃たれたら撃ち返す程度の自衛能力しか持たせていないのです。しかし実際に戦闘になったら、そんな悠長なことを言っておられません。いちいち給油のために基地に戻らなくてはならないので、長時間の戦闘も出来ません。日本をターゲットにしたミサイルが据え付けられていることが分かっても、それを叩くことは出来ないのです。最大の問題は敵側から攻撃を受ける前にこちらの戦力を使うことが出来ないことです。つまり、撃たれる前に撃つことが出来ない、出来損ないの軍隊なのです。最初の数時間はそこそこの戦いが出来るでしょうが、あとはもたないでしょう。近代戦争はミサイルが最重要兵器です。中国は数千キロ射程の中距離弾道弾(それも核弾頭をつけた)をたくさん持って日本に狙いをつけていますが、日本は持つことはおろか、議論することさえ出来ません。戦闘機や護衛艦の局地戦はいざ知らず、本格的戦闘になったら手も足も出ません。
ミサイルを打ち落とすためのPAC3を持っていますが、短距離ミサイル用のもので、宇宙空間から落下してくる中距離弾道弾は撃ち落とせません。
今のままでは見通しはまったく暗いです。
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