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NZドル建て定期預金の広告を良く見かけるのですが、
3、6、12ヶ月間と、期間が長くなるにつれて、金利が下がっています。

期間が長い方が金利が高くもなりそうなのに、なぜ短期の方が金利が高いのでしょうか?

また12ヶ月を定期で預けるとしたら、
・12ヶ月を1回
・3ヶ月を4回
上記の2つの方法のメリットデメリットを教えてください。
どちらが得なのか、得をするなら同時にどういうリスクの下に成り立つ得なのか、正直分からないです。

よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

短期が高く、長期が低いのは金利が下降局面にあるからです。


ニュージーランドの例でみると、2008年12月始めには6.5%あった金利(政策金利)が2009年1月終わりには3.5%になりました。
2ヶ月足らずで3%も金利が下がったのです。
もちろん、政策金利と銀行預金の金利は違いますが、話を単純化する為に同一だと考えると11月までに預けた人は6.5%の金利が貰えるのに、2月以降に預けた人は3.5%しか金利が貰えないことになります。

金利が下降する局面を今回の質問にあてはめますと、例えば3ヶ月金利が2%で12ヶ月金利が1.5%だったとします。
そして3ヶ月後に3ヶ月金利が1.5%まで下がったとします。
更に3ヶ月には1%まで下がりました。
すると、一年間を2%、1.5%、1%、1%で預けたことになります。
これを平均すると1.375%となります。
ということは1.5%で預けていたほうが儲かったことになります。
あくまでセオリーですが、金利の下降局面では長期で預け、上昇局面では短期で預けるのが有利です。

ただ、リスクという観点から見れば3ヶ月と12ヶ月の金利差など無いに等しいです。
たかだか、0.数%金利が良かったか、悪かったか位のものです。
そんなことより、為替差損や銀行破綻(外貨預金はペイオフの対象外)リスクの方が何百何千倍もデカイです。
もし、外貨預金を考えているのならば、運用期間や預入金額、預入時期を良く考えて、後悔しないと思える理由を持った上で預け入れると良いと思います。
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この回答へのお礼

丁寧なご回答をありがとうございました。

金利の下降局面では長期、上昇面では短期なのですね。
それを考えると、まずその国の経済状況から見て行く必要がありますね。
とても勉強になります。

ペイオフのお話も、改めてリスクを認識しました。
外貨預金のリスクも踏まえて、考えたいと思います。

ありがとうございました。

お礼日時:2013/02/27 20:39

本当に確実にリターンが欲しいならばNZの国債や地方債を買うべきです。

これは日本の証券会社でも買えます。最低単位は1000NZD額面で、クーポン利率と売買価格は違いますから差額を調整します。
銀行預金よりは国債の方が信用出来ます。尚保管手数料として年間3150円(3年払いなら割引あり)必要ですが、これは数量関係無く必要な為投資額が増えると有利に働きます。
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この回答へのお礼

なるほど、NZの国債もあるのですね!
調べてみます。ありがとうございました。

お礼日時:2013/03/03 15:13

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