プロが教えるわが家の防犯対策術!

こんにちは。
最近、尖閣諸島関連で防衛兵器のニュースを見聞きすることが多くなりました。
その中で、日本はイージス艦を6隻保有しているという話を耳にしました。
気になって調べてみると、イージス艦は1200~1300億円もするんですね!対してアメリカ最強の戦闘機F-22は200億円程度と書いてありました。乗り組み員の数もイージス艦は300人ほど必要だとか。

ステルス性能もあって、機動性も桁違いで、乗り組み員の数も対して必要としないステルス戦闘機の約6倍程度のコストを払ってまで装備するイージス艦の凄さとはいったい何なのでしょうか。
イージスシステムというのはそんなにも凄いものなのでしょうか。そもそも、艦船は航空機と比較して何が優れているのでしょうか。

どなたか詳しい方がいらっしゃいましたら回答よろしくお願いします。

A 回答 (8件)

戦闘機は燃料消費が一番少ない飛び方をしても、数時間しか飛んでられません。


戦闘行動を取ったら、1時間位しか飛んでいられません。
それと搭載できる兵器の量が限られています。
戦闘機は対艦攻撃の装備をしても、せいぜい敵の軍艦1~2隻しか攻撃できません。

艦船は燃料、食料、水が有る限り、1日24時間何カ月でもその場に留まることが出来ます。
イージス艦は何隻もの敵艦を相手に出来ます。

F22戦闘機にイージス艦と同じ攻撃力を持たせようとすると、5,6機は必要になります。
つまり、F22戦闘機にイージス艦と同じ事を求めるのなら、朝から晩まで1日24時間交代でそれだけの数の機体がその海域に飛んでいなければなりません。
それに戦闘機に必要な人員はパイロットだけではありません。
整備や補給をする人間も必要です。
戦闘機を1日24時間交代で常に飛ばせようとするのなら、それらの人間も交代制で1日24時間対応させなければなりません。

そうなると、費用と人員はイージス艦1隻よりもはるかに多くなります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
やはり、一番の違いは稼動時間にあるということですね。航空機を稼動させるためにかかる人員と費用のことも考えないといけないわけですね。参考になりました。

お礼日時:2013/03/06 19:44

>ステルス性能もあって、機動性も桁違いで、乗り組み員の数も対して必要としない



その代わり、1000m以上の滑走路と機材(格納庫とか機材とか)と整備や運用を行える多数の人間を備えた基地が必要になります。
嘉手納基地なんかだと戦闘機24機と空中給油機のために20000人以上の人たちが働いてます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
戦闘機24機に20000人ですか・・・。とんでもない人員がかかるのですね。甘く見ていました。参考になりました。

お礼日時:2013/03/06 19:49

 そもそも目的というか用途が違うので、単純比較は難しいんですけれど。


艦船と航空機の基本的な違いは皆さんのおっしゃるとおり、一番大きいのは「時間」ですね。

 F-22は制空戦闘機、大雑把に言うと文字通りその空域の航空優勢を獲得するための戦闘機です。基本的には早期警戒管制機などのコントロール下で、もっぱら敵の攻撃機や戦闘機、爆撃機などを攻撃する任務につきます。搭載できるミサイルは数発ですので、そんなに多数の敵を想定しているわけではなく、また滞空時間も数時間に限られています。

 イージスシステム艦は、元々空母を敵から守ることを目的として開発されました。当時のアメリカ空母の仮想的は旧ソ連の攻撃機・爆撃機による対艦ミサイル。それも、数十~数百発もの多数のミサイルを同時に放ってくる「飽和攻撃」からの防衛が目的です。そのためイージスシステム艦は、自ら多数の対空ミサイルを保有することに加え、艦隊の他の艦のミサイルもコントロールする能力を持つという、「艦隊防空システム」の頭脳=要という役を担っています。昨今ではこの機能に加え、弾道ミサイルの探知迎撃能力も付加されていますので、より対象範囲が広がり、強力になっています。

 ということで、F-22とイージスシステム艦では、獲得目標や対処する相手の数と種類、対応できる時間など、大きな違いがあります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
数十~数百発を前提としているのですか。もしその数のミサイルを撃墜できるとしたら、とてつもない防衛力ということができますね。参考になりました。

お礼日時:2013/03/06 19:48

間違いなく凄いものです。

今時の最新兵器同志の戦いは相手に見えないところからの攻撃がほとんどです。相手に見えるところで打ち合うことなどほとんどありません。尖閣で中国艦船が至近距離から射撃用レーダーをロックオンしたそうですが、極めて拙劣と言うか、時代遅れのやり方です。それしか機能がないからです。戦闘機だって、今頃は敵機が見えてからミサイル発射などしません。見えたときには勝負が付いています。
イージス艦の最大の武器は衛星ネットワークを含めたネットワークシステムの中枢機能であることです。誘導ミサイルなどは、極端に言えばオマケです。湾岸戦争の時、最も猛威をふるったのは米軍のネットワークと情報機能でした。あれから20年、今ではその様相がはるかに進化しています。今の時点では、日米のネットワーク戦闘能力は中国のそれよりはるかに勝っています。自衛隊のイージス艦はいわば最新鋭情報ネットワーク型巡洋艦です。大きさに比べて値段も高いです。なにせ高度技術の塊ですから。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
イージス艦は、単体の攻撃力よりもそこに搭載された電子機器が重要ということですか。
日本が軍事衛星の打ち上げを行ったというニュースをあまり聞かないので、軍事衛星についても頑張って欲しいですね。参考になりました。

お礼日時:2013/03/06 19:46

本来、イージス艦は、空母を守るための護衛船だと思っています。


空母というのは、ミニッツ級原子力空母で3~5兆円の建造費がかかる高価なしろものですが、その搭載する戦闘機の攻撃能力は巨大です。
でも、敵から見たターゲットとしては、でかく狙いやすいものです。なので、敵の攻撃を察知し、反撃して空母を守る役割がイージス艦です。

ただし、イージスが同時ミサイル攻撃に対しての防衛力が優れているとはいえ、想定以上のミサイルの同時攻撃を受けたら、防ぎきれないのは確かです。
海自のCGでは、空母攻撃をイージス艦が防ごうとするが、防衛網をかいくぐってきた最後のミサイルが防ぎきれず、護衛艦が自らを盾として被弾して空母を守るなんてのがありました。

なお、中国は、イージス艦で使われているOSをハッキングし、その防衛力をゼロとする。また、弾道ミサイルの応用で、同時多発的に米国空母を攻撃すればイージスでは防ぐことはできないと考えているようです。

現在、米国は「財政の崖」問題で、オバマ大統領は、3/1、強制歳出削減を発動する大統領令に署名したそうです。
これにより、米国空母4隻の運用が停止されることになりそうです。
世界に対する米軍の影響力がかなり低下していきそうですから、日本は早急に米国空母削減を含む米軍事力削減への対応を考える必要がありそうです。

また、日本への石油輸入ルートであるシーレーンを守ってくれているのも米空母艦隊だと思いますので、それが弱まった場合、日本への石油輸入が停止する可能性さえあります。
シーレーンを守るのが空母であり、その空母を守るのがイージス艦と考えれば、その重要性が分かると思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
「空母」に関しての知識のご教授も含めて参考になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2013/03/06 19:42

 あなたは、目と耳とをふさがれて、喧嘩ができますか?


 私にはできません。

 イージス艦が受け持つのは、まさにこの「目と耳」です。

 戦闘機は「拳」なわけです。
 拳がいくら固く自在に素早く動いても、すぐれた視力や、気配を読む聴力がなければ、喧嘩には勝てません。

 また、敵の艦隊や航空編隊に対してのジャミングも、非常に重要です。
 レーダーやGPS信号を撹乱して、敵が自分の位置や攻撃目標の位置が分からない状態に追い込めば、やられることはありません。
 現代での勝敗は、兵器に搭載された電子戦用兵器の優劣でほぼ決まってしまいます。
 敵より高性能なレーダーとECMがあれば、同じ武装でもはるかに優位に戦えます。

 ですから高額なイージスを競って導入しているのです。
 多数の比較的安価な戦闘機も、少数の高価なイージスも、どちらも非常に重要です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
単体での攻撃力の問題というよりは、戦闘機やその他護衛艦の総指揮を執る役割が重要ということですね。
確かに、ミサイルがマッハのスピードで飛んでいくのだから、機体の速度がいくら速くてもそこまで関係ないのかもしれないですね。参考になりました。

お礼日時:2013/03/06 19:40

自衛隊って、自ら攻撃を仕掛けません


なので、防衛に必要とされるだけの
戦闘機で、充分なのでは。

ステルス戦闘機を保有しているのは
日本への攻撃のために、他国が戦闘機を
使用する事への、プレッシャーになると思います。

イージス艦は、従来の護衛艦よりも
他国のミサイルを察知出来る能力が
優れているので、防衛の為に必要だと思います。

余談ですが
以前、北のミサイルが打ち上げに失敗した際に、
ミサイルを察知出来まかったと、騒がれましたが
あれは、日本への影響が及ぶ前に落ちたからで、
また、当時の政権の、対応がボロボロだった。
政権の無能ぶりを、自衛隊の能力を一緒にして
批判している方がいたが、ちょっとずれていると感じました
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
イージス艦はミサイル防衛に適した防衛兵器ということなんですね。参考になりました。

お礼日時:2013/03/06 19:38

>ステルス性能もあって、機動性も桁違いで


イージス艦にもステルス性はありますし、搭載能力はF22とは桁違い、また、稼働時間もF22に比べて数十倍です。

>艦船は航空機と比較
戦闘機がどれだけの滞空時間か知ってます?
F15でも20分ほど全力で飛べばガス欠になるんですけど。

イージス艦の持つ武装でも調べればその差は歴然としてるんですけどね。

>乗り組み員の数も対して必要としない
乗組員は少ないですが、それを芯する人間・器材は同じくらい必要です。
戦闘機1機では何も出来ませんので。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
なるほど、稼働時間に大きく差があるのですね。参考になりました。

お礼日時:2013/03/06 19:37

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