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火星と地球に生命が誕生しているとして
環境の違いはあると思いますが
生命が誕生した(誕生できた)確率の違いはどのくらいですか
一般的には銀河系の星の数より確率が低いと言われてますが
それぞれ、どのように算出してるのですか
たとえば、
大気が透明
夜間照明(月)
ハビタブルゾーン
年間気温
星の大きさ
銀河系での太陽系の位置
など
違ってたらすみません

A 回答 (3件)

 生命の存在確率というものの計算方法があるかどうかについて、自分は知りません。


 自分の認識としては、生命科学者が、あらゆる物理的及び化学的なファクターを考慮して、論理的に予測を立て、およそある星の環境においては、生命が「居そうだ」、「居なさそうだ」という「確からしさ」として発表しているのではないか、と思っています。
 その、根拠となるファクターは、取りも直さず、我々が生まれた環境を持つ、この地球が尺度となっている訳です。

 通念を通して、赤道を中心として温暖な気候があるため、ある程度、化学反応が効率的に進み、それによって生成された化合物が安定的に存在できれば、より複雑だったり多様な性質を持つ化合物が集積していきます。
 それが、帰納的に結合し、これまた有機化合物であるDNAやRNAが仲立ちをすることで、その個体が自己複製能力を獲得し、受け継がれる仕組みが出来上がったとき、それを生命の誕生といってよいのでしょう。

 そして、ある環境に生まれた生命は、その環境に適応できたものだけが生き残り、対応できなかったものが滅びる、淘汰という選別が行われ、より環境に適応できたものだけが生き残っていきます。

 また、当初は、

  ・天体がハビタブルゾーンにいなければ、化学反応が進み難く、生命誕生の可能性は限りなく低い。

という悲観的な考え方が一般的でしたが、

 ・ヴォイジャー計画により、木星のエウロパは氷に覆われているのが観測されたが、さらにその下は液体の水である事が判り、また地熱によりある程度の温度まであって、生命存在可能性の第一候補になった。

 ・NASAがわざわざ記者会見まで開いて、本来「リン化合物」であるべき所を、大半の地球生命にとって猛毒である「ヒ素」を採用している生命が発見されたと発表した。

 ・土星系探査計画の、カッシーニの子機ホイヘンスプローブによる衛星タイタンの観測で、タイタンの大気の主成分であるメタンによる気象環境があり、川が存在していることで、メタンの雨が降り、大気循環の環境が確認された。
 そのため、タイタンには生命存在の可能性が出てきた。

 ・微生物の環境に対する対応力が知られるようになり、また、かつて火星には大量の液体状体の水が存在していたことが確実になると、火星は再び生命存在可能性の上位に返り咲いた。

 ・深海の海嶺などにある、数百気圧・数百℃にもなる熱水噴出鉱床のような過酷な環境にも適応し、動植物、微生物などの多様な生命が存在している。

 ・南極の氷の中というエネルギー源の乏しい環境にですら、バクテリアが存在している。

などのように、旧来の考え方では及びもつかなかった可能性や、強い生命の事例が出てきているのです。
 ですから、生命の存在確率の計算方法について、我々はまだ全てを知らないんだと思います。

 従って、案外、太陽系の中に、身近な「隣人」がいる可能性はかなりあると思います。
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地球の生命体存在確率は100%。

現に多くの生物と,人間が生きて活動している。
火星の場合は限りなくゼロに近い。衛星や探査機でも,確認できないから。
大気の透明度,星の大きさは余り関係ない。
ハビタブルゾーン内にあれば可能性は幾らか高まるが,生命の元,有機物の存在が確認できていない。
年間気温や惑星の位置もほぼ関係なし。
水素と酸素があれば,生命の源泉たる水の存在が期待出来る。
火星大気には僅かなCO₂の外,水素・酸素がほとんど存在しない。但し極地方には氷があるかも知れない。
銀河系での太陽系の位置は,広義のハビタブルゾーン内には位置するので,完全にゼロではない。

と言った所でしょうか?
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そりゃあ、気分屋の神様のみぞ知るとこですな。



と言いつつ↓

参考URL:http://www.itmedia.co.jp/anchordesk/articles/070 …
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