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B12であるメコバラミンとシアノコバラミンですが、

メコバラミンについて
>メチルコバラミンは、ある種のバクテリアによって優先的に産生されている。この物質が環境中で重金属と接触した場合には重金属をメチル化することになり、その重金属が水銀である場合には極めて有害なメチル水銀を作り出す場合がある

とウィキペディアに書かれているのを見ました。

病院でメコバラミンを処方されているのですが、長く飲み続けるならメコバラミンより、シアノコバラミンのほうが良いのでしょうか?
メコバラミンは長期飲み続けると有害の可能性ありますか?

A 回答 (2件)

折り返しとなります。


では、その文書の現物をご覧頂くほうが良いです。
エーザイ、「医療関係者の皆さまへ」(大衆向けではない警告あり)
メチコバール錠250μg・錠500μg・細粒0.1%のインタビューフォーム
http://www.eisai.jp/medical/products/di/IF/MBL_T …
コピペにて20ページVIII.安全性(使用上の注意等)に関する項目15.その他の注意
水銀及びその化合物を取り扱う職業従事者に長期にわたって大量に投与することは避けることが望ましい。
(解説)
本剤が有機水銀中毒を発現しないことは以下に示すごとく基礎並びに臨床研究によって証明されてい
るが、本剤開発中に水俣病(メチル水銀問題)が発生し、社会問題となったため、念のため
「水銀を取り扱う職業従事者に長期に大量投与は避けた方が望ましい」との記載がなされた。
1. 本剤は試験管内で塩化第二水銀と反応して、メチル水銀を生成する
が、ヒト血液中などの蛋白存在下ではこの反応はみられない。
2. ラットを無機水銀添加飼料で飼育した際に、経口的に本剤を投与し
ても生体内メチル水銀が増加しないことが証明されている。 (引用文献23)
3. 臨床的にも、全国の専門施設で本剤投与前後に血中、毛髪中の水銀の量を
測定したが増加の傾向はないことが確認されている。 (引用文献22)

確かにVB12コバラミンの中でメチル基という性質を与え活性化させている物ですが
少なくとも「水俣病ではなく、妊産婦へ注意喚起を行った件で言われる
マグロ類など魚介類に平常時に含有の重金属と相関が思われるリスク」は
「メチコバール(先発薬のエーザイの商標)」の通常医薬物情報では出ていません。

また"メコバラミン"はVB12の他の化合物の貧血というより神経の回復で認可されており、
市販薬では同じくエーザイが5種の複合ビタミン剤として肩こり、腰痛の緩和を謳った
ナボリンS錠剤がありますが、これはメチコバールの用法用量と同じ
一日量でメコバラミン1,500μgとした上でなお、第3類医薬品となっています。
http://www.nabolin.com/products/info/nabos.html
飲み薬で基準通り扱う限りはリスクが軽い、と解釈されているようです。
先回答の参考ページで「VB12自体は大量摂取しても排泄するシステムが有る」とあります。

日本ジェネリック医薬品学会、かんじゃさんの薬箱「ジェネリック医薬品」の検索
"メコバラミン"で検索すると、下記アドレスの「錠500μg」の薬剤形状
http://www.generic.gr.jp/index_sr.php?mode=list& …
以外で、錠250μg、散剤がジェネリックで出てくるのに加えて
「メチコバール注射液500μg」が先発品として出ます。
詳しい経緯は、最初のインタビューフォームに書かれてあります。

くすりの適正使用協議会「くすりのしおり」患者向け調剤説明書のページ
メチコバール錠500μg
http://www.rad-ar.or.jp/siori/kekka_plain.cgi?n= …

エーザイ、「医療関係者の皆さまへ」(大衆向けではない警告あり)
製品情報>メニレット>メニレット病と薬物療法(Web版スライド)
スライド24番(全26)ビタミンB12の種類と効能・効果
http://www.eisai.jp/medical/products/menilet/tre …
コバルトに対して4つの製剤で結びついている性質、効用違いの図示
続きのスライド25番メチコバールの生化学・薬理作用で
末梢神経の各種の合成=組織の回復を書かれています。
(元々はむくみから三半規管を保護する利尿作用の薬と同時処方の紹介)
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この回答へのお礼

申し分無い程に素晴らしいご回答に感謝致します。
見つける事の出来なかった文面を探してくださり、非常に有益な情報となりました。
これで当方も納得です。
本当に有り難うございました。

お礼日時:2013/03/29 11:10

独立行政法人国立健康・栄養研究所内の「健康食品情報プロジェクト」


「健康食品」の安全性・有効性情報ホームページ
http://hfnet.nih.go.jp/
話題の食品・成分(トップ左下見出し)>ビタミンについて
>「ビタミンB12解説」吸収図解含むポップアップ(本来直接リンクはまずいのですが)
http://hfnet.nih.go.jp/contents/detail177.html
(公益社団)日本薬学会、薬学用語解説「ビタミンB12」
http://www.pharm.or.jp/dictionary/wiki.cgi?%E3%8 …

メチルコバラミンは腸から体内に吸収される過程の状態にした「活性型ビタミンB12」です。
また、シアノコバラミンは「眼科で疲労の対処に出る赤い点眼薬」そのものです。

ウィキペディア日本語から抜き出した文節は、加工の全般を指すものではないですし、
医薬品原料供給を厚生労働省に認可された製造所であれば、
そもそもメチル化の工程や原料について「御指摘の危険」も解かった上で
不要な混入物を用いない、品質検査して想定できる不良を完全に除く、は行います。

加工食品扱いのサプリメントでは、シアノコバラミン、メチルコバラミンの採用は
まちまちで、商品ごと表示を見る(VB12で明示されない事も多い)必要があります。

なお、ウィキペディアは募金による運営団体自身も、「善意による知識の文献共有」
を目的にしているため、随時書き込まれる情報の校閲、管制なり監修を行えません。
必要な警告を貼り付けたり、恣意の書き換えを抑えるよう参加者協議を要するなど
作業はしていますが、専門家や当事者自身、表記の公平を知る言語学などの
裏打ちが無い事を念頭に、他の「ネット上の公式情報」併用がまず必要です。

体内のシアノコバラミン吸収過程と重金属のリスクを連ねて書いてしまって
いる所を見ると、化学好きの雑学貼り付けで同じ理屈で書くと「VB12の金属元素で
あるコバルトは鍼灸の鍼素材や泌尿器がんの放射線照射材料でも知られ」も作れますよ。

この回答への補足

ウィキペディアを例にしてしまったのでそのようなご回答になったのかと思い、再度補足させてください。

http://health.goo.ne.jp/medicine/search/40584_1/ …
>水銀やその化合物を取り扱う職業に従事している人は,長期にわたって大量に服用しないようにしてください

このような記述があります。
ここまで書かれると長期に大量ではなくても長期に飲み続ける事は水銀を含む食品を食べる可能性もありますし、危険なのかなと思う次第です。

どうでしょうか?

補足日時:2013/03/27 17:17
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