プロが教えるわが家の防犯対策術!

モル濃度よりも質量モル濃度の方が正確だと解答にあったのですが、それは後者の方は前者と違い温度にあまり影響されないからでしょうか?

A 回答 (2件)

>モル濃度よりも質量モル濃度の方が正確


正確とか不正確とかという問題ではないように思います。

要は使い方です。
pHの算出や平衡定数の計算、浸透圧の計算には分母が体積でないといけません。
しかし、凝固点降下や沸点上昇には質量モル濃度でなければいけません。
これは、温度が変わると体積が変化するので、分母の体積が使えなくなるからです。

通常は計測しやすく扱いやすいモル濃度(体積モル濃度)を使います。
質量モル濃度を使うのは沸点上昇と凝固点降下くらいでしょう。

質問者様が読んだ解答はどの分野のものでしょうか?
    • good
    • 0

温度に限らず圧力でも『体積』は変わることがあります。


なので、モル濃度(体積モル濃度)は実験環境による影響を
少なからず受けてしまいます。

質量モル濃度であれば、温度圧力の影響を受けませんので
より実験環境の影響を受けにくいと言えます。


ただ、実際にいろいろな溶液を作ろうとした場合、体積モル
濃度のほうがはるかに簡単に作ることができます。
実験する内容によって許される誤差を見極めて、より簡単に
(低コストで)実験する方法を計画するのも、科学者の能力と
言えるでしょう。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!