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SPF材は似ている3種の木材をごちゃ混ぜにして売っているとの事ですが、永年劣化の仕方とか、樹種で変わってきたりはしませんか?

というのも、DIYで家具を作りたいのですが、アンティークのパイン家具を目標に、家具の雰囲気作りをこだわりたいと思っています。
素直に「パイン材」を購入すればいいのか「SPF材」でも間に合うのか。
パイン材はパイン材でも種類があるでしょうから、アンティーク調のかっこいい物を作りたかったら、高価なパイン材ということになってしまうのでしょうか?

A 回答 (1件)

確かに、スプルース(Spruce:松科トウヒ属)、パイン(Pine:松科松属)、ファー(Fir:松科モミ科)と、3種ごちゃまぜになってます。

若干匂いが違うはずですが、私は嗅ぎ比べたことありません。さらにトウヒ系は更にホワイトウッドなんて安材が売られてたりしますね。
雰囲気に拘るならば、ここは素直に「パイン材」として売られているものを購入されることをお勧めします。
ところが、「パイン材」にも色々あり、黒松、赤松といった国産の「地松」はもちろん、海外種ではイエロー、ホワイト、ロッジポール、ポンデロッサ、ラジアタ、等々。同じ品種でも産地によっても品質が異なったりします。
DIY家具なら「ホワイトパイン」って白っぽい材が無難と思いますが、そもそもホームセンターなどでは「パイン集成材」なんてくくりで、「何」パインか表示すら無いですね。私の経験上はイエローパインが多いようです。
ま、我々日曜大工人は違いが分かるほどの数は作りませんから、どんな材料でも「こんなもの」と割り切って使うまでですが。

パインは経年によって色が濃くなる傾向にあります。ホワイトパインなどは当初は文字通り白いですが、たった1年でもかなりアメ色に変わり、年々風格を増してきます。これを最初からアンティーク調に仕上げたいのならば、オイルやステインによる着色についてお勉強と実践が必要。私は無垢でしか使っていないですが、塗料を良く吸う部位とあまり吸わない部位が混在しているので、均一に色を決めるのは難しい…。色は薄めにオイル仕上げして、定期的にメンテ塗りしながら経年変化を楽しまれるのが良いかと思います。

あとは、割れが出やすいのでネジ固定する場合は必ず下穴を空けるべきですし、ヤニ溜りがあることも多いので木取りに余裕をもっておいたほうが良いです。
アンティーク調にカッコいい作りにするならば、トリマかリュータによる加工も欠かせないですね(^^;


ま、とにかく愉しんで作るのが一番ですし、長く付き合うほど味も出て愛着もわくものです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2013/04/23 12:31

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