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私はピアノ弾きではないのですが、最近ショパンを知ってからというものありとあらゆる作品を
聞きこんでいます。練習曲はもはや一般の練習曲の域を超え、バラードやスケルツオといった
カテゴリーを確立した等ほんとうに偉大ですよね。ほれぼれしてしまいます。

それで質問ですが(ショパンに限らず)作曲家って一般的に何期に分けられるのですか?

例えばショパンは円熟期にバラード4やスケルツオ4等の規模の大きい傑作を次々と発表した
のであるというような記載を書籍等でよくみます。
ではショパンに限らず円熟期以外はどのような区分に分けられるのですか?

例えば商品のライフサイクル等からヒントを得るとすると
導入期(=初期)、成長期(=成長期)、成熟期(=円熟期)、衰退期(=?)
やはりこういう分類の仕方になるのでしょうか。

上記の理解でただしければ例えばop10の練習曲やピアノ協奏曲1番を作曲した19歳前後は何期に相当するのか?
バラードを作曲し始めた24歳前後は何期に相当するのか?
ショパンの成長と共にそれぞれの期の定義と、変遷について解説いただけたらと思います。

A 回答 (1件)

多くのクラシック作曲家が「一般的に何期に分けられる」なんて自分は聞いたことないですよ。


ショパンがそうなっているのは、ショパンだからではないでしょうか。

ちなみに自分が愛してやまない作曲家は、おおまかに「初期・中期・後期」と分けられ、さらに厳密に5つの期に分けられるそうですが、そこに円熟とか衰退といった意図はなく、あくまで「音楽性(その時期の嗜好とか何かからの影響)の観点からの区分け」になっています。
そういう分け方になっている理由として考えられるのは、成長期にあたる作品がかなり少なく(公に出されなかっただけかも・・)、生涯のどれも注目に値する作品で駄作が極端に少ない作曲家であることと、生涯を通して革新の追求や開拓心が強い作曲家は「ここが円熟でここが衰退」等と呼びにくい性質であること・・・が考えられます。
そもそも若い頃の作品が殆ど無いとか、若い頃からそれなりに完成された作品を残しているなら、「成長期」なんて呼ぶ間もありませんしね。
ただ、当時は独墺系の音楽が崩壊し西洋音楽がめまぐるしく変わっていった時代であった為、この時代の作曲家はひとところにとどまる創作活動がやりにくい状況にはあったかもしれませんけど。逆に言うと、この頃の作曲家は、ある程度の革新性を成した者だけが大きく名を残せている気がします。

・・・という風に、作曲人生における流れ(作品の質の波も含む)は、作曲家や時代背景によってまちまちなのではないでしょうか。
ショパンを判断する上でのご参考までに。
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