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例えば、10個の未知数を含む6個の式かがあるとします。

10個の未知数の内、4個が分かったとすると解ける場合もある、と思うのですが、これはどのように証明したらいいのでしょうか。

A 回答 (6件)

←No.2「お礼」欄


「初期値」?
16元12連立「一次」方程式については…
方程式以外から値が与えられる未知数が3個では一意に解は求まらない →正しい
方程式以外から値が与えられる未知数は少なくとも4個必要 →正しい
方程式以外から値が与えられる未知数が4個あれば解が一位に決まる →係数による(から正しいとは言えない)
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この回答へのお礼

ご指摘ありがとうござました。
よく分かりました。

お礼日時:2013/04/24 20:26

そーか。

線型とは書いてなかったか。
非線型だと、一般論なんておよそ不可能だろうなあ…
できることは、「たぶん、自由変数の個数は
(未知数の個数)-(方程式の個数) なんだろな」と
ヤマをかけて計算を始めることぐらい。後は、
個々の方程式の式形にべったり依存した議論になる。
連立一次方程式なら、正体がよく解っているけどね。
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 「解ける」の意味ですが、皆さんも仰っているように、未知数10個(x1,x2,・・・,x10)で条件6個(J1,J2,・・・,J6、各JkはJk(x1,x2,・・・,x10)=0)でも、不定解の意味で解を持ち得ます。

例えば2x-y=0の解は、直線y=2x上の点全てです。

 またJ1,J2,・・・,J6の中に両立し得ない条件があれば、解なしになります(余り出会った事はないでしょうが)。例えば、異なる平行2直線の交点を求めようとした場合、などです。

 たぶん一意の解は存在するか?だと思いますが、一般的には、条件数と未知数が同数なら「そうなる見込みがある」しか言えません。以下は証明ではなく、イメージです。イメージなので、多元連立一次方程式でなくてもOKです。


 4個の未知数がわかったとして、残りをx1,x2,・・・,x6で表します。Jk(x1,x2,・・・,x6)=0の形は、定数項(既知数)は左辺へ移項してしまった、という事です。

  1)J1(x1,x2,x3,x4,x5,x6)=0をx1について解き、x1=L1(x2,x3,x4,x5,x6)を作って、J2~J6のx1に代入します.
   J2~J6は(x2,x3,x4,x5,x6)だけで表された条件になります.

  2)J2(x2,x3,x4,x5,x6)=0をx2について解き、x2=L2(x3,x4,x5,x6)を作って、J3~J6のx2に代入します.
   J3~J6は(x3,x4,x5,x6)だけで表された条件になります.

・・・を繰り返し、5)まで来ると、

  5)J6(x6)=0の形になっている.

のは、わかると思います。連立一次方程式なら、3・x6-2=0みたいな形です。ここからx6=2/3と求めます(←L6です)。

 すでにx2=L2(x3,x4,x5,x6)のような、各xkを残りの未知数で表す式は手に入ってますので、x5=L5(x6)からx5を計算し、x4=L4(x5,x6)からx4を計算し、・・・と1)~5)の代入消去を逆順にたどれば、x6,x5,x4,x3,x2,x1の順番で解が得られます。


 イメージが成立するのは、条件数と未知数が同数の場合とわかりますよね?。そして注意も同じです。

 J1~J6の中に、同じ条件が形を変えて紛れている時があります。その場合は、不定解になり得ます。1)~5)のL1~L6のどこかで、0=0のような、条件にならない式が出てきます(だけど大抵は、計算違い(^^;))。

 J1~J6の中に両立不可能な条件があれば、解無しです。そのケースでは、L1~L6のどこかで、3=0のような、成り立たない式が出てきます(だけど大抵は、計算違い(^^;))。

 さらに一般的には、解が一つとは限りません。J6(x6)=0が、2次方程式x6^2-3・x6+2=0になってしまうようなケースです。これの解は、x6=1,2ですが不定解とは言いません。一つではないが、固定された数値になるからです。

 そして、どっちを使用するか悩む(^^;)。
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問題は


「多元連立方程式」というだけで
だれも「一次」とか「線形」とかいってないこと.

一次なら線形代数の教科書をみれば
解空間のことは書いてある.
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解がある場合に、解空間の次元は


係数行列の dim Ker だから、
10 元 6 連立の際、パラメータが 4 個とは限らない。
係数行列の rank を r として、
解のパラメータは 10-r 個になる。
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この回答へのお礼

素早い回答いつもありがとうございます!
検討に時間がかかり、お礼がいつも遅くなってすみません。

具体的には16元12連立、と考えています。初期値が何個あると解が一意に決まるか、ということが問題なのですが、もちろん式の係数に依るので一概には言えませんが、「初期値は3個では一意に解は求まらない」「初期値は少なくとも4個必要」を言いたくて、

1.前者は正しい
2.後者は係数による

でよろしいでしょうか。

お礼日時:2013/04/20 21:24

http://siva.cc.hirosaki-u.ac.jp/usr/mnishi/08LA/ …
↑これの、定理4.3
要するに、定数項ベクトルが、係数行列の像空間に入ってればいい…という話だから、
未知数の個数と方程式の個数が一致する必要はなく、10元6連立の場合にも使える。
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